ITAMIGREENJAM’18で青空図書館のお手伝いをして来ました!
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
先日、平成最後の夏の思い出に、野外フェスに行ってきました。
とは言っても、音楽を聴きに行ったわけではありません。
師匠のみつづみ書房さんにお声かけいただき、青空図書館のお手伝いをしてきたのです。
行ってきたのは関西最大級の無料野外フェスITAMIGREENJAM’18。
あまりにも楽しくて、息つく間もなかった今年の夏。
どうか終わってくれるなと願った夏が去ろうとしています。
その締めくくりにふさわしい素敵なイベントに来ることができて良かった。
忘れないように、いつでもここに帰って来てこの特別な日を思い出せるように、今回もその様子を写真と文章で残そうと思います。
それでは早速いってみましょう!
ITAMIGREENJAMとは
兵庫県伊丹市の昆陽池公園で催される、2014年伊丹市の若手クリエイターたちの手により産声をあげた無料野外音楽フェス。
「音楽」「アート」「ファッション」「デザイン」などの文化の力で自分たちの街を面白くしていこうと目論んでいるそう。
過去には台風で無念の中止になるなど、紆余曲折を経ながら、2017年には無料野外フェスでは異例となる20,000人を動員。
有料フェス顔負けの豪華なアーティストを呼び集め、夏の終わりを最高にヒートアップさせるモンスターローカルイベントであるぞ!
マジ半端ねえ!
FIVE NEW OLD聴きたかった!(店番してました笑)
二日目のトリ、真心ブラザーズは民族大移動かと思うぐらいたくさんの人がステージに押し寄せていました。
丘の上の青空図書館
最高の音楽が響いて来る最高な環境で、僕は師匠と青空図書館を。
小高い丘の上にテントを張って、フェスを楽しむ人たちを眺めながら、のんびり本を売ったり、本を読みに来た人たちとおしゃべりしたり。
最高でしたわ。
1日目はちょっとお天気に恵まれませんでしたが、死ぬほど暑いよりはマシでした。
丘の上は風が吹き抜けていくし、心地よかった。
Feelin’good!
妹に読み聞かせてあげるお姉ちゃん。
微笑ましい。
ママも読み聞かせ!
みんな読むべし!な1冊。
僕もお邪魔したりお会いしたことのある本屋さんが、いっぱいです。
親子連れで会場に来ていた人たちが、一息つけるような場所としての機能も果たしておりました。
師匠も一息。
二日目は夏がその全てを振り絞ったんじゃないかと思うぐらいの快晴。
それでいて木陰では爽やかな風が。
まさに読書日和。
誰だ晴耕雨読なんて言ったのは。
恵まれたお天気のもとで寝っ転がって本を読む。
最高じゃないですか。
初日は雨の心配があったので出番のなかった、伊丹市立図書館の本たちも嬉しそうです。
快晴で、近くの伊丹空港から飛んで来る飛行機もくっきり。
どれにしようかな。
素敵な本がいっぱいだと、目移りしちゃって大変!というデメリットが?
表紙が可愛いですね。
本の持ち方ひとつとっても個性が出ますね。
ライブを観に来たカップルだって気軽に立ち寄れるオープンな図書館でござい。
良いTシャツ。
SUZUKA CIRCUITだって。
私ですね。
水辺の図書館よしみ姐さんが考案した進化系輪投げも、お子さんたちに大好評!
寝る直前に読んでいた本の上に置いた眼鏡のイメージが発展して輪投げになるとは。
インスタ映えするスライムの海で泳ぐアヒル隊長も大人気でした。
振り回しちゃったりしてね。
出会い
そしてこの2日間で最高の出会いを生んでくれたのが、この一冊。
師匠の友人 市田響さんの写真集です。
一人の少年がこの写真集を熱心に読み込んでいました。
じっくりじっくり読んで、師匠に話しかけていました。
「これめっちゃ良いですね!」
とてもキラキラした笑顔でした。
実に渋いチョイス。
写真が好きなのかと訊ねてみたところ、コクリと頷きました。
写真は撮るのか訊いてみると「農家志望やからなー」と一言。
そんなの関係ねえよ、農業やりながら写真撮れるぞと僕のX-T20を貸してあげました。
最初は、壊したりしたら大変だからと遠慮していましたが、無理やりカメラを握らせるとおずおずと構えました。
焦点距離90mmのレンズをつけていたので、遠くの方に面白そうなものを見つけて撮ってこーいと背中を押してやりました。
以下がその少年の撮った写真です。
こびとを踏みつける戦車のおもちゃ笑
僕が店番サボって食べていた唐揚げvs戦車。
木に登る少年。
おもしれーじゃーん!と言ってあげると、嬉しそうにはにかんでいたのが印象的でした。
そして、やっぱり例の写真集を欲しそうにしていました。
写真集の値段は1,200円。
小学6年生だという彼には大金でしょう。
逡巡していました。
店番怠けてビール飲んでたから酔いがまわっていたんでしょうかね。
気が付いたら買ってあげてました、写真集。
めちゃくちゃ喜んでくれたよ。
「宝物にします!」ってなんだよそれ、今時漫画でもそんなセリフ言わないよ。
なんだか眉間のあたりがむずかゆくって、名刺なんて渡しちゃったよ。
相手は子どもなのにさ。
ついでにチェキなんて撮ってあげたりなんかして。
僕の渡した名刺を見ていた少年がひときわ大きな声をあげました。
「タロウさんっていうんですか!?」
そうだと言うと「俺の名前コタロウなんです!」だってさ。
笑っちゃうよ、なんだこれ笑
大きくなったらカメラ買って、たくさん写真撮るって言ってました。
楽しみにしてるぜ、コタロウ。
本当に夢みたいな二日間でした。
やっぱり本を通してたくさんの人と触れ合うのは楽しい。
そしてカメラも、人と人とを繋いでくれるツールだということも感じられました。
この二つが大好きで、僕は本当に幸せです。
夏はいってしまうけれど、季節が変わっても僕は変わらず本を読んで、誰かにオススメして、写真を撮りに出かけていってはビールを飲んでいることでしょう。
そうしてたくさんの人と素敵な出会いを重ねていけたらなあ、と思った平成最後の夏でした。
今日も、素敵な本と人との出会いに感謝。
その他の写真
ここからはカメラ好きに向けてフェスの会場でスナップした青空図書館とは関係ない写真を載せていきます笑
使用したカメラは富士フイルムX-T20。
レンズはXF90mm F2.0 XF35mm F1.4 XF18−55mmです。
お時間のある方は見てやってくださいな。
師匠。
お揃い姉妹可愛い。
居心地はどうだい?
フェスはオシャレさんがたくさんで楽しいですね。
男の子3人組っていいですよね。
喪黒福造ごっこ。
夏の落しものでも探していますか?
コタロウに負けてられないので、僕も木に登る少年を。
はしゃぎすぎましたね。
実にいい真っ赤なおべべだ。
見習うべきだらり具合。
がしっ。
ふん!
オルァ!!
ごふぁ!!(お父さんは股間を強打したようです)
おしまい。