Books だらり庵

面白かった本、訪ねた本屋さん、撮った写真なんかについてだらだら綴ります。ごゆっくり。

極小世界は楽しいぞー マクロレンズのある暮らし

みなさんこんにちは。

今日もだらだらしてますか。

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

今日こそGW中に読んだ本や、遊びに行った面白い本屋について書きま……

 

せん。

 

僕とマクロレンズの日常について書こうと思います(いつ本の記事書くんだろう)

 

なんでマクロレンズについて書くのかというと、完全に五月病の腑抜けポンチになっちまっているからです。

これは何か気分アゲアゲになれるものを書くしかないと思ったのです。

そう思った僕のチョイスがなぜマクロレンズか?

すごく感覚的な言い方になってしまうんですが、マクロレンズって童心に返ることができて、すごく楽しいんですよね。

気になったモノに寄りまくって、ググッと入り込んで撮っていると、ついつい時間を忘れてしまいます。

昼から撮っていて、気が付いたら日が暮れかかっている、なんてことも。

そんな境地に至ると、いつのまにかふさいでいた気持ちともおさらばできているってスンポウです。

さっきまでのありふれた日常風景が、マクロレンズが一本あるだけで、魔法をかけられたようにドラマチックな景色として立ち現れる。

この感覚は一度味わうと病みつきです。

というわけで、僕の技量でどこまでその魅力が伝わるかわかりませんが、だらだらと写真を貼っていきます。

カメラの技術やレンズの説明は詳しく無いので、ばしばし写真を載せていきます。

よろしければビールでも飲みながらお付き合いください(僕も飲みながら書いてますので)

 

使用したカメラはPENTAX K-1

レンズはPENTAX D FA MACRO 50mm f2.8です。

 

ある日の朝、仕事に疲れた僕は、なんの変哲も無く、特にインスタ映えもしない公園にやってきました。

ここで僕は町田康の小説の登場人物よろしく、狂ったように遊具を乗り回したり、お子様達をイテコマシテ砂場を占拠するようなことはしません。

何せ僕は大人ですから。

写真を撮りに来たのですから。

というわけで、おもむろに植え込みへと向かってのしのし歩いてゆきます。

これ以上近づけないというところまで寄って寄って、そのまま生い茂る緑の中に顔面を突っ込みます。

するといました。

てんとう虫です。

小さくて可愛いですねえ。

どのくらい小さいかというと、深呼吸した拍子に飲み込んでしまいそうなくらいです(つかまっている葉っぱが小指より小さいくらいです)

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しかしあまり美味しいとも思えないので、呼吸を止めて1秒私真剣な目をして黙々とカメラを構えます。

罪なきてんとう虫の子よ、喰らえ、これがマクロレンズだ。

白日のもとにその姿態を晒すがいい。

とかブツブツ言いながら限界まで寄ってシャッターを切ったのが次の一枚です。

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 おお、ピントが羽の部分にしか来ていない……。

レンズは悪くありません、僕の腕が悪いのです。

その証拠に、ほら、ピントが合っている背中の部分の質感!

なんかフレッシュなトマトみたいでしょう!(どういうことだ)

彼がしがみついている葉っぱの葉脈もしっかり確認することができます。

これは肉眼では無理な世界です。

 

いやあ、いいなあ。

この調子でどんどん撮ろう。

ブツブツ言いながら。

以下、写真が続きます。

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さっきとは別の子です。

黒地に赤とは、なかなかおしゃれですね。

よく見ると背中に朝露が。

マクロレンズで近付くと、こんなことにも気付きます。

 

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剪定された枝の先から、樹液? のようなものが滴って凝固していました。

朝の寒さで固まったのかしら。

 

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この若い葉、てんとう虫と同じくらいのサイズです。

育った葉と比べて柔らかそうな感じなのがわかります。

 

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少し引いて一枚。

花壇の石と比べて大きさが分かるかと思います。

 

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同じ植え込みの葉っぱに、たんぽぽの綿毛が!

マクロで撮る気で見ていないと、絶対に見逃しています。

 

カメラって普段何気なく過ぎてゆく日常の中で、ふっと立ち止まる時間を与えてくれるんですよね。

その中でもマクロレンズはさらに一歩踏み込んだ世界と出会わせてくれる。

何をどう撮っても、いつも目にするものとは違う景色を見せてくれるから、マクロレンズはやめられない。

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花の中に棲むクモ。

 

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花びらの先端部。

なんだかすごくセクシーだ。

 

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セクシー!!!!

 

さて、いい具合に写真も尽きてきました。

最後に、ツイッターにも載せたのですが、マクロレンズで撮影したお気に入りの一枚を貼ってお別れしようと思います。

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無駄によく撮れてると思いません?笑