Books だらり庵

面白かった本、訪ねた本屋さん、撮った写真なんかについてだらだら綴ります。ごゆっくり。

あなたの「撮っておきの1冊」を教えてください! ホントレート15撮目

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

「人生に寄り添う1冊を楽しむ人の様子を写真に残したい」

そんな想いと共にスタートした撮っておきの1冊「本とあなたのポートレート」、略して「ホントレート」

 

15回目となる今回は、カッコいいのにどこか優しい写真で、家族との日常やお出かけスポットを発信しているブロガーさんが教えてくれた1冊です。本に導かれて足を運んだ先で自身の全てが大きく変わったという1冊だといいます。いったいどんな「撮っておきの1冊」だったのでしょうか、早速教えてもらいましょう。

 

 

お話を伺った人

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ひげこいさん

 広島県在住のブロガー。カメラやレンズ、フィルムのレビューや家族との日常・旅行記を発信する「45House」を運営。ちょっと困るぐらいに可愛い息子さんとのお出かけ写真は悶絶モノ。どの記事も温かみに溢れていて、なおかつ役に立つ情報が満載の必読ブログ。

freewheeling.me

 

そうだ、馬路村行こう

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お話を伺うにあたって、なぜだか照れ臭そうなひげこいさんが取り出したのは、有川浩県庁おもてなし課

有川浩さんといえば 『図書館戦争』や『阪急電車』などが有名ですね。『県庁おもてなし課』も2013年には主演錦戸亮さん、ヒロイン堀北真希さんで映画化されています。雑誌『ダ・ヴィンチ』のブック・オブ・ザ・イヤー2011 総合・恋愛ランキング部門の1位獲得作品でもあります。

「実は、この本を読んだことがきっかけで、高知県の馬路村に行ったんです」

アニメや小説などの舞台になった土地に実際に足を運んでみる、いわゆる「聖地巡礼」というやつですね。高知県庁に実際に存在する「おもてなし課」の職員が県の観光促進のために奮闘する本作ですから、作中には実在する場所が多く登場します。その中でも馬路村は、物語の中でも主要な位置を占める場所。それはひげこいさんにとっても同様だったようで。

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「惹かれ合いながらもヤキモキさせられる主人公とヒロインの関係が、恋愛関係に発展したシーンがあるんですよね。それが馬路村だったんで。彼女と行ったら楽しいんじゃろうなって」

……なにそれ超ニヤニヤするんですけど。

しかも当時の彼女が現在の奥様というオマケ付き。ホント勘弁してください!ホントレートの取材史上最もニヤケが止まらないインタビューになりました。

と、まあまあの下心もありつつ馬路村を訪れたひげこいさんですが、それ以外の点でも村への旅行は深く印象に残っているのだそうです。

 

旅先で見つけたいろんな自分

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 馬路村を訪れる以前からブログで旅行先の記事を書いていたというひげこいさん。ですが、初めて本気で旅行記を書こうと思ったのが馬路村だったといいます。

「村の魅力を全力でブログ記事に載せたいと思った、その時の体験がなかったら、今のように体験系の記事は増えていなかったかもしれません」

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5年も前の記事ですが、その時の楽しかった気持ちがほとばしっています。今のひげこいさんと少し文体も違いますが、ともかく楽しそうです。さらに上の記事でも『県庁おもてなし課』について言及されています。

 

そして、馬路村に行きたくなったきっかけもこの小説。馬路温泉にいる間は、県庁おもてなし課のことを少し思い出していました。

 

本当に深くて大きな影響をもたらした本なのですね。

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「馬路温泉に浸かって、温泉も大好きになりました。風呂ってこんなに気持ちいいんかって。そんなこと他のところで感じたこともなかったのに」

温泉だけじゃなく、村を訪れたのをきっかけに、唐揚げにゆずポン酢(馬路村の名産)と七味をかけるようになったりと、この時の体験が様々なところで現在の自分とリンクしているといいます。

そんな体験をもたらしてくれたのが『県庁おもてなし課』で、この本がなかったら今の自分の全てに繋がっていなかった可能性もあるかもしれないそうです。

「45House」のファンである僕としてもひげこいさんとこの本が出会ってくれていてよかったと思いました笑

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体験が自分を作ることを教えてくれた1冊

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今回のひげこいさんのように、作品に触れて実際にその場に訪れる人というのは結構多いと思います。 そこでどんな体験をするか、何を感じるかは人によって全く違うのだと思いますが、ひげこいさんのように習慣やモノの感じ方にまで影響を受けるのはなかなか珍しいことなのではないでしょうか。

県庁おもてなし課』自体は、そう常に読み返す本ではないと、ひげこいさんはいいます。得難い影響を与えてくれた印象深い本だからといって読み返すわけではないという、少し距離感のある緩い付き合い方もいいですね。何度も読まずとも、ひげこいさんの中に深く根付いているようですし。

「45House」のいろんなところに、『県庁おもてなし課』が見え隠れしているのかもしれないと思いながら記事を読むと、また違った面白さがあるかもしれないな、と思いました。

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撮影を終えて

いつも素敵な記事にホッコリさせてもらっているひげこいさんにお話を伺うことができて嬉しかったです。ひょっとしてひげこいさんがこの本と出会ってなかったら、今のようなご家族の日常写真もなかったのかもしれないと思うと、有川浩さんありがとうという感じです笑

僕はまだ有川浩さんの作品をしっかりと読んだことがないのですが、今回のお話をきっかけに手に取ってみようかと思いました。

次はご家族全員で馬路村に行ってきた記事を楽しみにしてますね!

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というわけで第15回目のホントレートはここまで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

今後も素敵な人や本との出会いを期待して、バイバイ!

 

 

 

あなたと大好きな1冊の姿を写真に残しませんか?

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taroimo0629kuro@gmail.com

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