Books だらり庵

面白かった本、訪ねた本屋さん、撮った写真なんかについてだらだら綴ります。ごゆっくり。

X-T3の発売に合わせてX-H1を購入しました。

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

9月最後の3連休、皆様はどのように過ごされましたでしょうか。

僕は大学時代の友人たちと集まって、久しぶりに旅行に行ってきました。

行き先は箱根です。

男5人でぞろぞろと連れ立っての暑苦しい旅行ですから、荷物はなるべく軽くしたいものですね。

というわけでカメラはエースのPENTAX K-1にお留守番を任せ、気軽に持ち出せる富士フイルムのX-T20を連れて行きました。

旅に連れて行くのはコンパクトな方がいいですからね。

 

というわけで今回の箱根旅行の様子を、富士フイルムX-H1で撮った写真と共に振り返りましょう。

 

え?

X-T20って書いていたじゃないか。

書き間違いじゃあないか、ですって?

ああ、失礼。

もちろんX-T20は連れて行きましたよ。

そしてX-H1も間違いではありません。

旅先で迎え入れたのです。

 

まずはその辺りからお話しましょうか。

 

 

 

友人との合流時間に余裕を持ちすぎるのは危険だということ

友人たちとは箱根ではなく、横浜の元町・中華街で集合することになっていました。

僕はお金がないので夜行バスで行くことに。

これが命取りでした。

というのも集合時間が午前11時半。

夜行バスが横浜に到着するのが午前6時半。

実に5時間もの自由時間が生まれてしまったのです。

この間にフラフラ横浜を撮り歩いて過ごそうと思っていたのですが、横浜駅のすぐ近くにヨドバシカメラが。

見なかったことにして撮り歩いていましたが、どんどんモヤモヤしていきました。

ひととおり、みなとみらい、赤レンガ倉庫と歩き回って一息ついた頃には、僕の頭の中はX-H1に染まっていました。

気付くと僕のつま先は自然とヨドバシカメラの前に。

吸い込まれるようにして僕はX-H1の前に立っていました。

そして入店から5分後、僕の手にはX-H1が……。

 

開封の儀もそこそこに、SDカードとバッテリーをセットして、僕とX-H1のファーストコンタクトが幕を開けました。

 

X-H1と歩く箱根路

友人たちを待たせるわけにもいかないので、じっくり腰を据えて撮影したり、ボディ本体を舐め回すように撮ったりということはできませんでしたが、何枚か撮ってきましたので、今回はそれらでお茶を濁そうと思います。

X-H1がどのようなカメラか気になる方は、以下のすんばらしい記事をお読みになるのがよろしいかと思います。

超かっこいいファーストインプレッションです。

www.cola507.com

 

以下撮ってきた写真を並べます。

使用したレンズはXF90mm F2.0(フルサイズ判換算135mm)です。

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芦ノ湖で見かけた姉妹。

キューピーマヨネーズのTシャツいいなあ、欲しい。

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友人とスワンボートに乗りました。

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気軽に撮っていますが、ゆらんゆらん揺れる水面で撮っていながら、まるでブレていません。

これです、これ。

この手ブレ補正が僕はどうしても欲しかったのです。

僕は普段日中はデスクワークをしているので、写真の練習をするために外に出る頃には、とっくに陽は沈みきっています。

暗いところで写真を取るためにはたくさんの光を取り込むために、通常よりもシャッタースピードが遅くなってしまいます。

シャッターが下りるまでの時間が長くなると、その間に人間である僕はグラグラと動いてしまいます。

結果、ブレブレの写真が量産されてしまうのです。

そんな問題を、富士フイルムのカメラとして初めて強力な手ブレ補正機能が搭載されたX-H1は解決してくれます。

これが最新のX-T3と迷った僕の、最後の決め手になりました。

技術を磨けと言われてしまえばそれまでなのですが、やっぱりブレてない写真が撮れるとそれだけでテンション上がりますからね。

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スワンボートばかりで恐縮です。

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大涌谷にも行ってきましたが……。

曇っていたアンド、ありえない数の観光客で、ロープウェイで上がって即下りないと頂上に取り残される危険があったので、カレーとゆで卵食べて早々に退散しました。

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意外と速いロープウェイ。

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大涌谷名物の黒玉子

こちらはX-T20で撮りました。

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少しでも高いところから見たいのかな?

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金髪ってそれだけで絵になりますね。

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場面は飛んで、明け方の新宿駅

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姫路の夜11時くらいの人通り(午前4時)

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ホントこの人たちはいつ寝ているんだろう。

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このTシャツ欲しいなあ、とパシャり。

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さらに場面は変わって、帰ってきた姫路で。

東京を発つ直前にX-H1に新搭載されたフィルムシミュレーション「エテルナ」に思い至り、家に帰り着くまではほぼ全てエテルナで撮りました。

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近所で鴨を見かけるのは初めてです。

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るんるんですね。

僕もX-H1を迎え入れて気持ちは彼女と同じくウキウキです。

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橋の上から。

鯉って案外大きくて怖いんですよね。

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「止まれ」の上を駆ける。

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なんでもない1枚ですが、元画像を拡大しまくって鳥の瞳がくっきり写っていたのには驚きました。

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X-T3のカラークロームエフェクトが話題ですね。

あれを見てしまうと味気ないかもしれませんが、僕は好きです、エテルナの彼岸花

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90mmをハーフマクロ的に使っておりますよ。

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カメラを始めてからよく花を見るようになりました。

名前も知らないのだけれど、この対称性とか綺麗だと思います。

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カメラやってなかったらネコジャラシなんて見向きもしない人生だったでしょう。

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一転、メカニックな感じです。

これもとっぷり暮れてから撮っていますが、ブレてなーい!

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鈴緒の質感……。

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陰影が好き。

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石灯籠。

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石灯籠(どアップ)

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にゃんころの瞳もしっかり。

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さて、買ったばかりのカメラについて、そのスペックも良いところも、おすすめな点もほとんど言及せずに書き綴って参りました。

まあ良いんですよ、世の中には素晴らしいレビューがたくさんありますから。

僕が言えることはただ一つ。

X-H1を迎え入れて、また僕は写真を撮るのが楽しくなりました、ってことだけです。

 

この気持ちは忘れないでいたいですね。

最近は各メーカーが様々なニューカメラを続々と発表しています。

どれもいいところ、ちょっとなあと思うところ、様々あるかとは思います。

どのカメラにするか、大いに迷って、迷って、自分のテンションが最高潮にアガるカメラと一緒になれたらいいですね。

まあ、なんでもいいから、みんな写真撮ろうぜ!

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。