Books だらり庵

面白かった本、訪ねた本屋さん、撮った写真なんかについてだらだら綴ります。ごゆっくり。

我が家にX100Fがやってきた!

みなさんこんにちは。

今日もだらだらしてますか。

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

突然ですが、家族が増えました。

本当に僕んとこの子なんだろうかと思うぐらいのカッコいいやつなんです。

名前をFUJIFILM X100Fといいます。

 

僕が彼のことを知ったのは、たけさんぽ広島で出会ったFUJIユーザーの方々が、何かに取り憑かれたかのように「X100Fはいいぞお」と口にしていたのを耳にはさんだのがきっかけでした。

もはや呪詛に近いほどに濃厚なオススメを耳元で囁かれた僕が、その夜のうちにX100Fについて調べたのはいうまでもないでしょう。

一人になって改めて検索しました。

出てきたその姿を一目見て悶絶しました。

完璧じゃないか……。

MRワゴンの狭い車内で僕は一人つぶやきました。

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なにこのかっこよすぎなフォルム。

 

 

その夜から約3週間。

当初僕は、彼を家族に迎え入れることを決意したものの、実際に購入に動くのは次回のたけさんぽが開催されるという秋頃にしようと考えていました。

でもね。

フォローさせていただいているFUJIユーザーの諸先輩方が続々と「X100Fいいぞお」なブログ記事や、twitter上のつぶやきを展開するのです。

その誘惑に触れるたびに僕はとろけました。

まだ梅雨入りしていない姫路の空に、雨のように降り注ぐX100F賛歌。

そんなものをこの身に浴びてはひとたまりもありません。

僕のところに、一足早い秋が来ました。

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箱がカッコイイってどういうことなの……。

 

来てしまったからにはしょうがない。

もう僕から何も言うことはありません。

あとはこのカメラに恥じない写真を撮るだけです(そんな技量はないのだけれど)

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純正フードが最高にカッコイイ。

 

というわけで、姫路市内は書写山 圓教寺に行って来ました。

お目汚しになるかと思いますが、よろしければお付き合いください。

 

今回僕が訪れた書写山 圓教寺は、西国三十三所の中でも最大規模の寺院で「西の比叡山」と呼ばれるほど格式高い古刹です。

京都から遠く離れているにも関わらず、皇族や貴族の信仰を集め、訪れる天皇や法王も多かったようです。

そんな圓教寺ですが、映画やドラマの撮影スポットとしてもしばしば利用されています。

代表的なのが『ラストサムライ』でしょうか。

書写山の麓で「トムクルーズが50個買って行った」という「千年杉バウムクーヘン」をオススメされました。

(映画公開が2003年ですから、随分長いこと売り文句にされてるな)

最近だと大河ドラマ軍師官兵衛』(2014)、映画『3月のライオン』なんかにも使われたようです(『3月のライオン』にエキストラとして参加した彼女は、撮影中に「一生分の加瀬亮を見た」とか言ってました)

 

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圓教寺本堂。いわゆる荘厳ってやつですね。

 

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本堂の廊下です。この時まだ露出補正の方法が分かってませんでした(説明書読んでない)

 

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堂内の……何だろう?

全然龍の部分にピント合ってない…

 

普段PENTAX K-1を使っているからでしょうか。

操作の仕方に悪戦苦闘でした。

 

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ドラゴンリベンジ。

これは陰影がしっかり出たかしら。

風がかなり強かったので、後ろの葉っぱがわっさりしてます。

 

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境内には巨大な杉の木が。

威風堂々です。

緑といえばPENTAXだと思っていましたが、X100Fもかなり好きな色味で緑が。

結構パープルフリンジが出てますね。

 

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苔むした木の肌が、時の流れを感じさせます。

さっきのドラゴンリベンジでもそうでしたが、陰影がかなりいい感じな気がします。

 

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食堂(じきどう)は元はお坊さんたちが食事をするための堂宇でしたが、今は観光客が写経できるようになっています。

写経で心を落ち着けたら良い写真が撮れるでしょうか。

 

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何故か観光客に混じって。

どう見てもお坊さんなんですが、コスプレ…?

今回は全体的にピント合わせに苦戦してますね(書写山で修行しなきゃ…)

 

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柱が渋い。

年月を感じさせる重厚な輝きが、渋い。

結構寄ってます。

さすが最短撮影可能距離10cm!

 

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いわゆる額縁構図ってやつですか。

木造建築と影って相性最高な気がします。

 

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ISO3200だったはず。

垂直方向と水平方向に光が差してるのを撮りたかったのかな。

 

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緑と影すばらし。

なんか、ただ真っ暗に潰れてるわけじゃないように感じます。

 

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気付けば影ばっかり追いかけてる。

 

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今回一番セクシーに撮れたと思う1枚です。

X100Fの陰影を捉える能力高くないですか?

 

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これは悔やまれる1枚。

誰か揺れる水面をセクシーに撮る方法教えてください…。

 

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さて、本日はここまで。

僕の元にやってきたX100Fの想像以上の勇姿に、興奮しっぱなしでした。

正直設定とか構図とかめちゃくちゃですが、気の向くままにシャッターを切りました。

ワクワクさせてくれるカメラって最高ですよね。

だからこそ、彼のポテンシャルを引き出せるように精進いたします。

なむなむ。

(今回はかなり暗くなってしまったお坊さんの写真以外はJPEG撮って出しです)

 

ちなみに今回X100Fの姿を撮影してくれたのはGRⅡでした。

おや?

K-1は?

僕があんまりX100F、X100F言うもんだからスネちゃったんでしょうか……

 

ねえK-1、ゴメン。

ゴメンってば、こっち向いてよ。

機嫌直してくれよ、明日どっか写真撮りに

……ってお前、そのレンズは!?

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to be continued……?