神戸の素敵な本屋さん 1003に行ってきました。
皆さん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
中華の香りと共に失礼します。
上の写真は神戸の中華街、南京町の夕暮れの様子です。
皆さんは神戸という街についてどのような印象をお持ちでしょうか?
活気に満ちたカタコトの日本語と湯気が飛び交う街?
洗練されたハイカラさんたちの集うファッションの街?
それとも、世界に開かれた海の玄関口?
どれも、正解。
いずれもが神戸の顔です。
いくつもの要素が集まり、モザイクのように様々な表情で訪れた人を楽しませてくれる街、神戸。
そんな素敵な神戸はまた、多くの本屋さんがある街でもあります。
神戸市中央区だけでも約40店舗が日々、本と人の出会いを生んでいます。
その中から今回僕がご紹介するのは2015年オープンの「1003(センサンと読みます)」というお店。
小さいながらも存在感を増しつつある、オススメの本屋さんです。
南京町を抜け、さらに西へ進んでゆくと、白い外壁が可愛らしい建物が見えてきます。
1003さんは、こちらの2階で営業中。
こちらのドアから2階に上がりましょう。
お店へ続く階段は、結構急なので足元に注意しましょう。
艫綱のような手摺りに港町神戸らしさを感じます。
入り口の引き戸を開け、店内に入ります。
細長い電車の車両のような空間には古本・新刊・リトルプレスなどさまざまな本が並んでいます。
食べ物や、お酒、詩にまつわる本が多い中には、少部数出版の本たちも取り揃えられていて、本棚を眺めているだけでとても楽しいです。
レジ寄りの棚に新刊本、お店の奥に古本というような住み分けがされているのも分かりやすいです。
お店の奥に置かれた大きなスピーカーからは面白い音楽も。
見上げた棚にはコワモテの『神戸市史』が。
存在感がすごいです。
鳥瞰図、面白そう。
味のある色味。
お店中央の机に平積みされたオススメたちには、ついつい惹きつけられてしまいます。
『パリのおさんぽⅡ』どんな本なんでしょう。
おやおや?
1003では窓に面したカウンターでビールをいただくことができます。
実に嬉しいことです。
ほろ酔いで本棚を眺めることができるなんて。
もちろん、ジンジャーエールなどのソフトドリンクもあります。
僕もこういう本を読めるようになる日がくるでしょうか。
『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』
漢詩と暮らすってどういうことでしょうね。
ロマンスに辞典が?
これまた気になる。
何もわからないタイトル。
レジ横の、本や本屋さんに関するコーナーも興味深いですね。
ちなみに1003が紹介されている『日本の小さな本屋さん』もこちらに並んでいます。
僕はこんな面白そうな本を購入しました。
ワクワクします。
重厚な文学、民俗学から個性あふれるリトルプレス、モザイクに散りばめられた本たちが並ぶ本棚を眺めていると、実に神戸っぽいなあという気持ちになってきます。
神戸は散策しても散策しても、次々に面白いところが出てきて飽きない街ですが、夢中になって歩き回っていると疲れてしまうかもしれません。
そんな時には、1003に立ち寄ってビールでも飲みながら、本棚周遊としゃれ込むのもオススメです。
というわけで、今回はここまで。
今日も素敵な本との出会いに、感謝。
営業時間:12:00〜20:00
定休日:火曜日、第2・4水曜日
鉄道各線元町駅から徒歩5分
みんなで写真を撮ろう! #同時多発早朝フォトさんぽを開催しました!
皆さん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
先日、こんなツイートをしました。
平成最後の大晦日に、日本中の人たちと同時刻に撮った写真を投稿して楽しみたいなと思ってのことでした。
自由に楽しんでもらいたかったので、場所も機材も被写体も、なんなら撮影スタイルも限定せずに募集をかけてみたところ、普段の僕からは考えられないほどのリアクションをいただいてしましました。
自分が面白そうだと思ったことに共感が集まるのって、こんなにワクワクするんですね。
これはしっかりやらねば!と思いはしたものの、僕自らレギュレーションなど何も決めていないものですから、頑張りようがありません。
結局なんの事前準備もせずに大晦日を迎えました。
午前5時に布団を抜け出して、ベランダから外を確認してみると、ご覧の有様。
誰だ6時開始とか言ったヤツは……
太陽が登ってくる予定の東の方角を眺めてみても、同じく真っ暗。
スマホで確認してみると、朝日を拝めるのは午前7時ごろ…
どうすんだこれ…ツイッター上の人たち、結構起きちゃってるぞ…
とはいえ今更どうすることも出来ないので、カメラを抱えて寒空に飛び出しました。
ここからが僕が実際に撮った写真たちです。
午前6時ぴったりに投稿したのが、宮崎を代表する河川、大淀川に架かる宮崎大橋。
写真を投稿して、義務は果たしたと言わんばかりに、全国各地から次々投稿される #同時多発早朝フォトさんぽのツイートを確認しておりました。
もはや自分の撮影は後回し笑
この企画で初めましての方からの投稿などもあり、1人でほくそ笑んでいました。
寒いからあったかいハンバーガーを…売ってません。
ドラえも〜ん、早く朝日をのぼらせてよ〜……ってお前誰だ、ドラえもんじゃないな!
なんだその時計は笑
東日本が明るくなってきたというツイートを見かけるたびに、おかしいなという気持ちがむくむくと膨らんできました。
だってこれなんて、どう見ても東の空曇ってる…。
かろうじて北の方は雲が薄いのか、かすかな朝焼けが。
これもものの数秒で失われました。
1人途方に暮れます。
いつもだったらがっくり肩を落として帰宅するところですが、日本中から続々と届く投稿に勇気付けられて撮影を実行します。
これこれ!
1人で撮っているんだけれど、確かに今僕はたくさんの人と一緒に写真を撮っているんだという実感が欲しかったんです!
気持ちを奮い立たせるために、大本命のXF90mmにレンズ変更しました。
このレンズは本当に僕のテンションを上げてくれる。
#ありがとうXF90mm の投稿が続きます笑
河川敷に打ち捨てられたグローブ。
散歩(ガチ)の人たちの朝は早い。
この人たち毎日このリズムなの……?
宮崎とは思えない曇天&寒々しい空。
春は綺麗に桜が咲き誇ります。
早くあったかくならないかな(寒い)
こんなに寒い朝に川に入ってる人がいる!
信じられない!
ちなみに参加者の1人、abcさんが速攻でまとめられた今日の記事にはサーフィンを楽しむ人たちの姿が大量に……。
もはや恐怖を覚える写真です(abcさんの撮られた写真はどれも素敵です)
河川敷は周りがごちゃごちゃしていないので、被写体が際立ちますね。
XF90の立体感、ゾクゾクしちゃいます(風邪か…?)
そんな不安はこのおじいさんのように川に向かって大声で「お〜〜〜〜〜〜」と声を上げて吹き飛ばしましょう。
90mmの圧縮効果も楽しいものです。
遠くにあるものをこちらに引き寄せて、1枚。
このあたりで皆さんの投稿確認のためにスマホをいじる指先が使い物にならなくなりました。
流石に撤退の準備をしつつ、自宅に向かって撮り歩きます(まだ撮るんかい)
近くの材木屋さんで。
朝もここは通ったのですが、その時には真っ暗で見えませんでした。
こうして朝を迎えるに連れて景色が表情を変えるのも、早朝フォトさんぽの面白いところ。
それにしても、材木の集合面白い。
そしてようやくゴール。
6時にスタートして、約5時間。
なかなか頑張ったのではないでしょうか。
主催者のプライドとでもいうのか、なるべく長く歩いていたかった。
日本中の人とこんな形で一緒に撮り歩ける機会なんて、そうそうないです。
あったとしても、参加するためのハードルも相当高いはず。
今回は、そのハードルを地面スレスレに設けたことで、僕みたいな影響力のない人間の企画であるにも関わらず、本当にたくさんの人に面白がっていただけたかと思います。
来年はこういう方面で楽しいことするのもいいなあ、なんて考えたり。
「寒い、暗い、眠い」のハードルを乗り越えて参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
主催者ながら、一番楽しんじゃいました笑
僕はここで一旦、さんぽ終了となりますが、企画自体は大晦日いっぱい稼働していますので、ぜひぜひ大晦日の様子を投稿してみてください。
「#同時多発早朝フォトさんぽ」の投稿を、随時追いかけたいと思います!
この企画に関するブログ記事も早くも登場していますので、こちらも随時ご紹介していこうと思います。
というわけで、今年のブログ納め、とても楽しかったです。
来年もひとつ、よろしくお願いいたします。
それでは皆さま、良いお年を!!
第2回 庵主の、だらだら読んだら?
皆さん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
年末を目前に控え、仕事が忙しくなったからか、あまり読書できていませんが、それでも面白い本との出会いはあるもので、今月出会った中から、特に楽しかった6冊をご紹介しようと思います。
願わくは、素敵な本との出会いの一助となりますれば幸いにございます。
それではいってみましょう!
- 星野源『そして生活はつづく』
- 松尾スズキ『東京の夫婦』
- 川上弘美『大きな鳥にさらわれないように』
- 山内宏泰『写真を読む夜』
- 森下典子『こいしいたべもの』
- 羽海野チカ『3月のライオン』14巻
- これから楽しみなだらだらたち
星野源『そして生活はつづく』
音楽家、俳優、文筆家としてあらゆるところで引っ張りだこの人気者、星野源さん初のエッセイ集です(単行本は2009年、文庫化は2013年です)
「生活」が苦手だという星野さんが「つまらない毎日の生活をおもしろがる」ことをテーマに掲げたこの本、読んでいるとテレビに映る姿からのギャップに驚かされます。
端的に申し上げて、こんなにダメ人間だったのかと思わずにはいられません笑
何ヶ月も携帯電話料金の支払いをすっぽかしたり、スーパーの買い物カゴを持ったまま帰宅したり、締め切り2日前まで確定申告に手をつけなかったりと、本当にこんな人いるの?と思わずにはいられないエピソードが盛り沢山。
こんな男が、ドラマでたくさんの綺麗な女優さんとウフフしてるのかと思うと、腹も立つほど!
というのは冗談として、ぼそぼそとつぶやくようなテンションで繰り出されるユーモアの数々には、ニヤリと口角が歪んでしまいます。
基本的には誰にとっても、繰り返すだけの毎日はつまらないものですが、少しひねくれて眺めてみると案外面白がれるもんだよ、と肩の力を抜くことができます。
抱腹絶倒、大爆笑の面白さではありませんが、読んでいて「ちびまる子ちゃん」の永沢くんのような笑みを浮かべられることは確かな1冊です。
松尾スズキ『東京の夫婦』
2冊目もエッセイ集です。
著者は、星野源も所属する劇団「大人計画」の主宰を務める松尾スズキさん。
星野源を熟成庫にぶち込んで、然るのちに鍋で煮詰めてできたような大人、それが松尾スズキだと勝手に思っています笑
20歳以上離れた妻との日常を綴った、と書くと羨ましい限りで!となりそうだけれど、松尾さんの文章のテンションは、地べたを這うほどの驚きの低さです。
星野源の文章にはまだ「面白いこと言ったろ」感がまだ見え隠れすることがあるのですが、松尾さんにはそれが一切ない。
淡々と、淡々と。
自らを「喜劇人」と称する松尾さん。
若き星野源がひねくれを装備して文章を書くのに対して、ひねくりにひねくり回し過ぎた結果、パッと見ひねくれていないような、でもよく見るとめちゃくちゃひねくれてんなこのオジサン、といったことを感じさせる文章を書かれるなあと思いました。
読んでいてほっこりするということはないのだけれど、スルメを噛み続けた果てにあるじんわりした味わいに似た何かがある1冊。
川上弘美『大きな鳥にさらわれないように』
大好きな川上弘美さん。
この人はついに神話の世界に踏み込んだのか、というのが読了後の最初の感想でした。
はるか遠い未来、疲弊し、その数を大幅に減らした人類が、いくつもの小集団に分かれて暮らす世界を描いた長編小説です。
幾人もの「母」たち、幾人もの「私」、数字の名を持つみずうみの住人、登場人物たちは確かに自分たちの暮らしを営んでいるのだけれど、どこか世界に貼り付けられた記号のように感じられます。
その秘密が最終盤「なぜなの、あたしの神様」で分かった時、思わずため息が漏れることでしょう。
川上弘美は、なんと壮大な物語を生み出してしまったのか。
この人の中には僕たちとはかけ離れた大きな時間というものが流れているのではないか、そう思いました。
新しい「創世神話」オススメです。
山内宏泰『写真を読む夜』
13人の写真家たちが、それぞれどのように撮影と向き合っているのかを、写真家自身の言葉で語ったものをまとめた1冊。
「せっかくなら写真のこと、もっと聴きたい、話したい。そのための場があればいい」と考えて山内さんが企画したのが「写真を読む夜」
東京 代官山のささやかなスペースに場を設け、少人数ながら聴衆も集め、招いた写真家の話にじっくり耳を傾けるという贅沢な時間。
羨ましいことこの上ないイベント。
写真家たちは普段、撮った作品で私たちに語りかけてきます。
彼らの「言葉」も確かに彼らの世界を切り取る武器なんだと感じました。
写真も言葉も、どちらも自分と世界の対峙の仕方を表明する力を持っている。
その力を高めていきたい、たくさんシャッターを切りたい、そう思えた1冊。
森下典子『こいしいたべもの』
前回ご紹介した『いとしいたべもの』の続編です。
いやはや、やっぱり読んでてお腹が満たされます。
皆さんも、自分が食べたものの思い出って結構鮮明に残っていませんか?
しっかり咀嚼して、呑み込んで、自分の体の一部になっているからでしょうか。
食べたもので出来ている僕たちの体に、食べ物の思い出が紛れ込んでいるから、こういう本を読んでいると妙に嬉しい気持ちになるんですかね。
「カレーライス、混ぜる派? 混ぜない派?」は号泣必至です。
羽海野チカ『3月のライオン』14巻
零くんいつ将棋するの!とかそんなのどうでもいいんですよ!(将棋漫画とは)
文化祭の最終シーンではボロボロ泣いたよねえ……
これから楽しみなだらだらたち
うひひ、お正月はだらだら読みますよ〜!
というわけで、今回の「読んだら?」はここまで。
皆様と素敵な本との出会いをお祈り申し上げて、バイバイ!
兵庫県の素敵な本屋さんに行きたかった……!!
皆さん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
あと1週間で新年という年の瀬。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
何かと慌ただしい日々が続いていませんか?
心に余裕がなくなると、ついつい事前に確認しておくべきことをおざなりにしてしまうもの。
忙しい時だからこそ、細かいところに心を配ることが肝要です。
僕ですか?
事前確認とか普段から何もしていません。
臨機応変に対応するから大丈夫ですよ。
という生き方が28年の間に染み付いていたので、今回のような事態に陥ってしまいました。
そう、行く先々で本屋さんがお休み問題です。
今回僕が行きたかったのは、兵庫県相生市の「トキシラズ」さんというブックカフェと、同じ兵庫県たつの市「伏見屋商店」
いや、定休日とかは調べているのですよ。
でもね、地域の本屋さんはイベントごとに参加することも多いのです。
そこの確認を怠ると、こういうことになるのです。
反省…。
そのまま帰って布団に潜り込んでシクシク泣こうかとも思ったのですが、せっかくカメラを持ち出していたので、1人寂しく「播磨の小京都」と呼ばれるたつの市で撮り歩きをして来ました。
使用機材は富士フイルムX-H1にXF16−55mm F2.8とPENTAX K-1にFA Limited 77mm F1.8です。
醤油蔵がたくさんあるたつの市、いろんなところに煙突がにょきっと。
通りには古い街並みも残っていて、思っていたより面白いかも。
普段僕は、本屋さんでしかXF16-55mmを使わないので、スナップで使うと新鮮です。
たつの市は、童謡「赤とんぼ」の作詞で有名な三木露風の生誕地。
電柱を舞う赤とんぼを見つけました。
なぜ民家の表に時計?
最近なかなか街中で見かけないベンチ。
そうめん揖保乃糸も有名ですね。
かっこいい佇まいのそうめん屋さん。
たつの市は城下町でもあります。
お城に興味がないもので、お城自体は撮りませんでしたが…
お庭をぶらぶら。
障子と寒椿。
そうなんです、雨が降っていたんです。
けど、僕の相棒たちはそんなの気にしない剛の者。
本当にいい感じの街並みです。
瓦屋根だらけ。
街の至るところから見える煙突。
背後に山を抱えた街並みって、なんかいいです。
77mmの官能表現…
もう少し寄りたかった。
あまり人がいなかったので、つい目がいってしまう。
昔はどこにでもあった風景なんだろうなあ。
家って感じ。
少年、何をしているのか。
77mmを買い戻してよかったと思った1枚です。
やはり僕には貴女がいなくては。
対して富士フイルムの色味も最高。
池に1匹だけっていうのは想像をかきたてられます。
クリスマス&お正月カラー。
木目の表現力…また77mm、君か。
誰もいないからこその雰囲気。
ポストセクシー(後ろの建物は醤油の資料館です)
というわけで、思いがけず写真を撮ることになりましたが、結構楽しめました。
最近はいろんな人と撮り歩くことが多かったので、1人での撮り歩き方を忘れていました笑
面白いものを見つけても、「これ面白いなあ!」って話せなくて、少し寂しかったですが、自分の納得いくまで同じ場所にとどまって写真を撮る楽しさも久々に味わうことができました。
美味しそうな白だしも買えたし、よかった。
次は、ちゃんと行きたい本屋さんの営業日調べて行きます…。
姫路で友人と鈍器会(フォトウォーク)してきました!
皆さん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
たけさんぽ東京で使って以来、しばらく部屋でじっとしていた、PENTAXの最高にかっこいいカメラ、K-1。
そろそろ使いたいなあと、K-1ゲージが溜まってきていたところで、友人のガッキー君が鈍器みたいなSIGMAのレンズを購入したというので、鈍器会(鈍器のようなレンズで写真を撮る会)をやろうと誘うと、即OKをもらいました。
というわけで、今回は姫路駅周辺で撮った写真をだらだら貼っていこうと思います。
こちらがガッキー君。
まだ学生ながら、動画のお仕事をバシバシこなしている強い人。
僕の周りでは珍しい、Nikonユーザーで、使用カメラはD500。
購入したレンズはSIGMAの50−100mm F1.8 DC HSM Art。
僕はもちろんK-1にD FA★70−200mm F2.8 ED DC AWです!
特に語るべきことはないので、写真バシバシ!
姫路城へと伸びるみゆき通りのイルミネーションを200で圧縮。
そこまでギュッと圧縮できるわけではない、ペンタの70−200。
基本的に雨は嫌いですが、そんなもの恐れもしないK-1と一緒なら、それもまたよし。
雨ならではのスナップを楽しみました。
椿柄の傘おもしろい。
カラフルではないけど、不思議な模様の傘。
闘う編集長のお腹は厚い(26歳)
近くでアイドル(?)のイベントをやっていたようで、でっかいレンズを持っている人が結構いました。
それは雨を防げているのですか……?
真剣に何かを見つめる。
寒いなあ、という声が聞こえてきそうですが、外で飲むお酒楽しそう。
雨でも子どもはノリノリ!
ここまで来て、お城は撮らずに引き返します。
老人の背後をとる獣。
一服。
ウナギってこんな漢字だったかしら。
傘とボケた灯の相性はバッチリ。
かっこいい背中のお姉さん(ピント合ってないけど)
もう飲んでる人たちも
僕らはたい焼きにしました。
2人でキャイキャイ言いながら、たい焼きの写真を撮りました。
最短撮影距離が1.2mで、さらに最大撮影倍率も0.13倍なので、まるで寄れません。
でも拡大したら生地にできた気泡の痕も撮れていたので、満足です笑
たい焼きを楽しんで、今日は解散。
次は晴れた日に鈍器会やろうね、と言って別れました。
最後もピント合わせ損ねた写真で、バイバイ!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
でこ肉が大阪にやって来た! 唸るコスパの万両が最高だった…
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
突然ですがみなさんはお肉は好きですか?
僕は好きです。
毎月29日は国民の祝日にしてもいい、いやするべきだと考えているくらいには肉が好きです。
そんな僕ですが、ある日、大阪でとんでもない肉のイベントが開催されると小腹にはさみました。
そのイベント、名を「でこ肉」といいます。
でこ肉にとは、東京のブロガーでこいさんが主催されている、ただひたすらに美味い肉を食らうというイベント。
アベレージ30〜40人で肉を囲むというから驚きです。
つい先だっても、こんな恐ろしい会が催されたばかり。
肉は文化って何だよとお思いの方はお読みくだされ。
すごいことになってるから。
もはや食べてない、肉浴びてます。
さて、そんなでこ肉ですが、でこいさんが東京にお住まいなので、開催はもちろん東京。
姫路住みの僕はいつも、涙を流しながらでこ肉レポートを読みつつ白米を頬張っていました。
行きたくて行きたくて、生まれたての子牛のように震えるだけの毎日。
大阪開催が伝えられた時、僕は本当に泣きました。
これで死ねるとも思ったとか思わなかったとか。
ともかく、待ちに待ったでこ肉に参加してきたので、その時の様子を写真で振り返ろうと思います。
集合。からのでこさんぽ
でこ肉の当日は、突然の寒波と共に到来しました。
午後1時、大阪駅の時空の広場に集合。
あまりの寒さに集まった時点でお肉を食べたくてしょうがなかった。
こちら主犯のでこいさん。
12月の寒空のもと、腕まくりをして缶ビールを飲む最高にホットでクールな男。
さすが、肉を食うために生まれてきた狂戦士は基礎体温が違います。
そして、でこいさんも御多分に洩れず、カメラ大好きっ子。
今回のでこ肉に参加した面々も全員カメラを愛してやまない人ばかり。
というわけで、でこいさんもせっかく関東から来てくださったので、みんなでワイワイとフォトウォークをすることに。
まずは時空の広場周辺で軽く撮りました。
何やら上空を撮影するタケナカさん(デザインのいいおしゃれなモノを集めたブログ ーblancoo house(ブランクハウス))と、撮る素振りもない(あこがれどっとこむ | あなたの「好き」教えてください )のスズキさん。
普段の目線の高さとは違うところから撮るの楽しい。
ひっきりなしに人が通るので、人気がなくなるのを待ちました。
てとてと走り回っていた外国の赤ちゃん。可愛かった。
エスカレーターのアクリル越しに。
大阪駅で1人の人を撮るの面白い。
30分ほど大阪駅でぱしゃぱしゃして、続いては大阪のフォトスポットといえばということで、中崎町へ。
オシャレトロな雰囲気で、写真好きやお洒落な女子が押し寄せる中崎町。
僕ら以外にもカメラグループがいましたね。
僕は主にAkiさん(Akiの神戸ファインダー)と歩きました。
2人で街の片隅で面白いものを見つけては「へー」「ほー」と言いながらぱしゃぱしゃ。
僕はオシャレじゃないところを狙いました。
見られてる…!
オシャレな雑貨屋さんの前に置かれたラーメン鉢。
ソースカツ。
また君か〜(毎回登場してない?)しゅんさんぽ
最近散々言われてるけど、ホント良い笑顔するんですよね笑
カメラを構えてる姿を撮って欲しいようですが、僕が撮りたいのは後ろの北欧美女です。
端的に申し上げて、邪魔だよしゅんさんぽ!
だららんぽ金沢に参加してくれたけーすけ氏(カメラとさなぎ)は序盤からぐびぐび飲んでました。
飲んでないとやってられないそうです笑
いわゆる中崎町ゾーンには20分程度おりました。
そのまま天五中崎通商店街を突き抜けてゆきます。
怪しげ。
すごい、1本のマフラーをシェアしてる。
人生をシェアして来た老夫婦も良いね。
商店街から一本外れた公園。
Akiさん曰く「クオリティが高い公園」だそう。
クオリティが高い公園では、不思議と童心に返ってはしゃぎたくなるんでしょうね。
たこ焼きを頬張るけーすけ氏に群がるカメラ小僧たち。
なかでも1番はしゃいでいたのがこの人。
のちにXF56mmの無駄遣いと言わしめた、本当に無駄に良い写真。
楽しそう。
なんとなく懐かしい。
今逆上がりできるかしら。
何か恨みでもあるのかってぐらいぐるぐる巻きにされた遊具。
いやあ、活気のある商店街って練り歩くだけで楽しいですね。
天満のあの有名なやつも撮りました!
酒飲みのために用意された栄光のバージンロード。
栄光の未来を予感させるような看板も。
本来ならじゃんじゃん撮り歩いている予定でしたが、あまりに寒いので、お酒班とカフェ班に分かれて、肉に備えて体力を温存することになりました。
それくらい寒かった。
僕はマックスで肉に臨みたかったので、カフェ組に参戦しました。
メンバーはたけさんぽ、しゅんさんぽ、ニシマツさん。
熱狂的な需要のあるニシマツさん(ぐるぐる名古屋)は名古屋から参戦。
それぐらいしてでも参加したいイベント、それがでこ肉。
本格的に日も暮れて。
街に灯りがともる頃、僕たちの瞳も怪しく光り始めました。
そう、僕たちのDNAに刻まれた肉を求める本能が目を覚ましたのです。
さあ、向かいましょう。
伝説は夜、華開く 〜でこ肉開演〜
待たせたな、お腹ぺこちゃんたち。
ついにやって来ましたよ、こちらが今宵伝説の舞台に選ばれた「万両 堺筋本町店」です。
黒地の看板に、肉を思わせる真っ赤な万両の文字。
ただならぬ様子がみなぎっています。
店内に通されて、僕たちがたどり着いたのはメインステージ。
七輪が温まるに連れて一同のボルテージも徐々に高まってゆきます。
たれ、レモン、聖剣エクスワリバーシの三種の神器もスタンバイOK。
そして黄金の水が到来した時、世界は始まりの声をあげました。
もうダメだった。
この後僕は肉を食べた記憶しかない。
完全に場の空気と肉に呑まれてしまっていた。
目の前で繰り広げられる金色肉絵巻に、ただただ圧倒されることしかできませんでした。
口の中での存在感が抜群だった塩タン…
うへぇ…
サシという言葉を実感とともに味わった…
これはいけない!!
18禁だ!!!
3回おかわりしたミノぉ…
ぷりゅんぷりゅん…
肉の匂いにつられてうえせいさん(ホームページ制作の合同会社うえせいや | 大阪府堺市のトライアスロン好きのWEB屋さん)がやって来た。
あまりの美味しさにおどけるニシマツさん。
いやー、参った参った。
あまりの美味しさに注文の嵐。
お酒も飛び交い、もうみんなお会計なんて気にせず、欲望に身を任せて楽しみました。
しかし、最大の驚きは宴の果てに訪れました。
さんざん飲み食いして、1人5,000円を切るという衝撃のアナウンス。
驚きすぎて、酔いが醒めるかと思いました笑
毎週来たいわ…
でこいさん毎週来て…
もうこれ以上書いてたら、いますぐタクシー飛ばして万両行きたくなるから、今回はここまで!!
もうダメ!
でこ肉関西、これからも定期的に開かれることを切に願います。
記念すべき第1回目に参戦することができて、本当によかった。
でこいさん、ありがとうございました!!
万両行きたい…
僕のダブルマウント生活。 【 #CameraBlogAdventCalendar2018 】
みなさんこんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
神の思し召しにより、カメクラが誘うAdvent Calendar2018に参加することになりました。
クリスマスへのカウントダウンをカメクラたちがリレー形式で盛り上げていくというこの企画。
12月8日に担当されたabcさんの後を受けて、僕の番がやってきました。
カレンダーかと思うようなabcさんの記事はこちら。
このように、カメラの沼に蠢く猛者たちが、読者を沼へとドロップキックするという恐ろしい企画に参戦を表明して、いささか後悔しております。
僕のような者では、沼の最深部を覗くことも許されません。
なので、僕は浅瀬でチャプチャプしている様子を記事にしようと思います。
僕が他の人とあまり被っていない点というと、現行でメインマウントが2つあるところくらい。
というわけで、今回はこの1年間のダブルマウント生活についてご紹介しようかと思います。
ペンタくんとフジさん
我が家では違うメーカーのカメラ2台が覇権を争っています。
どちらが真のメインマウントになるのか。
普段は仲良く鎮座しているように見えますが、その実裏ではバチバチに火花を散らしています。
ここでは、そんな風にしのぎを削る両雄をご紹介しようと思います。
赤コーナーは、問答無用の描写で殴るPENTAXが誇るフルサイズ機K-1です。
半世紀以上にわたるPENTAXの歴史、そのDNAの全てが結晶した最高のカメラ。
彼こそが僕を沼のほとりに立たせたカメラであると言って差し支えないでしょう。
まず名前がいいですものね、潔くK-1!ときたもんだ。
実にシンプル。
これなら36.8度が融点の僕の脳みそでも名前を覚えることができます。
そして当然のことですが、ひとたびシャッターを切れば、僕の脳みそはとろけます。
今年の1月に手に入れて以来、僕はひたすらK-1の装備を充実させることに邁進してきました。
その軌跡を少しご紹介。
本を撮るために手に入れたレンズ。
本に寄りまくって装丁の細かいところまで見せることができるので重宝しています。
50mmという画角なので、マクロ撮影以外にも気軽に撮ることができる便利な子。
現行ペンタくんで使える唯一のArtレンズです。
引くほどキレキレな写真が撮れます。
ここから怒涛のLimited三姉妹。
ペンタ使うなら持っておきたいという、非常に評価の高いレンズたち。
今すでに彼女たちは皆僕のもとを去っています。
多分描写の好み的に、買い戻すとしたら77mmだろうなあ…
31と43で撮った写真がほとんどないなか、77mmはたくさん撮ってました。
だけどK-1の操作の仕方ほとんどわかってなかった時点で迎え入れた31mm、43mmも可哀想ではあります…今ならもう少しマシに使ってあげられるか…
と、ウジウジ後ろを向いていても仕方ありません、どうせまた出会うのだから笑
さて次は、上記の3本の画角を1本で全てカバーする、便利ズームですね。
彼に至ってはしゅんさんぽとよこっちさんで広島を練り歩いた時ぐらいしかメインでの活躍はありませんでした。
すまぬ…
サイズも手頃で、写りも良好だったのですが、F値に満足できませんでした。
そして上記のほとんどのレンズを供物とし、召喚されたのがこのナナニッパ。
135mmの単焦点がPENTAXにないので、ズームレンズで代用することにしました。
とてつもなく重いですが、暴力的なまでの写りを見せてくれます。
この重量を活かして筋トレが捗るので、これ以外のレンズを使った時に重さをほとんど感じなくなるというメリットも。
これからガンガン使っていきたいレンズです!
続いて青コーナー、何を撮っても感情を揺さぶられてしまう、富士フイルムのX-H1です。
X-100F、X-T20と着実に富士の樹海をさまよい、彼女のもとにたどり着きました。
静かな本屋さんの中で写真を撮る僕のために作られたような、おしとやかで最高のカメラです。
囁きかけるようなシャッター音。
人生丸ごとブレがちな僕をしっかり支えてくれる、強力なボディ内手ぶれ補正機能。
そして富士フイルムならではの、間違いのない描写。
彼女ようなカメラがそばにいてくれて、ぼかぁ幸せもんだなあ。
そんなX-H1の魅力をさらなる高みへと引き上げてくれるレンズたちもご紹介いたします。
神レンズと名高いこちらのレンズ。
正直なところ、今まで使ってこなかった画角なので、なかなかピンときていませんでした。
しかし徐々に慣れてきたのか、少しずつその良さを味わえるようになってきました。
ものすごく軽量でコンパクトなので、これからどんどん持ち出していきたいです。
僕の手持ちの中で一番好きなレンズがこちらです。
スナップには少々難しいと言われる画角の狭さですが、何も気にせず使いまくっています。
おそらく全レンズの中で最も登場頻度が高いはず。
圧倒的な描写力で、被写体を浮かび上がらせる最高のレンズ。
このレンズを手放すことがあるとしたら、それは僕が写真を撮るのを辞める時、そう言い切れるほどです。
もはや愛。
フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | 富士フイルム
レンズをガチャガチャ交換する手間を省きたい時用にと、1本で色々できるマンとして購入しました。
特に不満もなく、素直でいい子でしたが、本屋さんの内観を撮るのにはあと一歩狭かったので、手放してしまいました。
軽くて持ち出しやすい、優秀なレンズだと思います。
フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR | 富士フイルム
そんな18−55に成り代わって我が家にやってきたのが、赤バッジ先生。
フォトウォークやTwitter上でよくしてもらっているASOBITRIP(あそびとりっぷ)のよこっちさんを介して入手しました。
僕の使命、本屋さん撮影に特化した最高のレンズです。
レンズ内手ぶれ補正がないので、X-H1と組み合わせることでさいつよになる人。
正直、これ1本あれば、大概のことはこなせてしまいます。
2018年の締めくくりとなるレンズ。
手に入れたばかりでまだ何もしていませんが、早くも2019年が楽しみでなりません。
乞うご期待!
さて長々とレンズの紹介になってしまいましたが、特に語ることはないので、最後にダブルマウント生活の功罪について述べて終わりにしようと思います。
ダブルマウント生活の良いところ
メインマウントの座を手にするため、両マウントが切磋琢磨するので、いい緊張感を持って写真を撮ることができます。
メーカーによって撮れる風合いは違いますので、気分に合わせてマウントを変えて楽しむことができるというのが、ダブルマウントの良いところではないでしょうか。
ダブルマウント生活のあかんところ
片方のマウントの機材を充実させると、もう一方がじっとりした視線を投げかけてきます。
もちろんカメラは喋りませんが、無言のプレッシャーを感じてしまい、ついついこう言ってしまいます。
「まあまあ、待ってなさい。お前さんもすぐに強くしてあげるから」と。
切磋琢磨と言えば聞こえはいいですが、要は欲しいレンズが2倍に増えるというだけのこと。
こんなことやってると、じきに破産します笑
で、これからどうすんの?
とかなんとか言ってますが、ダブルマウント体制は来年以降も続けていきます。
ペンタくんもフジさんも大好きなので…///
あーあ、宝くじ当たらないかなあ。
というわけで、僕の1年振り返りはここまで!
明日は、ゴリゴリのママカメラマンはるさんが記事を書いてくださる予定です。
お楽しみに!