猿島は、遠きにありて思ふもの。そして悲しくうたふもの。
皆さん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
突然ですが、とある友人がこんなことを言ってきました。
「クロギさん猿島行きませんか? 写真撮ってるのに行ったことないのヤバいですよ?」と、こんな感じで。
この妙に腹の立つ男の言う猿島とは、神奈川県横須賀市にある無人島。天空の城ラピュタを思わせるような雰囲気のある場所として人気を集めている島なのだそうです。僕は行ったことがありませんでした。
今回友人たちがその猿島でフォトウォークをするというので、僕も混ぜてもらうことに。天気を心配しつつ、ウキウキと当日を待ちわびていました。
実は友人たちは以前にも猿島フォトウォークを計画していたそうなのですが、その時は雨で船が運行しなかったために、泣く泣く中止となったようです。今回はそのリベンジも兼ねてのフォトウォークなのです。
前回の反省を活かし、当日雨だった場合のBプランも企画していたあたりに意気込みを感じました。
そして当日、前日までの大雨が嘘のような晴天。朝目を覚ました瞬間に勝利を確信しました。
が、まさかの強風の影響で船が出ないという衝撃の展開。グループDMは大荒れに荒れました。
それでもそこは大人。驚異の粘りとしつこさで、猿島に替わる目的地を見つけ出したのです。
それがこれから写真をお見せする、観音崎公園。
圧倒的リカバリー能力を発揮した我々は、子ども顔負けのはしゃぎっぷりで初夏を満喫してきました。
というわけで、ここからは撮ってきた写真をだらだら貼っていきますので、のんびりご覧いただけましたら幸いです。
参加メンバーは以下
しむさん KOTOBAKO - コトバコ
クリハラさん 私的植物生活概論
あきらんさん(100〜120%) akilans.com
はちさん きまぐれハチログ
うにさん 日々のあわ
しゅんさんぽ しゅんさんぽ
てるみんさん
ちぴさん
クロギタロウ
僕の使用機材は デジタルがFUJIFILM X-Pro2にXF90mm F2.0、フィルムがNikon FE2にAi NIKKOR 50mm F1.8Sです。富士フイルムの業務用100を入れています。掲載している写真は、フィルムっぽいのがフィルム。そうじゃないのがデジタルです笑
観音崎公園へは横須賀駅からバスで行くことになったので、横須賀中央駅に集合していたメンバーは、横須賀駅で待ち受けるしむさんとはちさんと合流するために束の間のフォトウォーク。カメラ仲間と一緒だと、集合場所に向かうのさえ楽しめます。
なんでもない道端にでも、綺麗なものを見いだせるのが、カメラ好きたちの良いところの一つだと思います。大きな紫陽花が力一杯咲いていたので、みんなの足が止まります。僕のピントはどこに行ったんでしょう。
こんな感じでワイワイ歩いているうちに、気付くと横須賀駅に到着していました。
駅の近くにいるはずのしむさんとはちさんが見当たらないのでキョロキョロしていると、見つけました。幸せの黄色いカバン。はちさんのトレードマークですね。
紫陽花を撮るのに夢中のようです。
遅れると連絡のあったクリハラさんとは公園で落ち合うことにし、一行はバスで目的地へと向かいました。ここで楽しそうなみんなの集合写真を撮ったのですが、顔出しNGの方や、体出しNGのしむさんが写っているので、僕1人で眺めてニヤニヤすることにします)
眩しいくらいに青い海と、突き抜けるような青空に、思わず走り出しそうになりました。大人なので、そこをグッとこらえて写真を1枚。なぜか海を撮らない。
よかった、撮ってた(相変わらずピントに仕事をさせない)
これこれ!こういうの撮りたかったのよ!黄色と青のコントラストが最高に良い!
ありがとうはちさん。
あまりの開放感に、シャッターを切るのもそこそこに楽しんでいると、ついにあの男が到着しました。
ヒーローは遅れてやって来るとはよく言ったものです。まるで空港に降り立ったスーパースターのような存在感を示すクリハラさんが、夏を連れて来ました。
そこからはもう彼の独壇場。すかさず海に入るクリハラさんを激写しました。海が似合いすぎです。海が似合う税を課したい。
気持ちよすぎて、夏が終わるまでここにいたかったのですが、そういうわけにも行かないので、移動します。それにしても業務用100、良い色ですね。波の感じがしっかり描写されています。
向かった先はこちら、横須賀美術館。僕たちがキャッキャしていた海岸から道路を一本挟んだところに位置している、絶景が望める美術館です。横須賀市制100周年を記念して建てられたそうです。建造物としてもとても美しく、内観・外観共に楽しめそうということで行き先にチョイスしたのですが、前日の大雨により停電が発生しており、急遽休館日となっていました。つくづくツイてない……。
が、大人たちはくじけない。
猿島に行けなくなった時点でもはや失うものは何もない我々です。美術館の前に広がる芝生広場でだらりをキメこむことにしました。満天下に五体を投げ出して、陽光を浴びる。最高じゃないですか。
寝そべりながらカメラを構えるクリハラさんの視線の先には……?
ハイきた。カメラ女子。素晴らしい。
もう一丁! 紫陽花とカメラ女子。言うことなし。
それにしても見事な紫陽花ですこと。観光客でごった返している名所まで行かずとも、満喫できました。
ねえ、クリハラさん?
あっ……。
みんな何も見てなーい。見てないよー。変質者なんていなかったよー(ご本人より掲載許可をいただいております)
クリハラさんホントカッコいい。突然おばちゃんに写真撮ってくださいとお願いされて、スマホを構えてるだけなのにカッコいい。
「渡されたスマホがiphoneだったら必ず連写する。それだけで撮られる人は笑顔になる」
そんな豆知識教えてくれるクリハラさんホントカッコいい。
スマホ構えてるだけでこのカッコよさ。
素晴らしい景色。楽しい仲間。もうこれ以上は何も望まない。大満足……じゃないですね。足りないですね。アレが。
そうビール!こいつが無いと何も始まらないのがフォトウォークです。近くにスーパーやコンビニがなく、一時はどうなることかと思いましたが、なんとか調達することができました。はちさんもビールがよく似合う。
ビール飲んで、写真撮って、ビール飲んで。最高な時間を過ごした締めくくりは、猿島にも負けない異世界的な雰囲気を醸し出している観音崎砲台・北門第一砲台跡へ。
木漏れ日の中に佇む人工物って良いですよね。
こちらでは、しむさんが持てる力の全てを発揮して、最高に素敵なポートレートをやっています。
その写真は以下の記事から見ることができますので、ぜひどうぞ。
砲台を後にして、帰りのバス停に向かうルートも面白い場所がたくさんで、いろんなところで撮影会が始まってました笑
この切り通しの向こうでみんながカメラを構えています。
撮り歩きの最中にも関わらず、またみんなとフォトウォークしたいなあと感傷的になるのが最近のいけないところ。
僕は基本的に焦点距離がみんなと違うので仲間たちから離れていることが多いのですが、そうすると撮られていることを意識していない自然な笑顔を見ることができるので、実はなかなか楽しいのです笑
ただそうするとみんなとおしゃべりがしづらい。なかなか難しいところです。そのあたりのバランスも、これから何度もみんなとフォトウォークやって掴んでいけたら良いなあ、なんて思いました。
何が言いたいかというと、お肉は最高ってことです!!!
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
最後のお肉は冗談として、また早急にフォトウォークしたいです!
みんな、誘ってね!