Books だらり庵

面白かった本、訪ねた本屋さん、撮った写真なんかについてだらだら綴ります。ごゆっくり。

何度でも言うよ。みんな地獄に落ちればいいのに(2ヶ月ぶり2度目の大分県別府市の鉄輪温泉へ)

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

今年の8月、お盆休み期間中に、地獄に堕ちたという記事を書きました。

tarokuro.hatenablog.com

その時の地獄体験があまりにも良かったので、ことあるごとに楽しかった、最高だった、月イチ、いや週イチで地獄に堕ちたいとふれ回っていたところ、たくさんの人が地獄に興味を示してくれました。

ありがたいことです。

さらに地獄滞在中にお世話になった、地獄アンバサダーよしづみ氏の溢れる知性に魅了される方が続出。

僕のあずかり知らぬところで、思いがけず多くの繋がりが生まれていたようです。

素晴らしいことです。

 

あれから約2ヶ月。

10月の3連休中日、友人の結婚式で福岡に行く予定があったので、その前に地獄キメとくことにしました。

今度は前回の記事で地獄に興味を持ってしまった、哀れな潜在的地獄人たちを引き連れての旅になりました。

迫りくる台風をものともせずに堕ちてきましたので、その時の様子を写真多めで振り返ろうと思います。

 

 

登場人物紹介

よしづみ氏

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敏腕地獄アンバサダー。庵主とは大学の同級生。これまでに数多の人間を地獄に送ってきた罪深き男。

根拠地としている双葉荘の方々に「こんなに頻繁に来てお金大丈夫なのかねえ」と心配されている。

 

イズロン氏

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アンバサダーの大学時代のサークルの友人。

日本有数の名湯「道後温泉」を擁する愛媛県の生まれでありながら、よしづみ氏によって地獄送りにされて以来、その虜になっている。

使用カメラはRICOH THETA

 

西嶋さん

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兵庫県加古川市の会いに行きたいデザイナー。地獄当日も仕事をしていたため、スーパーメインイベント地獄蒸しからのエクストリーム参加。

温泉に浸かったのは5年ぶり。

使用カメラはRICOH GR。

 

ロペスくん

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加古川市のWEBメディアPaletteの編集長。元教育者であり、まちづくりの道を模索する26歳。

痛風や知らない間の骨折、Palette存続の危機と、何かと大変なようなので、今回庵主の強権が発動し、地獄送りに。

今、兵庫県で最も地獄が必要な男。

使用カメラはPENTAX K-S2。

KPの購入を検討中。

 

綾音さん

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ロペスくんのパートナー。

七輪で焼くために秋刀魚を買ったものの、捌いたことないよ〜、どうしよ〜と右往左往する男たちを、華麗な包丁捌きで魅了した。

美味しい秋の味覚を味わうことができたのは、ひとえに彼女のおかげである。

 

(イナさん)

inachu56.hatenablog.com

遠く茨城(イバラキ)から参戦予定だった天才。

急な出張が入ってしまい、参加見送りの一報が伝えられた時、男たちは血の涙を流した。

お越しいただくことはかなわずだが、きっと奥儀エアさんぽで参戦してくれていたはず。

使用カメラはFUJIFILM X-pro2。

 

AM05:00 出発

だらり庵 庵主の朝は早い。

お昼過ぎ別府集合なので、出発は必然的に太陽の頭頂部すら見えないAM3時30分になりました。

約30分車を走らせ、姫路から加古川までロペスくんたちを迎えに。

1時間程度のロペスくんの寝坊も想定している庵主の読みは鋭い。

4時集合と伝えていながら、実際には5時頃の出発になると想定。

ですので、集合時間通りのロペスくんの登場に、庵主は驚きを隠せませんでした。

おいおい時間通りなんて聞いてないよ。

と焦ってよく見ると、綾音さんの姿が見えません。

綾音さんが遅れるとは夢にも思っていませんでしたが、結局当初思い描いていた時間通りに出発。

好調な滑り出しです。

ロペスくんは納豆巻きとサンドイッチで早めの朝食。

 

AM06:11 吉備サービスエリア

ロペスくん、牛タン串を賞味。

 

AM09:40 佐波川サービスエリア

ロペスくん吉野家で牛丼(特盛)を食す。

 

AM10:00〜到着

ロペスくん就寝。

 

というわけで、別府に到着するまでの流れを簡単にたどりましたが、運転中はちょうど九州の北部に台風25号がいらっしゃいまして、終始強風にハンドルをとられていました。

幸い何事もありませんでしたが、不要不急であれば台風に突っ込んでいくのはやめましょう。

 

昼食 人気のお食事処「とよ常」で絶品天丼をペロリ。

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お昼はよしづみ氏に連れられて別府でも有名な「とよ常」さんで天丼をいただきました。

合流したばかりですが、自己紹介もそこそこに、全員で特上天丼を注文。

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とりあえず聞いてください。

850円ではないですよ、このボリュームと美味しさ。

いきなりの強烈な先制パンチに、この時点で三食済ませているロペスくんもご機嫌でした。

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夜はまた表情を変えるようなので、ぜひまた訪れたいですね。

 

双葉荘へ

お腹を膨らませて大満足な一行は、さっそくお宿に向かいます。

申し上げるまでもなく、行き先はよしづみ氏のホーム「双葉荘」

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部屋になだれ込むと、一息つくまもなく買い出しに。

最高の夜を迎えるためには、ここでぬかりなく下準備をしておくことが肝要なのです。

何事もそう。

最高の結果を得るためには、最善の準備が大事なのですぞ、とか言ってみる。

 

今回地獄蒸しに立候補してくれた超クールなやつらをここで紹介するぜ。

冷凍シュウマイ

前回の地獄戦における庵主的MVP。ご家庭では絶対に到達することのできない境地を見せてくれる。

 

ベーコン

もやし、粗挽きコショウとの相性は無敵。朝でも夜でもイケるやつ。

 

エビ

初挑戦。茹で上がりの鮮やかな紅色は、目にも美味しい。当然、味も素晴らし。

 

鶏モモ

前回はササミ。西嶋さんの強い希望により、スタメン入り。ぷりっぷり。

 

鯛のアラ

まさに至高。これを味わうことなく死んでゆく者が不憫でならないと、経験者が口をそろえる存在。

 

豆腐

西嶋さん熱望。まだベストシーズンの冬になっていないというのに、圧倒的なパフォーマンスをみせた怪物。冬が来たらどうなってしまうのか。目が離せません。

 

もやし

彼なくして地獄蒸しは高みに昇れません。全ての食材のポテンシャルを引き出しつつ、そっと下支えしてくれる名バイプレイヤー。

 

そして今回底知れぬ実力を示してくれたのが、玉ねぎ。

いいですか皆さん、春先の新玉ねぎではありません。

ただのオールシーズン玉ねぎが、あんなことに……。

 

とまあ、そうそうたるメンバー。

美味しくないわけがない。

約束された優勝に、この時点で僕のテンションはできあがっていました。

 

前哨戦 VS秋刀魚と鰯with七輪 ときどき日本酒

買出しを終えて宿に戻った一同は、ここでようやくひと心地。

ちょうどおやつの時間でもあったので、秋刀魚と鰯を焼くことに。

秋を感じられるナイスなチョイスです。

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さっそくお酒を片手に火をおこします。

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イズロン氏、ボーイスカウト時代に火おこしを習得していたロペスくん両名の活躍で、見事に七輪に火が。

この間僕が何をしていたかといいますと、炎に見とれながら足湯をいただいておりました。

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だらり庵の面目躍如です。

ふはは。

 

団扇を使っての大車輪のご活躍、お疲れ様でした、暑いでしょう、汗でも流してきてくださいよとねぎらう風を装いながら、ロペスくんを双葉荘の内湯に送り込みます。

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ロペスくんが湯船で蕩けている間に、良い具合に焼けた秋刀魚と鰯をはふはふ、大分自慢の日本酒「ちえびじん」でクイっ…!と。

ほわっほわにほぐれた白身に、さりげない炭の香り、そして全てを際立たせる優しい甘さのお酒。

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メインイベントの前に優勝してしまいました。

恐ろしいことです、僕たちはこの時点でまだ真の地獄を味わっていないというのに…優勝してしまった…。

 

鉄輪の街でプチフォトウォーク

台風にも負けない執念の男、西嶋さんが午後8時頃に到着するという連絡が入り、俄然テンションが上がる一同。

お酒も入って良い感じです。

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イズロン氏のTHETAで遊んだり。

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パシャり。

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おおお。

この写真、それぞれ机の三方向に陣取っているところを撮影したのですが、面白いですね。

 

西嶋さんの到着まで、少し時間があったので、撮り歩きをすることに。

肩まで地獄に浸かりきったよしづみ・イズロンのプロ2人は部屋でゆっくり。

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ここからは日暮れの温泉街の様子をお送りします。

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猫まみれだ!

 

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どこ行ってもビール探してる…?

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後半はただのカップルのデートを撮影するおっさんにジョブチェンジしました。

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隠れてまで撮る。

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二人は仲良し。

 

 お待ちかねのひとっ風呂

たくさんの猫を浴びて部屋に戻ると、まもなく西嶋さんが到着。

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気合が入りすぎて凄いTシャツをお召しです。

 

ついに時は満ちました。

タイム・イズ・ナウです。

地獄蒸したくて逸る気持ちを抑えつつ、みんなでぞろぞろと外湯に向かいました。

地球の深奥から湧き上がるパワーを受け取って食物を調理しようというのですから、事前に身を清めておく必要がありますからね(単に撮り歩きで汗をかいたのが気持ち悪かったからではありませんとも)

 

我々が訪れたのは「夢たまて筥」

www.fugetsu-hammond.jp

広々とした浴槽から溢れるお湯はまさに、ちょうどよさの極地。

打たせ湯あり、箱蒸風呂あり、電気風呂あり、もちろんサウナも。

だらりの極みともいうべき至福の時間を過ごしました。

 

頭も体も空っぽにして、地獄をその身に受け入れる準備が整いました。

さあ、あとは全てを大地に委ねて、蒸すのみ。

 

地獄蒸し開演

潔斎を終え、部屋に戻った一同は、粛々と神聖なる宴の準備にとりかかります。

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大きなテーブルいっぱいに新聞紙を敷き、選び抜かれたお酒を並べます。

ごくシンプルな調味料たち、ポン酢、粗挽きコショウ、柚子コショウも忘れずに。

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そして祭壇を整える者たちから離れたところ、すなわち地獄の釜の前では、闇の神官たちが皿に盛られた食材を、釜の中へと捧げ入れています。

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その様子はまるで、失われた古代の祭祀の再現であるかのよう……とか言ってみる。

 

でも本当に、食材をただ蒸すだけというシンプルな調理方法は、人間という余計な要素を排除しているというその点において、まさに聖性を獲得していると言えるのではないでしょうか。

と、冗長にさらなる適当をかましている間に、蒸しあがりましたよ。

お待ちかね、ここからが本当の地獄だ……!!

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これこれ。

日本中どこにでも売ってる冷凍のシュウマイが人智を超えた存在になった瞬間です。

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お箸を止めるな!

あまりに美味しすぎるものを前にすると人は争いを始めてしまうのかもしれませんね。

そんな人間の業を見せつけてくる辺りが、地獄たる所以か。

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なんと福々しい紅白。

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ほら、画面の前のあなたもお口をお開け。

 

そしてきました。

今大会のMVP。

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通常の食材であれば、5〜10分も蒸せば充分ですが、玉ねぎだけはなかなか地獄アンバサダーから蒸しあがりの合図が出ません。

30分ほども蒸したでしょうか。

待ちに待ちを重ねたその先に、究極を見ました。

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上の写真の中心部分を拡大したものです(撮影機材はK-1SIGMA 35mm F1.4 Art)

伝わりますでしょうか、何かが触れた瞬間崩れ落ちてしまいそうな、玉ねぎとしての形をギリギリで保っているその様子が!

実際箸をつけた途端、無抵抗にほどけた玉ねぎを見て、僕たちは悲鳴に近い声を漏らしてしまいました。

そして同時に思ったのです。

これを新玉ねぎでやったらどうなるのか…淡路島の新玉ねぎでやったら…と。

世界に新たな大罪が芽生えた瞬間でした。

 

宴は大いに盛り上がり、地獄の鬼たちは草木も眠る深夜2時まで飲み食いを楽しみましたとさ。

めでたし、めでたし。

 

朝風呂、朝フォトウォークという贅沢

明けて午前6時半。

地獄にも他所と変わらぬ朝が来ました。

遅くまで飲んでいたにも関わらず、まだ地獄で写真を撮り歩いていない西嶋さんにお供する、朝強いマンの庵主です。

他の酔いつぶれた鬼たちを起こさないように、宿を抜け出す二人。

というわけでここからは2度目のフォトウォークで撮った写真を載せていきます。

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また猫撮ってる。

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 もっと違うニュアンスを表現したかったのはわかる。

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地面から立ち昇る湯気、もちろんあったかいです。

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涼しくて心地よかった。

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魅力的なお土産たち。

 

いい感じに撮り歩いても、まだ早朝の域。

やっぱり早起きはいいですな。

 

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軽やかな薄さと控えめな甘さがクセになるゆあみせんべい。

焼きたてをくれたお店のお母さんたちも、元気いっぱい。

オススメです!

 

夢たまて筥にも再訪して、朝風呂をキメて、最高。

昨晩は地獄蒸しが控えていたので、パスしていたゆで卵もいただきました。

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かすかな硫黄の香りと塩味が許しがたいほど美味。

卵の余韻を味わうために、館内の飲食スペースでしばし呆けて過ごしました。

脳みそ流れ出すんじゃないかってぐらい脱力できて、最高にだらり庵。

 

その後お向かいの里の駅かんなわでお土産を物色。

こちらの蒸気具合がとても良い感じだったので、大量に写真を撮ってしまいました。

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竹で編んだざるの質感に魅せられました。

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異国感すらあります。

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普段は賑わっているであろう場所に人がいないのって、良いですよね。

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ツルツルのテーブルに空が。

 

いやー、無事にお土産も買い、楽しく写真も撮れて、大満足です!

 

楽しい時間もいつかは終わるもの。

だけど、あくまで「今回の」地獄が終わっただけのこと。

地獄はいつだって僕たちに、そして別府の地にあり続けます。

 

さあ、地獄の最盛期、冬が近づいていますよみなさん。

今から楽しみですね。

 

地獄アンバサダーよしづみ氏、次は何を仕掛けてくれるのでしょうか。

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次もまた、楽しみです。

 

鳥取の素敵な本屋さん、邯鄲堂に行ってきました。

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

先日、鳥取の汽水空港というすんばらしい本屋さんに遊びに行ってきました。

その時の様子は以下の記事にまとめてありますので、よろしければ併せてお読みください。

tarokuro.hatenablog.com

 

さて、汽水空港の店主 モリさんが、とある本屋さんが面白いよと教えてくださいました。

それはぜひ機会があれば遊びに行ってみたいものです!と申し上げましたらば、なんと同じ鳥取にお店を構えているというじゃありませんか。

そうとなったらすぐさま行くしかない!

ということで、台風24号が迫っていたのですが、汽水空港を辞去したその足で、お勧めしていただいたお店へと向かいました。

今回はその時の様子を写真で振り返りたいと思います。

 

先に言っておきましょう。

鳥取、侮れませんぞ。

 

 

旅人は本屋で束の間の夢を見るか?

迫り来る台風に飲まれてしまうことを恐れながら、汽水空港から車を走らせることおよそ1時間。 

件のお店は鳥取市内にありました。

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屋号を邯鄲堂(カンタンドウ)といいます。

外観からしてもう、なんとも堪らない雰囲気でしょう?

ノスタルジック溢れてござる。

 

とはいえ、本屋さんは外観ではござらん。

早速中に入ってみま……

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おぉぉ…

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うぇ〜い……

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アイヤー、本棚が空中を走ってルヨー。

 

これは夢か……?

 

ご覧いただいた通り、只事ではない店内の様子。

縦横無尽に走る本棚。

圧倒的重厚感。

とはいえ収まるべきところに収まっていることがわかる安心感。

この景色、ちょっと他ではお目にかかったことがないですね。

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本やらなんやらに囲まれたこちらの女性が、店主の前田環奈さん。

かつて鳥取民藝美術館の学芸員だったこともあるのだそうです。

邯鄲堂がオープンしたのは、2012年の10月。

元々はJR鳥取駅前にお店を構えていたのを、2015年にこちらのリノベーションした古民家に移転されたとのこと。

以前のお店にも遊びに行ってみたかった、きっとその時も味わい深い体験を提供してくれる場づくりがなされていたに違いありません。

 

それにしても……

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なんというかロマン溢れる本たちがひしめき合っていて、夢を見ているかのようです。

本に埋もれることが快感だという御仁であれば、バケッいっぱいに垂涎でしょうな。

 

置いてある本たちのジャンルは、実に豊かなグラデーション。

特に絞られている、というわけではなさそうです。

とはいえこだわりもあるそうで、大手書店に置いてあるようなベストセラーは置いていないようです。

僕も、なかなか見つけられないでいた内田百閒先生のもの3冊と出会えて、これは夢かな?と頬をつねりたくなりました。

 

夢、といえば邯鄲堂という店名にも「夢」がキーとして関わりがありましてな(圧倒的無理矢理感)

中国の故事成語に「邯鄲の夢」というものがありまして、これが店名の由来となっています。

意味としては栄枯盛衰の儚ないことのたとえとして用いられるのですが、束の間の夢を見るように穏やかな時間を過ごすことができますように、というのが店名のニュアンスにはありそうです。

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昔、この古民家はラムネ工場だったのだと、前田さんからうかがいました。

透き通ったラムネを湛えた瓶の中で、しゅわしゅわと生まれては、すぐに消えてゆく泡たちもまた、夢のようなものだったと考えるのは、少し無理があるでしょうか。

 

本屋さんで器の修理?

ここまでで本屋さんとしての紹介を終わってもいいくらいなのですが、実は邯鄲堂さんにはもう一つ、変わった一面があるのです。

それが店主の前田さんが持つスキル、「金継ぎ」です。

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金継ぎというのは、割れたりヒビが入ってしまった器ものの破損部分を漆で接着して、金なんかの金属粉で装飾していい感じに仕上げる修復技法。

形見の湯呑みが割れてしまった、ずっと大事に使っていたお気に入りのお茶碗が欠けてしまった、でも捨ててしまうのはちょっとなあ……という方を救う技術です。

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ピントどこ行ったという感じの写真で分かりづらくて申し訳ないのですが、金色の線が走っているのが見えるかと思います。

これが修復した跡です。

壊れてしまったものを捨てるのではなく、新たな装いで生まれ変わらせる技術、素晴らしいです。

元々お店で店番をしている間、座ってできる仕事をするために習得した技術なのだと前田さん。

同様の理由から、本の紹介をする記事を書いたりもされているのだそうです。

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邯鄲堂カンバッジもあります。

猫ちゃんがデザインされた分は売り切れていました。

 

代わりといってはなんですが、猫のブックエンドをどうぞ。

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ちらりと垣間見える遊び心、素敵です。

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こちら、本の上に本を置いているように見えますが……?

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本にしか見えませんが、なんと木を彫ったものでした。

完全に騙されました。

タイトルのように「KANTANDO」と書いてあるところも芸が細かい。

 

さて、いかがだったでしょうか。

訪れるたびに新たな発見がありそうな予感が漂う邯鄲堂さん。

束の間の夢を求めて、遊びに行ってみてはどうでしょう。

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それでは今回は、ここまで。

今日も、素敵な本と人との出会いに、感謝。

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店主の前田さんが運営するブログには、店休日などの情報もアップされています。

遊びに行く前にチェックするのもよいでしょう。

邯鄲堂の寝言

 

 

鳥取の素敵な本屋さん、汽水空港に行ってきました。

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

お天気が悪い日が続いております。

大型の台風も僕の住む関西地方に近づいていますねえ。

不要不急の外出は控えないと。

ということは、これは絶好のだらり日和なのでは?

1日部屋にこもってゆっくり掃除をして、それが済んだらソファに体を沈めてゆったり本を読む。

そんな1日を過ごすのにもってこいの休日。

こんな日にだらだらしないで、いつだらだらするのか。

 

ということで、姫路から車をぶっ飛ばして鳥取の素敵な本屋さんに行ってきましたので、その様子を写真と文章で振り返ろうと思います。

そうよ、いつものことよ(一体いつになったらだらだらできるんだろう…宝くじ当たらないかな)

 

 

池の畔に佇む小さな空港

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今回僕が迫り来る台風を蹴散らす勢いで鳥取に行ってきたのは、東伯郡湯梨浜町というところにある本屋さんを訪れるため。

目の前に大きな池をのぞむそのお店は、名前を「汽水空港」といいます。

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一見すると街のたこ焼き屋さんやたい焼き屋さんといった佇まいの店舗。

外壁に掲げられた「本」と主張する看板のおかげで、かろうじてここが本屋さんなのだとわかります笑

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汽水感に満ちた味のある文字。

 

こちらの店舗は東日本大震災後、鳥取に移り住んだ店主のモリテツヤさんが、倉庫だったのをセルフで改装したもの。

そんな汽水空港ですが、実は2016年の鳥取県中部地震に見舞われ、つい最近、2018年の7月22日にリニューアルオープンしたばかり。

全て手作りで仕切り直した店内は、新しい建材の爽やかな薫りが満ちています。

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2015年にオープンした時と比較して奥行きが増したという店内。

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以前はトークショーのようなイベントでは人がぎゅうぎゅうだったそうですが、今はずいぶん余裕がありそうです。

それにしても、本当に手作りなのかと思うほど素敵なお店です。

店主のモリさんはお店を運営するためにかかる経費を極限まで低く抑えることができれば、お金を稼ぐことに躍起にならずに済むと考えられたそう。

そこで生きていくのに必要なものは、全部自分で作ればいいのだという方針のもと、農家に住み込みで畑の修行をし、建築に必要な技術を身につけるために左官屋でバイトをしたりと、かなりの行動派なモリさん。

そして本当に本屋さん作っちゃうんですもの、かっけえとしか言いようがないです。

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味のある本棚たちも、もちろんモリさんの手によるもの。

 

やりたいことがあるならさ、動こうぜ。

なんとかなるからさ。

そんな声が人生に不安を感じている人の背中を押してくれるような温かみのある店舗は、世界に一つだけ。

 

本の見せ方に光る「魅せ方」

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こちらはお店に入ってすぐ右手に設けられたZINE(手作りの雑誌)のコーナー。

面白そうな冊子たちをさらに素敵に感じさせる配置が光ります。

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ZINEはかなり薄い作りのものが多いのですが、どうして表紙を見せて自立することができているのだろうかと不思議に思いました。

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写真だと分かりづらいですが、棚の奥に細長い木材が寝かせてあり、そこにちょうど冊子が収まる幅の切り込みが入れてあるのです。

平積みするか、立てかけるぐらいしかZINEの見せ方はないと思っていたので、とても面白かったです。

なんとなく本も立ってる方がイキイキしてるように思うのは気のせいですかね。

 

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さらに吊るして見せるなんて、考えたこともなかった!

とてもオシャレな感じです。

ページ数が少なくて軽い、ZINEならではの工夫ですね。

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あまりにカッコよかったので、寄りでもどうぞ笑

 

ZINEは見たことがないものが多いのが楽しいです。

個性が爆発しているものもたくさんあるので、集めたくなります。

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パンチの効いた本棚たち

他の棚もパンチが効いていて、いちいちそのチョイスがニクいです。

さあさ、棚を眺めてみましょう。

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ブックエンドもパンチしてくるスタイル。

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目力と薄く開いた口元の合わせ技セクシー。

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ヒアシンス革命。

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この並びのカオスにワクワクせずにはいられません。

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ダジャレと紙一重のナンセンスの極地が心地よくて購入した詩集。

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卵と乳製品を使わずに焼き菓子を作る「可笑しなお菓子屋」kinacoさんの『ビスケ、クッキー、マフィン』

鳥取に移住されたのだとか。

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どうした、牛。

はぐれた?

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まあ旅をしていればはぐれるのだって日常茶飯事なのかもしれません。

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とても素敵な写真がたくさんだったので、思わず2冊購入。

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関係ないけど、紹介文の文字もいい緩さのアクセント。

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社食で毎日カレー食べるマンな僕としても気になります。

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特集ゾーンの配置も素敵。

 

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さりげなくお店の雰囲気を調えるのに一役買っているものたちも素敵です。

こういうささやかなところも本屋さんの色が出るような気がします。

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特にこの「ただのお金を入れる箱と化したレトロなキャッシュレジスター」が最高にイカしてました。

彼、数字のボタンとか全部死んでます笑

硬貨やお札を入れるスペースを開けると、派手にチーン!となる機能しか生きていないのが実に無駄で、実にいい。

ですので、お会計の際にはモリさんと奥様が電卓を叩いてくれます笑

 

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あいにくだなあ、と思っていた天候もむしろいい感じに思えてくる不思議。

湖の底にいるような気分になれました。

店内から見える東郷池は、海水と淡水の中間の塩分濃度を持つ水を湛えた汽水湖

全国でも珍しく、湖の中央付近の湖底からは温泉が湧いているのだそうです。

どっちに偏ることもない濃度、冷たい水と温かな温泉の混じり合うぬるま湯っぽい東郷池の雰囲気が、この汽水空港にはしっくりくるような気がします。

どちらでもないから、どちらに行くのも自分次第。

ここからどこにだって飛び立っていける小さな空港がある、鳥取が羨ましくなりました。

 

これからの汽水空港からますます目が離せない

締めてませんよ、締めてません。

だってここからがいいところなんですから。

店内で色々お話を伺っていると、モリさんが店の一番奥を指し示して、「奥も見ていきますか?」と。

お店の裏口の先には、小屋が。

そこは以前、モリさんの居住スペースだったのだそうです。

かなり狭いので、一人で住む分には問題ないのでしょうが、奥様と暮らすにはさすがに狭すぎます。

ということで、今はこの小屋を出て、二人で暮らしているモリ夫妻。

そして空いた小屋。

中を覗くと、ごっちゃごちゃの作業中。

こ、これは…

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改装中のこちらの小屋は作家やアーティストの作品などを展示するスペースに生まれ変わるのだそうです。

もうまもなく完成するとのこと。

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一体どんな空間になるのか楽しみです。

 

さらにビールが運びこまれたり、奥様が届いたばかりのワイングラスを磨いていたりと、僕がいた時間にも様々な動きがありました。

10月中には飲み物などの提供も始まる予定。

 

そうなのです。

第2章がテイクオフしたばかりの汽水空港ですが、まだ全然完成したわけじゃありません。

モリさんの耕している畑の近くに小屋を建てまくって、本を読むためだけの空間を提供しようという構想もあるのだそうです。

どうです、ワクワクしかないでしょう?

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ライブ感満載で航行する汽水空港、スーパーオススメです!

モリ夫妻の温かな人柄に触れれば、本も鳥取も大好きになること間違いなしですぞ!

 

というわけで、今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

楽しいひとときを過ごさせてくださったモリさん夫妻、ありがとうございました!

 

今日も、素敵な本と人との出会いに、感謝。

X-T3の発売に合わせてX-H1を購入しました。

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

9月最後の3連休、皆様はどのように過ごされましたでしょうか。

僕は大学時代の友人たちと集まって、久しぶりに旅行に行ってきました。

行き先は箱根です。

男5人でぞろぞろと連れ立っての暑苦しい旅行ですから、荷物はなるべく軽くしたいものですね。

というわけでカメラはエースのPENTAX K-1にお留守番を任せ、気軽に持ち出せる富士フイルムのX-T20を連れて行きました。

旅に連れて行くのはコンパクトな方がいいですからね。

 

というわけで今回の箱根旅行の様子を、富士フイルムX-H1で撮った写真と共に振り返りましょう。

 

え?

X-T20って書いていたじゃないか。

書き間違いじゃあないか、ですって?

ああ、失礼。

もちろんX-T20は連れて行きましたよ。

そしてX-H1も間違いではありません。

旅先で迎え入れたのです。

 

まずはその辺りからお話しましょうか。

 

 

 

友人との合流時間に余裕を持ちすぎるのは危険だということ

友人たちとは箱根ではなく、横浜の元町・中華街で集合することになっていました。

僕はお金がないので夜行バスで行くことに。

これが命取りでした。

というのも集合時間が午前11時半。

夜行バスが横浜に到着するのが午前6時半。

実に5時間もの自由時間が生まれてしまったのです。

この間にフラフラ横浜を撮り歩いて過ごそうと思っていたのですが、横浜駅のすぐ近くにヨドバシカメラが。

見なかったことにして撮り歩いていましたが、どんどんモヤモヤしていきました。

ひととおり、みなとみらい、赤レンガ倉庫と歩き回って一息ついた頃には、僕の頭の中はX-H1に染まっていました。

気付くと僕のつま先は自然とヨドバシカメラの前に。

吸い込まれるようにして僕はX-H1の前に立っていました。

そして入店から5分後、僕の手にはX-H1が……。

 

開封の儀もそこそこに、SDカードとバッテリーをセットして、僕とX-H1のファーストコンタクトが幕を開けました。

 

X-H1と歩く箱根路

友人たちを待たせるわけにもいかないので、じっくり腰を据えて撮影したり、ボディ本体を舐め回すように撮ったりということはできませんでしたが、何枚か撮ってきましたので、今回はそれらでお茶を濁そうと思います。

X-H1がどのようなカメラか気になる方は、以下のすんばらしい記事をお読みになるのがよろしいかと思います。

超かっこいいファーストインプレッションです。

www.cola507.com

 

以下撮ってきた写真を並べます。

使用したレンズはXF90mm F2.0(フルサイズ判換算135mm)です。

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芦ノ湖で見かけた姉妹。

キューピーマヨネーズのTシャツいいなあ、欲しい。

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友人とスワンボートに乗りました。

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気軽に撮っていますが、ゆらんゆらん揺れる水面で撮っていながら、まるでブレていません。

これです、これ。

この手ブレ補正が僕はどうしても欲しかったのです。

僕は普段日中はデスクワークをしているので、写真の練習をするために外に出る頃には、とっくに陽は沈みきっています。

暗いところで写真を取るためにはたくさんの光を取り込むために、通常よりもシャッタースピードが遅くなってしまいます。

シャッターが下りるまでの時間が長くなると、その間に人間である僕はグラグラと動いてしまいます。

結果、ブレブレの写真が量産されてしまうのです。

そんな問題を、富士フイルムのカメラとして初めて強力な手ブレ補正機能が搭載されたX-H1は解決してくれます。

これが最新のX-T3と迷った僕の、最後の決め手になりました。

技術を磨けと言われてしまえばそれまでなのですが、やっぱりブレてない写真が撮れるとそれだけでテンション上がりますからね。

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スワンボートばかりで恐縮です。

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大涌谷にも行ってきましたが……。

曇っていたアンド、ありえない数の観光客で、ロープウェイで上がって即下りないと頂上に取り残される危険があったので、カレーとゆで卵食べて早々に退散しました。

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意外と速いロープウェイ。

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大涌谷名物の黒玉子

こちらはX-T20で撮りました。

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少しでも高いところから見たいのかな?

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金髪ってそれだけで絵になりますね。

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場面は飛んで、明け方の新宿駅

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姫路の夜11時くらいの人通り(午前4時)

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ホントこの人たちはいつ寝ているんだろう。

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このTシャツ欲しいなあ、とパシャり。

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さらに場面は変わって、帰ってきた姫路で。

東京を発つ直前にX-H1に新搭載されたフィルムシミュレーション「エテルナ」に思い至り、家に帰り着くまではほぼ全てエテルナで撮りました。

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近所で鴨を見かけるのは初めてです。

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るんるんですね。

僕もX-H1を迎え入れて気持ちは彼女と同じくウキウキです。

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橋の上から。

鯉って案外大きくて怖いんですよね。

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「止まれ」の上を駆ける。

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なんでもない1枚ですが、元画像を拡大しまくって鳥の瞳がくっきり写っていたのには驚きました。

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X-T3のカラークロームエフェクトが話題ですね。

あれを見てしまうと味気ないかもしれませんが、僕は好きです、エテルナの彼岸花

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90mmをハーフマクロ的に使っておりますよ。

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カメラを始めてからよく花を見るようになりました。

名前も知らないのだけれど、この対称性とか綺麗だと思います。

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カメラやってなかったらネコジャラシなんて見向きもしない人生だったでしょう。

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一転、メカニックな感じです。

これもとっぷり暮れてから撮っていますが、ブレてなーい!

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鈴緒の質感……。

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陰影が好き。

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石灯籠。

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石灯籠(どアップ)

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にゃんころの瞳もしっかり。

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さて、買ったばかりのカメラについて、そのスペックも良いところも、おすすめな点もほとんど言及せずに書き綴って参りました。

まあ良いんですよ、世の中には素晴らしいレビューがたくさんありますから。

僕が言えることはただ一つ。

X-H1を迎え入れて、また僕は写真を撮るのが楽しくなりました、ってことだけです。

 

この気持ちは忘れないでいたいですね。

最近は各メーカーが様々なニューカメラを続々と発表しています。

どれもいいところ、ちょっとなあと思うところ、様々あるかとは思います。

どのカメラにするか、大いに迷って、迷って、自分のテンションが最高潮にアガるカメラと一緒になれたらいいですね。

まあ、なんでもいいから、みんな写真撮ろうぜ!

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

全人類が行くべき![世界を変えた書物]展に行ってきました!

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

人類はこの地上に現れて以来、一瞬たりとも休むことなく頭を使ってきました。

そこには年齢も、性別も思想信条も関係ありません。

人間は頭を使わずにはいられない生き物なのです。

そんな、弛むことなく頭を使い続ける生物の中でも、特に脳みそを使うことに長けた個体がごく稀に現れます。

いわゆる天才というやつです。

ベジータさんではないですが、昨今は神やらレジェンドやら、天才やらのバーゲンセールの様相を呈していて、なんだかなあと思うこともままあります。

そんな安っぽい天才たちとは比べ物にならないほどの天才たちに、東京で会ってきましたので、その時の様子を写真と文章で振り返ろうと思います。

 

[世界を変えた書物]展について

さて、僕が天才たちに会ってきたのは、東京 上野の森美術館で開催されている金沢工業大学主催の[世界を変えた書物]展という企画展でのこと。

コペルニクスガリレオニュートンアインシュタイン……

眠りこけながら学校の授業を受けていた人だって名前は知っているであろう、偉人たちの著書(それもほとんどが初版)を無料で見ることができる。

そのうえ写真まで撮っていいという。

そんな夢のような企画展が[世界を変えた書物]展なのです。

これまでに金沢21世紀美術館(2012)、名古屋市科学館(2013)、グランフロント大阪(2015)と巡回して、満を持して東京に。

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僕がこのイベントのことをSNS上で知ったのが2018年9月8日の夜。

企画展の初日のことです。

僕がこの展示を見学に行ったのは、2018年9月9日

情報を仕入れた瞬間、行こうと決めました。

僕だって年内いっぱいこの展示が開催されているなら、きちんと計画を立てて行ったですよ!

ところがなんと会期が9月8日から24日まで

焦るほどの短さ。

しかし、この期を逃したらおそらく一生お目にかかることができないであろう、貴重な本たちがたくさんあるというじゃないですか。

行くしかないでしょう。

というわけでこの展示を知った8時間後に僕は姫路駅から東京へと向かったのです。

 

展示の様子

と、ここまで語ればもう僕の方からいうべきことは皆無なので、あとは展示会場の様子をお目にかけたいと思います。

いつもの僕であれば、地面に這いつくばったり、同じ場所に1時間立ち尽くすことも厭わずに写真を撮るところですが、確実に他のお客さんの迷惑になるので、大人しく人の流れに乗りました。

会場に足を踏み入れて、最初からクライマックスでした。

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壁を埋め尽くすコワモテのする本たち!

まさにかつて思い描いた「ぼくのかんがえたさいきょうのほんだな」状態。

誰もいなければ、腹ばいになって下から舐め上げるように撮っていたことでしょう。

自分の奥底から湧き上がるしゃがみ欲を抑えるのが大変でした。

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この場に来ただけで賢さが5ぐらい上がった気がします。

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良い…(頭の悪さが露呈する感想)

 

それからこのゾーンの先頭に、何気なく展示されているのがアインシュタイン直筆の研究ノート笑

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鼻水出るかと思いました。

 

明王エジソンの手書きメモもありました。

手書き類は、他にもキュリー夫人やらライト兄弟やら、ベルなんかのがありました。

ホント意味わかんない。

金沢工業大が怖い。

 

本棚ゾーンを抜けると、稀覯本がひしめき合っている空間に出ます。

すごかったですねえ。

展示されている本はもちろんすごかったんですが、ガチ中のガチなカメラを持った人たちがたくさんいたのにも驚きました笑

資料撮影かな、という感じでした。

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あえて本のタイトルや著者名は紹介しないでおきましょう。

本当に貴重な本ばかりです。

これはぜひ実際に足を運んでいただいて、その目で観てもらいたいのです。

小規模に圧縮されていますが、全てが間違いなく人類が誇るべき一級品の書物ばかり。

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古い本のこういう装飾性面白い。

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白い点はディスプレイケースに写り込んだ照明です。

意外と多くの人がケースに触ってしまい注意されていました。

気を付けましょう。

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『プリンキピア』の初版。

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かの有名な!

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広島に落とされた原子爆弾の成果報告。

そんなものもあります。

人類の叡智も用い方次第でいとも簡単に自身を破滅に導くのだという自覚は持っておくべきだと思います。

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世界に2セットしか現存しないという非ユークリッド幾何学に関する論文。

だからなぜ貴学が所蔵している。

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個人的に一番好きだった挿画。

中身はさっぱりわかりません。

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種の起源

当然のように初版。

 

こんなところにしておきましょう。

この展示に関しては、ブログやイベントレポートに書いてあることを読むことで味わえる点というのはほとんどありません。

数百年前の書物が自分の目の前に存在しているという感動は、ぜひ実際に会場に足を運んでからのお楽しみです!

東京に住んでいる人間は全員もれなく行っておくべきだし、それ以外の地域にお住いの方はもれなく行っておくべき。

……。

つまり、全員行きなさいってことです!

絶対死ぬまでにお目にかかれませんから。

この人たちなくして今の僕たちの暮らしありませんから!

展示されている本に何が書かれているのか分かる人なんて、ほぼ皆無だと思います。

だけど、本物の知性に触れることができる、こんな機会逃すのは勿体無いですよ。

 

というわけで今回はここまで。

今日も素敵な本との出会いに、感謝。

 

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ぼっちで行ったので、フォトスポットの写真が哀愁を感じさせますね……。

ITAMIGREENJAM’18で青空図書館のお手伝いをして来ました!

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

先日、平成最後の夏の思い出に、野外フェスに行ってきました。

とは言っても、音楽を聴きに行ったわけではありません。

師匠のみつづみ書房さんにお声かけいただき、青空図書館のお手伝いをしてきたのです。

行ってきたのは関西最大級の無料野外フェスITAMIGREENJAM’18。

あまりにも楽しくて、息つく間もなかった今年の夏。

どうか終わってくれるなと願った夏が去ろうとしています。

その締めくくりにふさわしい素敵なイベントに来ることができて良かった。

忘れないように、いつでもここに帰って来てこの特別な日を思い出せるように、今回もその様子を写真と文章で残そうと思います。

それでは早速いってみましょう!

 

ITAMIGREENJAMとは

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兵庫県伊丹市昆陽池公園で催される、2014年伊丹市の若手クリエイターたちの手により産声をあげた無料野外音楽フェス。

「音楽」「アート」「ファッション」「デザイン」などの文化の力で自分たちの街を面白くしていこうと目論んでいるそう。

過去には台風で無念の中止になるなど、紆余曲折を経ながら、2017年には無料野外フェスでは異例となる20,000人を動員。

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有料フェス顔負けの豪華なアーティストを呼び集め、夏の終わりを最高にヒートアップさせるモンスターローカルイベントであるぞ!

マジ半端ねえ!

FIVE NEW OLD聴きたかった!(店番してました笑)

二日目のトリ、真心ブラザーズは民族大移動かと思うぐらいたくさんの人がステージに押し寄せていました。

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丘の上の青空図書館

最高の音楽が響いて来る最高な環境で、僕は師匠と青空図書館を。

小高い丘の上にテントを張って、フェスを楽しむ人たちを眺めながら、のんびり本を売ったり、本を読みに来た人たちとおしゃべりしたり。

 

最高でしたわ。f:id:taroimo0629kuro:20180903235318j:plain

1日目はちょっとお天気に恵まれませんでしたが、死ぬほど暑いよりはマシでした。

丘の上は風が吹き抜けていくし、心地よかった。

 

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Feelin’good!

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妹に読み聞かせてあげるお姉ちゃん。

微笑ましい。

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ママも読み聞かせ!

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みんな読むべし!な1冊。

僕もお邪魔したりお会いしたことのある本屋さんが、いっぱいです。

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親子連れで会場に来ていた人たちが、一息つけるような場所としての機能も果たしておりました。

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師匠も一息。

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二日目は夏がその全てを振り絞ったんじゃないかと思うぐらいの快晴。

それでいて木陰では爽やかな風が。

まさに読書日和。

誰だ晴耕雨読なんて言ったのは。

恵まれたお天気のもとで寝っ転がって本を読む。

最高じゃないですか。

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初日は雨の心配があったので出番のなかった、伊丹市立図書館の本たちも嬉しそうです。

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快晴で、近くの伊丹空港から飛んで来る飛行機もくっきり。

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どれにしようかな。

素敵な本がいっぱいだと、目移りしちゃって大変!というデメリットが?

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表紙が可愛いですね。

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本の持ち方ひとつとっても個性が出ますね。

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ライブを観に来たカップルだって気軽に立ち寄れるオープンな図書館でござい。

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良いTシャツ。

SUZUKA CIRCUITだって。

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私ですね。

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水辺の図書館よしみ姐さんが考案した進化系輪投げも、お子さんたちに大好評!

寝る直前に読んでいた本の上に置いた眼鏡のイメージが発展して輪投げになるとは。

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インスタ映えするスライムの海で泳ぐアヒル隊長も大人気でした。

振り回しちゃったりしてね。

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出会い

そしてこの2日間で最高の出会いを生んでくれたのが、この一冊。

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師匠の友人 市田響さんの写真集です。

一人の少年がこの写真集を熱心に読み込んでいました。

じっくりじっくり読んで、師匠に話しかけていました。

「これめっちゃ良いですね!」

とてもキラキラした笑顔でした。

実に渋いチョイス。

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写真が好きなのかと訊ねてみたところ、コクリと頷きました。

写真は撮るのか訊いてみると「農家志望やからなー」と一言。

そんなの関係ねえよ、農業やりながら写真撮れるぞと僕のX-T20を貸してあげました。

最初は、壊したりしたら大変だからと遠慮していましたが、無理やりカメラを握らせるとおずおずと構えました。

焦点距離90mmのレンズをつけていたので、遠くの方に面白そうなものを見つけて撮ってこーいと背中を押してやりました。

以下がその少年の撮った写真です。

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こびとを踏みつける戦車のおもちゃ笑

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僕が店番サボって食べていた唐揚げvs戦車。

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木に登る少年。

おもしれーじゃーん!と言ってあげると、嬉しそうにはにかんでいたのが印象的でした。

そして、やっぱり例の写真集を欲しそうにしていました。

写真集の値段は1,200円。

小学6年生だという彼には大金でしょう。

逡巡していました。

店番怠けてビール飲んでたから酔いがまわっていたんでしょうかね。

気が付いたら買ってあげてました、写真集。

めちゃくちゃ喜んでくれたよ。

「宝物にします!」ってなんだよそれ、今時漫画でもそんなセリフ言わないよ。

なんだか眉間のあたりがむずかゆくって、名刺なんて渡しちゃったよ。

相手は子どもなのにさ。

ついでにチェキなんて撮ってあげたりなんかして。

僕の渡した名刺を見ていた少年がひときわ大きな声をあげました。

「タロウさんっていうんですか!?」

そうだと言うと「俺の名前コタロウなんです!」だってさ。

笑っちゃうよ、なんだこれ笑

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大きくなったらカメラ買って、たくさん写真撮るって言ってました。

楽しみにしてるぜ、コタロウ。

 

本当に夢みたいな二日間でした。

やっぱり本を通してたくさんの人と触れ合うのは楽しい。

そしてカメラも、人と人とを繋いでくれるツールだということも感じられました。

この二つが大好きで、僕は本当に幸せです。

夏はいってしまうけれど、季節が変わっても僕は変わらず本を読んで、誰かにオススメして、写真を撮りに出かけていってはビールを飲んでいることでしょう。

そうしてたくさんの人と素敵な出会いを重ねていけたらなあ、と思った平成最後の夏でした。

 

今日も、素敵な本と人との出会いに感謝。

 

その他の写真

ここからはカメラ好きに向けてフェスの会場でスナップした青空図書館とは関係ない写真を載せていきます笑

使用したカメラは富士フイルムX-T20。

レンズはXF90mm F2.0 XF35mm F1.4 XF18−55mmです。

お時間のある方は見てやってくださいな。

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師匠。

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からあげクン

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お揃い姉妹可愛い。

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居心地はどうだい?

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フェスはオシャレさんがたくさんで楽しいですね。

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男の子3人組っていいですよね。

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喪黒福造ごっこ。

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夏の落しものでも探していますか?

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コタロウに負けてられないので、僕も木に登る少年を。

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はしゃぎすぎましたね。

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実にいい真っ赤なおべべだ。

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見習うべきだらり具合。

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がしっ。

f:id:taroimo0629kuro:20180904014537j:plainふん!

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オルァ!!

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ごふぁ!!(お父さんは股間を強打したようです)

 

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 おしまい。

大分の素敵な本屋さん、カモシカ書店に行ってきました。

みなさん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

久々の本関係の更新となってしまいました笑

ホント、だらだらしてないし、Books要素少ないし、タイトル詐欺なブログで申し訳ありません。

 

さて、先日大分市は中央町にある素敵な本屋さんに行ってきましたので、今回はその時の様子を写真とともにご紹介しようと思います。

 

失礼を承知で申し上げますれば、僕の28年間の人生において勝手に育てあげた大分のイメージは、どちらかと言えば湯けむりにあてられた純朴な人たちの多い、比較的トガっていたり、スタイリッシュなおしゃれさといったものとは縁遠い街、というものでした。

(今思えばこれは完全にイメージの産物です。しかも別府の。僕なんて輪をかけて朴訥と言われる宮崎県人なのにね)

そんなところにまさかこんな洗練された空間があるなんて、そう思わされたのが今回訪れた「カモシカ書店」さん。

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大分駅から北面し、中央町の商店街を抜けた先に店舗を構えておられます。

2014年5月にオープンした、比較的新しい本屋さんです。

外観から抱いたファーストインプレッションは、特に変わったところはなさそうだなあ、というものでした。

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お店の前に出された看板。

ものすごくドリンクやフードを推してきます。

どうやら自信があるようです笑

 

とはいえ、本屋さんに来たのです。

店内の様子を見て行きましょう。

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僕がよく見る夢に出てくる、何者かに追いかけられて渦巻き状に角を曲がり曲がっていった末に追い詰められてしまう、袋小路のような配置の本棚

え、本屋さんというにはあまりに本の数が少なくないか?と一瞬思ってしまいました。

安心してください。

そんなわけありません。

 

ほら。

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こんなこと言う本屋さん初めてです笑

否が応でも期待が膨らみます。

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2階へと続く階段で1枚。

 

本気の2階へ来てみました。

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本気すぎるでしょうよ。

何?

何かカモフラージュでもしてるの???

スパイ的な何かや特殊工作機関にでも狙われてるの?

ってぐらい2階はすごく広々とした素敵空間です。

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本棚には映画・音楽・文学など、眺めているだけでアートなセンスが磨かれてしまいそうな魅力的な本がずらり。

古本が中心ながら、新刊本も取り扱っておられます。

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本棚のレイアウト、チョイスからも本に対する並々ならぬ想いが伝わって来ます。

窓の外に照りつける、苛烈な真夏の日差しとは無関係に体温が上がるのを感じました。

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棚の上に鎮座まします本たちはDon’t touch!

貴重な本たちが並びます。

 

うおお真夏だから極力テンション抑えていたいのに、棚を渉猟するに連れてアガってしまううう!!

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というわけでクールダウン。

 

お店の奥や窓際にはリラックスできる椅子やテーブル席があって、美味しい飲み物や軽食、デザートを楽しむことができます。

僕はジンジャーエールを頼みました。

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最奥にはお酒がたくさんのカウンターが!

ちくしょう、今日は車だ…

 

お酒が飲めないなら食べてストレスをどこかにやってしまいましょう。

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クールダウンした体にキーマカレーをぶち込むあたりが最高にCOOOOL!!でしょう?

 

カモシカ書店を紹介してくれた地獄アンバサダーことよしづみ氏はピザトーストを注文。

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大満足!

 

これまでのカモシカ書店さんの歩みとか、オーナーの岩尾さんのお話とか書こうかと思ったのですが、なんだか野暮な気がしてきました。

残念ながら岩尾さんのお話を伺う時間はなかったし、またリベンジしに来ます。

www.yadorigi.jp

よりカモシカ書店について知りたい方は、いやそうじゃない方も読むべきなコラム。

 

オフィシャルサイトのリンクも貼っておきます。

俺を読め!いや俺だ!と言わんばかりに伸び上がってくる本たちのギミックが面白いサイトです笑

kamoshikabooks.com

 

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カモシカ書店さんではずっと探していた『エンデの遺言』と『デザインのめざめ』を買いました。

レシートにもカモシカを載せるあたりのこだわりがまた良い。

 

こういうところにチラ見えするこだわりってくすぐられるんですよね。

オーナーの岩尾さんにはお話を伺えませんでしたが、また遊びに来る口実ができたというもの。

姫路から車でたかだか8時間ですもの、いつだって遊びに行けますって!(錯乱しています。お酒を飲みながらこの記事を書いておりますゆえ)

まだまだ僕はカモシカ書店を遊び尽くせていませんね。

なんなら次は夜に来てクラフトビールなんか飲んでみたいですねえ。

 

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というわけで、本日もお読みいただきありがとうございました。

 

今回はカモシカ書店さんの後に向かわなければならない場所(地獄)があったため、長居することができなかったのですが、それでも充分に面白かった。

本棚を眺めて回遊するのが楽しくなるような広がりのある空間は心地よいし、本のチョイスも抜群です。

 

皆さんも、大分市にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。

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今日も素敵な本との出会いに、感謝。