Books だらり庵

面白かった本、訪ねた本屋さん、撮った写真なんかについてだらだら綴ります。ごゆっくり。

狂気再来… #きまぐれ黒豆らんぽ 四国急襲!その2

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

今回は四国突撃旅行、きまぐれ黒豆らんぽレポートの第2弾をお送りします。

神犬ムスカくんの撮影会も終わったので、残るはガチのフォトウォーク。

写真マシマシでお送りしますので、だらりとお読みいただけると嬉しいです。

 

今回の登場人物

はちさん

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超人

 

まめさん

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聖人

 

しゅんさんぽ

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SONY星人

 

 

頭から鯛で失礼します。

というわけで鯛めしを平らげましたよ。

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GRⅡ

でも写真を撮るのは、卵の方が好きなので、卵を撮りましたよ。

鯛めしは悶絶の美味しさでしたよ(土井善晴先生風)

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GRⅡ

 

ほぼ全ての撮影機材をまめさん家に置いてきた僕はミニマリスト(図々しい)

というわけで道後温泉に向かい、飲み会に到るまでは全てGRⅡでの撮影となりました。

中望遠おじさんなので見つけた被写体の遠さに困惑しましたが、GRⅡは頑張ってくれました。

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GRⅡ

愛媛カラーの路面電車の車内から路面電車を。

松山の街は路面電車以外にもオレンジ色が溢れていて、ブレない姿勢に感心しました。

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GRⅡ

愛媛マラソンを終えてゾンビのように疲れ果てた人々が群がっていた道後温泉

命の湯ですから仕方ないですね。

ムスカくんの撮影で元気満タンの僕たちには温泉の効果は必要なかったので、華麗にスルーしました。

 

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GRⅡ

でも地ビールでのフライング優勝は外しません。

義務です。

うまし。

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GRⅡ

お茶も綺麗な〜。

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GRⅡ

そんなこと言われちゃあなあ(ビール飲みたい)

 

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GRⅡ

密かにこの旅でムスカ神を除いて、一番のお気に入りスナップショット。

やっぱりGRⅡ最高。

今春満を持してリリースとなるGRⅢが気になるけど、僕の相棒はGRⅡという感じなんですよね。

 

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GRⅡ

こんなの撮れちゃうんだもの、飲み会の席で。

 

べらぼうに美味しいおまかせの焼き鳥を食べ、お酒を飲んで、飽きもせずに写真の話をして、楽しい夜は更けていきました。

 

と感慨に耽る間も無く3日目がスタートしました。

遅めの8時集合で松山城を落としにいきます。

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K-1

勇ましいサムライたちの後ろ姿です。

 

これが此度の戦の獲物か…。

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K-1

 

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X-H1

この観覧車、デパートの屋上にあるんですよ。

やるな松山。

 

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X-H1

黄色いものが視界に入ると無条件に撮ってしまいます。

 

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X-H1

尊すぎて近寄れない被写体の場合は望遠レンズの出番です。

XF50-140mm F2.8は流石のレッドバッジ。

 

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X-H1

攻め込む我々に対抗しようと、靄を纏う松山城天守閣。

しかし我が軍は皆防塵防滴ぞ!

ポンジュース並みに甘いわ!

 

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K-1

とはいえ堂々たる威容には惚れ惚れします。

 

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X-H1

まめさんGR似合ってる。

ホント僕がX-pro2買って、まめさんがK-1を買えば、双子コーデができますね(はあと

 

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X-H1

太陽が登らなくてもへいちゃらマンです。

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K-1

こういうのばっかり撮ってる。

 

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X-H1

茶釜の質感……

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X-H1

曇っているのに星が見えますねえ。

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X-H1

美しい金環。

 

 

それからなんだかんだでまめさん御用達のカフェでまったり。

何だろう今回の旅、初日以外ものすごく英気が養われたきがする。

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X-H1

一緒におバカなノリにのってくれたしゅんさんぽ、はちさん。

瀬戸内の海より深い懐で迎え入れてくれたまめさん、ムスカ神。

みんなのおかげで僕は、忘れていただらだらの尊さを思い出すことができましたよ。

見てください、ゆるふわな写真も撮っちゃいます。

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X-H1

 

今この記事を書いている段階で、僕の心は四国の上空を漂っています。

こんなに優しい旅は久しぶりだった。

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K-1

みんな、ホントにありがとね!

 

 

 

次は九州一周か東北一周の時に会おうね……

 

 

というわけで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました!

あなたの「撮っておきの1冊」を教えてください! ホントレート3撮目

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

「人生に寄り添う1冊を楽しむ人の様子を写真に残したい」

そんな想いと共にスタートした撮っておきの1冊「本とあなたのポートレート」、略して「ホントレート」

3回目となる今回は、地元を拠点に奮闘するデザイナーさんに教えてもらった1冊です。

お話を伺う前に、勝手にデザイン関係の1冊を持ってこられるものと思っていたのですが、見せていただいた本を見てびっくり。

デザイナーさんの手には、図鑑が。

デザインと図鑑?

なぜかは分からないけど、面白くなってきやがったぞ……。

一体どんな「撮っておきの1冊」なのか、早速教えてもらいましょう。

 

お話を伺った人f:id:taroimo0629kuro:20190217131241j:plain

西嶋 輝さん

デザイナー。兵庫県加古川市出身。加古川市在住中。デザイン系専門学校卒業後、製版会社、広告制作会社を経て、加古川市を拠点に活動開始。ブランディングを軸に、「聴くコト」「知るコト」からデザインが始まり、ロゴ制作やグラフィックデザイン、商品企画、パッケージデザイン、Webデザインなど幅広くデザインを行う。

豆乳が大好き。今回の撮影中にも彼のそばには豆乳が。

www.and-n.net

 

デザイナーの終わらない夏休み

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デザイン関係の1冊かと思いきや……?

撮影の前のやり取りで「思い浮かぶ本はたくさんあるんですけどね〜」と話してくれていた西嶋さん。

どんなお洒落な本が出てくるのかと撮影に臨んで、びっくりしました。

デザイナーさんが選んだ1冊はなんと『自由研究図鑑』(有沢重雄 文、月本佳代美 絵)

何で!?という言葉は心に秘めておきましたが、驚いたことは事実です。

しかし、戸惑いながらも撮影をスタートすると、出るわ出るわ、西嶋さんの口が止まりません笑

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思い入れが強すぎて溢れ出るお話。

西嶋さんが『自由研究図鑑』と出会ったのは小学校の図書館。

セミの羽化の観察、小石の標本作り、メダカの飼い方、豆腐の作り方(?)、リトマス紙の作り方(??)、何もないところから何が生えてくるかの観察(???)などなど、幅広く好奇心を刺激される研究が紹介されています。

出会った当時は描かれている絵と文章をフンフン楽しんでいただけだったそうですが、この時に「図鑑」が西嶋少年の心に住み着いたのでしょう。

大人になってたまたま本屋さんでこの本を見かけた時に、西嶋さんは一瞬で少年時代に引き戻され、気付けばお買い上げ。

こうして西嶋さんの自由研究が再び動き出しました。

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今の西嶋さんが描かれているような裏表紙。

驚いたことに『自由研究図鑑』で紹介されている研究の中には、今でも西嶋さんがされているものがありました。

足元の「マンホールの蓋ウォッチング」、建物や家の中にあるものに隠れた顔を探す「フェイスハンティング」、「絵文字マークの研究」、「のれんや看板の研究」などはデザインやタイポグラフィの研鑽にも活かされていると言います。

どこにでもいる少年らしく、鬼ごっこをしたり、駄菓子屋さんでたむろしていた小学校時代のあの頃と現在が思いがけず地続きになっていることに、西嶋さんも感慨深げでした。

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真剣なまなざしは大人そのものですが、内に秘めるは少年の心です。

365日、身近なふしぎに囲まれたデザイナー

ライフワークとして「今日は何の日」をテーマに1日1案1デザインに取り組む西嶋さん。

その日が何の日なのかによるところもありますが、西嶋さんのデザインには親しみを感じるものが多いような気がします。

素晴らしいデザインでも、自分たちの方に引きつけて見ることができないようなものだと、なかなか楽しむことはできません。

会いに行けるデザイナーとしての西嶋さんの真骨頂は『自由研究図鑑』のキャッチコピー「身近なふしぎを探検しよう」にも現れているのではないかと、そう思わずにはいられません。

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「身近なふしぎを探検しよう」素敵な心意気です。

西嶋さんは時々「僕は365日がお休みですし、365日がお仕事です」ということをおっしゃいます。

自らの生き方に対する大きな責任と自由を思わせる言葉です。

365日デザインに取り組み始めて、はや3年目。

欠かすことなく毎日コツコツとデザインをする西嶋さん。

簡単そうに見えて一番難しいコツコツを「自由」に「研究」し続ける姿はどこか楽しげ。

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マンホールの収集、今でもやってます。

西嶋さんの背伸びをしない姿勢はあの日の夏休みと地続きになっているからなのではないか、そんなことを思います。

普通の大人にとっての夏休みは遠く彼方へ行ってしまいましたが、西嶋さんの隣には今も夏休みが。

西嶋さん自身にはそんな意識はないでしょうが、『自由研究図鑑』を撮っておきに選ぶくらいですから、おそらく近からず遠からずといったところのはず。

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ワクワクの詰まった365日を見つめるデザイナーの原点がここにありました。

思えば図鑑はたくさんのものをコツコツと各ページに収集して出来上がる性格の本です。

今回選ばれた『自由研究図鑑』に限らず図鑑が好きだという西嶋さんが、365日毎日「今日は何の日」なのかを収集しているというのも、何となく頷けます。

毎日をささやかに楽しくしてくれるデザイナーの自由研究から、これからも目が離せないなあと思ったり。

 

 

撮影を終えて

今回の撮影がこれまでで最も、本と選書者の生活のつながりを感じるものになりました。

デザインと『自由研究図鑑』、一見何の関わりもないように思えるのですが、実際はそうではないのですね。

どちらも明確な正解はなく、その気になって向き合うほどに、どこまでも自分任せ。

「自由」の旗頭は常に魅力的ですが、実はとても残酷でシビアなもの。

そこを飄々と泳ぐ加古川のデザイナーはとらえどころがありませんが、ぜひ一度会いに行ってみると良いです。

サービス精神も旺盛な方です、きっと面白がらせてくれますよ。

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西嶋さんの自由研究はこれからも続いていきます。

というわけで第3回目のホントレートはここまで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

今後も素敵な人や本との出会いを期待して、バイバイ!

 

※今回の題字は西嶋さんに書いていただきました。「撮」の字が一部カメラになっている遊びゴコロ!

あなたの「撮っておきの1冊」を教えてください! ホントレート2撮目

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

「人生に寄り添う1冊を楽しむ人の様子を、写真に残したい」

そんな想いと共にスタートした撮っておきの1冊「本とあなたのポートレート」、略して「ホントレート」

2回目となる今回は、写真を愛してやまない青年に教えてもらった1冊です。

写真と本、形は違えど想いや考えを固着させるという点においては同質な両メディア。

そこに気付いているのかいないのか、今回選ばれたのはとある写真集でした。

いったいどんな「撮っておきの1冊」なのか、早速教えてもらいましょう。

 

 

お話を伺った人

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幼い頃から写真を撮ってきたしゅんさんぽさんはどんな1冊を選んでくれたのでしょうか。

しゅんさんぽさん

1992年兵庫県生まれ。幼い頃から写真を撮り続け、写真歴は10年以上。

磨かれた写真の腕がキラリと光るブログ「しゅんさんぽ」を運営。

人好きのするキャラクターと、素晴らしい写真を撮るためならどんな奇抜な体勢をとることも厭わない姿に魅了される人も多い?

普段はとぼけていることが多いものの、こと撮影となると別人のよう。

shunsanpo.com

 

ブタの心が分かるグラフィックデザイナーの手なる写真集

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普段はあまり本を読まないというしゅんさんぽさん。

しゅんさんぽと『ダカフェ日記』

「本はあまり読まないんですが…」という前置きと共にしゅんさんぽさんが取り出したのは森 友治『ダカフェ日記』という写真集。

この写真集はもともと、1日3万アクセスを記録した人気ブログ「ダカフェ日記」を書籍化したもの(ブログ「ダカフェ日記」は『日本ブログ大賞2006』写真大賞を受賞しています)

お父さん(著者)が写真で切り取るのは、どこにでもある家族の風景なのに、妙にノスタルジックな気持ちにさせられる写真集です。

久しぶりに本棚から持ち出してきたそうですが、パラパラとページをめくっている間にも「あ〜!そうそうこの感じ」と旧友に再会したような声をあげていたしゅんさんぽさん。

本はいつ読み返してもそこにいてくれますからね。

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本に合わせて衣装もコーディネートしてくれたのでしょうか。

しゅんさんぽさんが『ダカフェ日記』と出会ったのは5年ほど前のこと。

今ではカメラの沼にどっぷり浸かっているしゅんさんぽさんですが、意外なことに社会人になった当時は本格的な一眼レフカメラは持っていなかったそうです(SONYのミラーレス一眼を使用していたそう)

人肌を綺麗に撮りたいとモヤモヤしていたしゅんさんぽさん。

そんな時に手にした『ダカフェ日記』の写真に目を見開かされたといいます。

全てCanonのカメラで撮影されている『ダカフェ日記』に人肌の美しさを見せつけられたというしゅんさんぽさん。

現在バリバリのSONYユーザーの彼が、初めて手にした一眼レフカメラCanonのEOS 70Dでした。

読んだ写真集に影響されてカメラを買う人、結構いるものなのでしょうか?

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カバーはなく、シンプルな表紙が落ち着いた雰囲気です。

撮影の最中に、僕も少し『ダカフェ日記』を読ませてもらいました。

言ってしまえば「ありふれた家庭のありふれた日常の様子がおさめられているだけ」

それなのに、この惹きつけられてしまう感じは一体何なのでしょうか。

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久しぶりの『ダカフェ日記』との再会です。

身構えない1冊

しゅんさんぽさんのお気に入りのページも教えてもらいました。

溝にポツンと残された、小さな靴のかたいっぽ。

著者は置いてきぼりの片方の靴を見て、息子さんが片足裸足で駆け回っている様子を確信します。

公園の溝で空(息子さん)の靴を発見。マズイ。ヤツは今靴下ということか

この一言に集約される父親のまなざしが、実にいい。

1ページにつき1枚の写真、その下に著者のコメントがちょっと。

シンプルな構成に優しさが垣間見えます。

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どのページにもなんてことない日常が。

 

この本と出会って、撮る写真の構図や色味が変わったかというと、そうでもないと言います。

ただ、森さん家のような雰囲気の家庭を持ちたいと思ったそうで、そのあたりはしゅんさんぽさんの撮る写真にも少し現れているのではないでしょうか。

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こんな家庭を築きたくなる1冊だとしゅんさんぽさんは言います。

「家族に向けられた写真は、その家族の一員でないと撮れない」と語るしゅんさんぽさん。

そこは割り切って、『ダカフェ日記』の写真を参考にすることはあっても、あくまで撮りたいのは彼の写真だと言います。

ちらりとプライドが顔を覗かせました。

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彼なりの家族像というものがあるのでしょう

お話を伺う前に「何も語れるエピソードがなくて、本当に申し訳ないです…」と言っていたしゅんさんぽさん。

良いんです、良いんです。

見ていたら充分伝わってきましたから。

あなたがこの本を大好きだということが。

この日マクロレンズを持ってこなかったのが悔やまれたのが、しゅんさんぽさんの『ダカフェ日記』の背表紙の文字が一部かすれていたのを撮れなかったこと。

何度も読み直さないとこうはなりませんからね。

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思わず口元がほころぶ写真ばかりです。

この本がなかったら、今のしゅんさんぽさんはどうなっていたでしょうね。

そう尋ねると「そこまで大きい変化はないと思いますよ」と微笑んでいました。

確かにそうかもしれません。

劇的な人生の1冊というよりは、いつでも気軽にそばにいてくれる本という安心感があります。

各ページは1枚の写真で完結しているので、本の頭から読む必要もないし、気が向いた時に適当に開いたページを眺めるだけでも楽しいはず。

眺めているうちに優しい気持ちになってしまって、まぶたがトロトロ……そんな休日を夢想してしまいます。

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気軽な気持ちで開ける1冊なので、眠くなっても問題ありません。

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陽のあたるポカポカの部屋で休日を過ごす贅沢。

 

撮影を終えて

覗き込んだファインダーの先に、大切な家族がいるという幸せをしゅんさんぽさんはまだ知りません。

今も被写体に対して優しいまなざしを向けるしゅんさんぽさんが、家族にそそぐまなざしは一体どんなものでしょうか。

将来彼がどのような生活を送っているかは知る由もないですが、『ダカフェ日記』のような日々を送れていることを願ってやみません。

その時には、ぜひ撮った写真をドヤ顔で見せてもらいたいものです。

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使うカメラは変わっても、彼の隣にはずっとこの1冊が。

というわけで第2回目のホントレートはここまで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

今後も素敵な人や本との出会いを期待して、バイバイ!

 

 

 

狂気再来… #きまぐれ黒豆らんぽ 四国急襲!その1

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

愛媛県松山市在住Mさん

「四国に住んでいる人間でも、1日で四国全県を巡ろうなんて思わない。そんなことをする人はどこかおかしいんだと思う」

 

僕もそう思います。

でもね、やってしまいました。

昨年金沢で強行された「だららんぽ」も相当に過酷な旅でした。

今回はそこにさらにクレイジーなメンバーを加えてしまいましたので、前回を上回ることは必定。

ただただウルトラスーパー至高のモフモフに会いに行くためだけに、四国を制覇してきましたよ。

写真大量でいきますので、ドン引きしてやってください……。

 

 

 

今回の登場人物

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はちさん

どこかおかしい人1号。

巷でおかしいと言われる「だららんぽ」を圧倒的に上回る、驚異的な旅程をこなすスーパーな人。

メインカメラはNikon D7000

ブログ「きまぐれハチログ」を運営。

hachi-log.hateblo.jp

 

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まめさん

四国が誇るモフモフと暮らす羨ましい方。

しかしそれが災いし、せっかくの3連休を季節外れの台風に蹂躙されてしまった。

メインカメラはFUJIFILM X-pro2

ブログ「Ordinary Life」を運営。

mame-mofu.hateblo.jp

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しゅんさんぽ

弊ブログ最多登場記録保持者。

2018年はFUJIFILM X100Fにうつつを抜かしていましたが、本年は愛機SONY α7RⅡをガンガンに使っていく。

ブログ「しゅんさんぽ」を運営。

shunsanpo.com

 

午前7時 徳島

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午前5時と少し遅めの幕開けとなった今回の旅。

長い旅程に備えての腹ごしらえは徳島市内で、朝早くから開いているラーメン屋さんで。

炒飯と徳島ラーメンをいただきました。

飾らない味に好感が持てます。

先を急ぐため、徳島はこれだけですが、機会があればまた遊びに来なくては。

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しゅんさんぽ「お腹空いたなあ」

 

午前9時 香川

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しゅんさんぽのお腹を満たすために我々はうどん屋さんを襲撃しました。

香川県が誇る名店「山越うどん」には、僕たちが到着した時点で長い行列ができていました。

しかしそこは元祖ファストフード、うどん。

思った以上にするすると、さながらうどんの麺のようにスムーズにありつくことができました。

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これだよこれ……

f:id:taroimo0629kuro:20190212143224j:plainかけすぎ注意です。

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いけー!

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(なんだこの旨さは……!)

 

美味しいものを食べると、それが呼び水となってお腹が空くんですねぇ……

というわけで、3度目の朝ごはんを僕の大好きな「山下うどん」さんで!

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このお店の冷やぶっかけは本当に美味しいので、大学時代に出会って以来ほぼ毎年足を運んでいます。

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強いコシ、香り高いおつゆ。

間違いない(写真はしゅんさんぽ注文のぶっかけ あつ)

 

3食お腹におさめて、ようやく臨戦態勢が整いました。

 

午後12時半 愛媛

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この美しいロゴは…!

というわけで、ついに松山市内でまめさんと合流できました。

この日はあまりにお天気に恵まれませんでしたが、やることはやりましょう。

撮り歩き開始!

カメラはFUJIFILM X-H1。

レンズはXF16−55mm F2.8。

フィルムシミュレーションは全てクラシッククロームのカスタムです。

 

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これをやらないとフォトウォークとは言えませんね。

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良い色味の中華料理屋さんの壁。

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大街道商店街三越カッコよかった。

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おしゃれなカフェも多く見かけました。

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街中を滑る路面電車もミカン色です。

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雨が降ってきたので、まめさんオススメの「CADONIAL COFFEE」さんでだらり。

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雨を避けつつ、素敵な洋館に突撃です!

室内なら雨の心配もありませんゆえ。

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艶々の手摺りが美しい。

もう一歩広角のレンズが欲しくなる構図でした。

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君、本当にズームレンズかい???

というような写りをするXF16−55mmさん……

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カーテンの留め紐ばかり撮ってました。

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フィルム勢のはちさん、しゅんさんぽは光が欲しいようですが、アンダー大好物の僕はルンルンでした。

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みんな撮ってるかい!

 

午後9時 高知

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たくさん写真を撮って、松山市内の居酒屋でまめさんと楽しくお酒を飲んでワイワイ……

じゃないんです。

なぜなら、我々は1日で四国を平らげる者。

土佐が誇るカツオを喰らわねばならんのです。

(翌日に愛媛マラソンが開催されるということで、松山市内の宿が取れませんでした)

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四国四県1日制覇をやり遂げた男の顔です。

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でもこの日1番美味しそうな表情で食べていたのはパセリでした。

大好きということなので、彼のお誕生日にはぜひパセリを贈ってあげてください。

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ガラにもなく写真について語り合ったりなんかして、初日の夜は更けていきました……。

 

少々飲みすぎてしまいましたので、ベッドに潜り込んだ時には午前1時をすぎていました。

1日で長距離をこなしましたので、ゆっくり休みましょう。

戦士たちにひとときの休息あれ。

 

高知 午前5時半

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戦士たちの朝は早い。

気のせいのような睡眠をさっさと切り上げ、朝の高知市内に乗り込みます。

お目当は名物「日曜市」

高知市内の目ぬき通りを貫くように日曜の朝に市が立つのです。

寒すぎて準備が遅れたのでしょうか、我々が到着した時には何も始まっていませんでしたので、セブンイレブンで時間を潰しました(もっと寝られたやんか……)

 

市の活気ってなんであんなに良いんでしょうね。

飛び交う高知の方言もハツラツとしていて、聞いているだけで元気がもらえそうです。

それでも僕はアンダー気味の写真を撮ります。

前日とは打って変わっての快晴に恵まれ、はちさん・しゅんさんぽはウキウキでした。

晴天下のフィルム写真も早く見せてもらいたいですね。

使用カメラはX-H1。

使用レンズは僕の十八番、FUJIFILMが誇る中望遠XF90mm F2.0。

フィルムシミュレーションは一つ覚えのクラシッククロームのカスタムです。

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キャベツ…

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トメイトォ…

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まんじゅう渋い…

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なんかジロジロ見てはいけなさそうな雰囲気

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食べ歩きも!

ホクホクのイモ天美味い!

これを撮っている様子を想像されると面白いかと思います(XF90mmの最短撮影距離は60cm。僕の腕は短い)

 

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なんだこの大根の色気は…

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四国といえば柑橘類ですね。

市場に漂う爽やかな香りは気分を高揚させてくれます。

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こちら名物の「田舎ずし」

うんまい!

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お稲荷さんのようにこんにゃくでご飯を包んだお寿司!

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小さな布袋さんもホクホク。

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出店されているのはおじいさん、おばあさんが多かったです。

みなさんの防寒着が良い感じでした。

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これはアンダーに振りすぎ。

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良いエプロンです。

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「はしまき」に光あれ。

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渋い。

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パイプ椅子の座面を可愛らしくカスタム。

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これは日の丸構図で間違いないでしょう。

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まめさんへのお土産も購入。

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生産者かな?というような笑顔。

 

 

VSムスカ

捧げ物を携えて向かった先には…

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モフモフだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

モフモフが出たぞ!!!

モフモフ注意報発令だ!!!!

 

というわけで四国旅2日目にして、ようやくメインイベント「ムスカくん大撮影会inまめさん家」の開始です。

我々、このためだけに四国に来ております。

全国3億人のムスカくんファンのみなさま、お待たせいたしました。

どうぞ「モフ死」してください。

本望でしょう?

僕は本望です。f:id:taroimo0629kuro:20190212150856j:plain

でしょ?

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なんという…

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神よ…

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ふわぁ

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すやぁ

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たまらずかぶりつくしゅんさんぽ氏の図

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理想の老後の姿を撮りました。

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飼い主かな?

 

というわけで、四国旅の中盤戦までをお送りして参りました。

ムスカくんの写真はあと500枚ほどあるのですが、とても全ては載せられませんので、歯噛みしながらこのぐらいにしておきます。

 

あぁ四国最高…。

※終わりではありません、まだまだ続きます。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

あなたの「撮っておきの1冊」を教えてください! ホントレート1撮目

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皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

「人生に寄り添う1冊を楽しむ人の姿を写真に残したい」

そんな想いで生まれ変わった撮っておきの1冊「本とあなたのポートレート」、略して「ホントレート」

記念すべき第1回目は、なんといきなり2人同時の撮影となりました。

今回本を紹介してくれたのは、播磨のローカルメディアpaletteの編集長ロペス君と、パートナーの綾音さん。

選ぶ本まで被るという仲の良さを見せつけてきた2人ですが、同じ1冊でも楽しみ方には大きな違いが。

イレギュラーな形での幕開けとなりましたが、早速2人の「撮っておきの1冊」について教えてもらうことにしましょう。

 

お話を伺った人

 

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中野広夢(ロペス)君

1992年、奈良県生まれ。少年の心を忘れない26才児。paletteの編集長兼ライター。通称「ロペス」。畿央大学教育学部を卒業後、東京の人材派遣会社に就職。その後小学校教諭、塾講師、認定子ども園保育補助を経て現職。人、モノ、場所の魅力を引き出し、記事として発信するため日々奮闘中。目下の悩みは「終わらない成長期」。ダイエット方法募集中。

www.palette.fun

 

綾音さん

姫路市コワーキングスペースmoccoのスタッフとして活躍する読書好き。共有本棚「moccoライブラリー」の本を紹介する記事執筆を担当。黒髪&メガネがトレードマーク。プログラミング技術の習得に邁進中。

 

仲良し2人による同じ本を選ぶ攻撃

いつもお世話になっている2人の「撮っておきの1冊」は以前から気になっていました。

読書が大好きなカップルで、2人とは最近読んだ本なんかについても、よく情報を交換しています。

ホントレートを撮らせて欲しいと話を持ちかけると、2人とも快く引き受けてくれました。

ありがたい。

2人別々に撮影の依頼をしたのですが、やり取りの中でそれぞれが選んだ本が同じ本だと分かった時の僕の表情、皆さんにお見せしたかったです。

LINEの返信を見つめて「マジかよ……」と呟くことしかできなかった、無力な僕の表情を笑

いささかイレギュラーな形ではありましたが、2人同時に撮影することに。

初回から思いがけない面白さを提供してくれた2人が選んだのは、ミヒャエルエンデの『モモ』でした。

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お似合いな2人にお似合いな『モモ』

『モモ』について

ドイツの作家ミヒャエル・エンデ著。

1973年刊。

1974年にはドイツ児童文学賞を受賞。

貧しいながらも、いつも周りの人を笑顔にする不思議な少女モモが、「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちに奪われた皆の時間を取り戻すために奮闘するお話。

日本では根強い人気を誇り、本国ドイツに次いで発行部数が多いそうです。

時間に余裕がない日本で多く読まれているというのも面白いですね。

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綾音さんと『モモ』

『モモ』は小学校の中~高学年を対象とした児童文学。

子供向けながら、時間という難しいテーマを扱っているので、小学生の頃に読んだという人はあまりいないように思いますが、2人がいつ頃この本と出会ったのかというと。

図書室の本棚を眺めるのが大好きだったという綾音さんは、小学校4・5年生頃、学校の図書室で簡潔な2文字のタイトルに惹かれて一気読みしたそう。

一読して『モモ』の世界に心を掴まれ、以降何度も何度も繰り返し借りては読みふけったそうです。

図書室の『モモ』の図書カードに綾音さんの名前ばかりがずらりと並んでいたということからも、よほど大好きだったことが窺えます。

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『モモ』を開くのは久しぶりだそう

そんな綾音さんですが、小学校を卒業し、学校の図書室に入れなくなってからは、しばらくの間『モモ』と離れ離れに。

何度も読み返した大事な1冊を手元に置いておきたいという気持ちはずっとあったそうですが、本体価格1,700円のハードカバー版は、当時のお小遣いにはなかなかの負担。

彼女の手元に思い出の『モモ』が帰ってきたのは、19歳のころ。

純粋に面白いファンタジーとして『モモ』を読んでいた少女は、いつしか時間に追われる1人の女性になっていました。

再会後の彼女の心には「今の自分、余裕ないな。時間盗まれてるな……」という思いが広がったといいます。

そんな大人になった彼女と『モモ』のお話はまた後ほど。

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ハードカバー版は裏の絵も見ることができます

ロペス君と『モモ』

翻ってロペス君。

彼は綾音さんとは対象的に社会人2年目の時に『モモ』と出会ったそうです。

バリバリの忙しさに首までどっぷり浸かっていた彼は、長い間読み継がれてきた名作くらいは「教養として読んでおかねばならんだろう」という義務感から『モモ』を手にとりました。

自ら教養主義者を自負するロペス君ですが、「これはそんな範疇に納まるような本じゃない!」と衝撃を受けたそうです。

むしろそういうものに対するアンチテーゼではないかと感じたとも。

「時間を節約するという行為が結局時間をなくすことに繋がっている」ことに気付かされたロペス君。

「時間があって豊かになる」という考え方には変わりはなくても、そこに至るための道筋が時短術ではないと、当時流行していた「時短術」や「時間管理のライフハック」モノを一切読まなくなったといいます。

おかげで現在めちゃくちゃなスケジューリングをする人間になってしまったと笑い飛ばす彼は、実にいい笑顔をしていました。

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『モモ』は爆笑する本ではありません

そんな人生の1冊となった『モモ』をこれまでに何回ぐらい読んだのか尋ねてみると、1回しか読んでいないという思いがけない答え。

基本的に本を読み返さないというロペス君。

どっぷりその世界に入り込んで読んだ本の内容は忘れないそうです。

入り込みすぎて、1度しか読んでいないのに『モモ』についてのビブリオバトルで優勝をかっさらったロペス君は「次に読み返すのは、自分が本当にモモになれた時だと思う」と語ってくれました。

「ゆっくり座って、一度読んで内容がわかっている本を読み返すことができるような余裕があることこそが、豊かさそのもの」とも。

とても素敵な考えだと思います。

基本的にあまりオススメの本を人に教えないというロペス君ですが、『モモ』だけは違うそうです。

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深く深く入り込む読書をするロペス君

 

どういう時にこの本を読むか

話を聞いている最中にロペス君がこんなことを言っていました。

「時間の大切さを分かっていない子どもが読んでも、深くは理解できない。(『モモ』は)大切な時間を失ってからこそ読む本」だと。

そういえば、子どもの頃に『モモ』と出会い、大人になる過程で時間の余裕を失っていった女性を、僕たちは知っていますね。

大人になってからの綾音さんと『モモ』の付き合い方は、どのように変化したのでしょうか。

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大人になっても『モモ』は変わらずにいてくれました

ロペス君の言うように、綾音さんも子どもの頃には時間の大切さに思いを巡らせながら読んではいなかったそう。

しかし、幼い頃に何度も親しんでいただけあって、『モモ』は深く彼女の内面に根付いていました。

意外なことに、手元に『モモ』を置いてからは昔のように読み返してはいないそうです。

それでも生活する中で視線が本棚に向いた時に、そこにあのタイトルがあるというだけで「あ、今マズイかもな。少し落ち着かないとな」と少し冷静な気持ちにさせてくれる存在になったのだといいます。

人生に寄り添う1冊との関係性のあり方の1つとして、羨ましく思います。

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本棚から見守ってくれる『モモ』との関係、羨ましい

 

『モモ』と2

最後に「もしこの本と出会っていなかったら?」という質問を2人に投げかけてみました。

「もっとピリピリ、イライラしていたと思います。なんで自分にはこんなに時間がないのか、って」と語る綾音さん。

実は、時間泥棒である「時間貯蓄銀行」の灰色の男たちのことも嫌いではないのだそうです。

「熱意を持って仕事をしているのに、誰からも求められない。報われない熱心さを持つ彼らのことを、なぜか嫌いにはなれない」という綾音さんの背後には、モモの姿が見え隠れしているような気がしました。

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『モモ』を読む綾音さんは優しい表情をしていた


 

「死んでるんじゃないだろうか」とこぼしたロペス君の言葉には少なからず驚かされました。

自他共に認める真面目な性格のロペス君は、色々と追い詰められてしまうことがあったそう。

人は皆トランプのように手持ちのカードを持っていて、全ての人に「ジョーカー=最強のリセットカード」が与えられていると考えるロペス君。

ジョーカーを切って、全てを投げ捨てて楽になってしまいたいという誘惑に「そうじゃないだろう」と自分を引き戻してくれる手札の1つが『モモ』だったといいます。

物語の中でたくさんの人を救うモモですが、現実世界でも人を救うことがあるなんて、つくづく不思議な女の子です。

 

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大げさではなく、人生の1冊があるというのは素敵なことです

 

時間と無関係に生きることのできない僕たちは、いつだって深いところで時間について考えずにはいられません。

だからこそ時間という人類に共通のテーマを持つ『モモ』は、多くの国で時代を超えて多くの人たちに読み継がれてきたのでしょう。

『モモ』が生まれてもうすぐ50年が経とうとしていますが、明日へ向かうことに一生懸命な僕たちが、あまりにも急ぎすぎて大事なものを見失いそうになるたびに、ひょっこり小さな女の子が顔を覗かせるに違いありません。

そしてその都度、僕たちはハッとするのです。

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『モモ』はいつでも僕たちのそばにいます


 

 

撮影を終えて

今回この企画をスタートするにあたって、思いがけず2人同時に話を聞くことになった時には「どうしよう……」と途方に暮れましたが、今となってはこれで良かったんじゃないかと思います。

『モモ』に書かれている内容は全て同じです。

それなのに、2人に話を聞いただけでも、出会いのタイミング、楽しみ方、何を感じたのかが全然違うということを目の当たりにすることができました。

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匂いまで楽しめるのは紙の本ならでは

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読み終えた時の様子を再現してもらいました

今後、『モモ』が撮っておきの1冊だという人のお話を聞くことがあっても、その時にはまた違うその人だけの『モモ』を見せてもらえるのではないかと思います。

 

というわけで第1回目のホントレートはここまで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

今後も素敵な人や本との出会いを期待して、バイバイ!

第3回 庵主の、だらだら読んだら?

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

 今回は、新年1発目の本のご紹介。

1月はお正月休みもありましたから、実家でだらだら読み溜めしてきました。

 お正月ムードでやる気がない中読んだので、負荷の少ないラインナップになっております笑

それではいってみましょう!

 

 

群ようこ『ネコと海鞘』

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タイトルでまず……どういうこと?

表紙をじっと見て……なおのことどういうこと?

まず真剣な様子は見受けられません。

実にお正月ボケした頭にピッタリな1冊でした。

珍事続出のエッセイ集です、周りに人のないことを確認してから読むようにしましょう。

特に面白いことをしでかそうとしているわけではなく、群さんはいたって真面目に生きているだけなのに、どうしてこんなに可笑しなことばかり起こるのか。

ある意味人徳……?

 

panpanya『蟹に誘われて』

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脱力気味に描かれたキャラクターと、背景のシャドーがかったリアルな背景が印象的なマンガです。

日常の中に紛れ込んだ違和感……ではなくどう見ても違和だらけな奴らが淡々と暮らしているのがほのかに不気味。

生きたイルカの計算機、コンベアを流れてくるココナッツをパカンパカンと叩き割るバイト、闇鍋ならぬ明鍋……書いててわけわかんなくなってきました。

少しピントの合ってない世界を覗き見したい人にオススメかもしれません。

 

おくがわじゅんいち『ナポリタン』

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わけわかんないのが続きます。

ナポリタン狂いの著者による偏愛系リトルプレスです。

愛が暴走しすぎて、全ページこってりべっちゃりの濃い〜1冊は、まさにナポリタンそのもの。

無駄にクオリティが高いのも笑えます。

名店散歩、ナポリタン誕生秘話ぐらいはハイテンション過ぎますが、まあ許せる正当記事。

謎の連載小説「なんちゃってナポリタン本部長」にいたって真面目に読む気がなくなります(褒め言葉)

素人ナポリタンの極北を目指して試作も繰り返されます。

その妙に美味しそうな写真には、腹が立ちます。

なんか表紙めっちゃ可愛いし。

頭を空っぽにしてナポリタンに巻かれたい方にオススメです。

 

いしいしんじプラネタリウムのふたご』

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ガツンと長編小説もいっときましょう。

プラネタリウムで拾われた双子の兄弟が、それぞれプラネタリウムの解説員、手品師として成長していく姿を描いた傑作です。

世界を放浪する手品師になったテンペルの身に巻き起こるドラマチックな出来事と、日中は郵便配達員、そして夜は星の語り部として静かに暮らすタットルの対比が美しい。

長い間離れ離れで暮らしていた2人が再開する場面は、号泣必至です。

双子の育ての親「泣き男」の夜空よりも優しく深い愛に心打たれます。

静かな夜に読みたい1冊。

 

吉田篤弘『空ばかり見ていた』

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小説をもう1冊。

安定の吉田篤弘さんです。

収録された12のものがたりは、どれも流浪の床屋ホクトをキーワードに展開してゆきます。

今でいうところのフリーランスじゃないですけど、確かに床屋さんって鋏と自分の確かな腕さえあれば、国境関係なく仕事ができるんですよね。

出会いの数だけ物語が生まれるっていうのはワクワクします。

全てのホクトは同一人物ではなく、ある時は猫の姿で登場し、またある時は作中に登場する本の中のキャラクターだったりと12のものがたりが様々な形でリンクしているのも面白い。

特に好きだったのは「彼女の冬の読書」

「春から秋までふたつのバイトを掛け持ちして蓄え、秋の終わりに好きなだけ本を買い込んで」冬眠状態に潜り込むアヤトリが羨ましい。

彼女の部屋に散乱した本の海で漂流するエリアシが手にした、1冊の本からぐにゃりと現実と物語の境が不安定になる場面は、さすが吉田篤弘さん、お見事です。

 

ホンマタカシ『たのしい写真』

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今月の写真のお勉強です。

『たのしい写真』は技術というより写真のいろんな面白いことが知りたい人にオススメです。

もちろん役に立つことも書いてあります。

パッと見て好きだなあと感じ写真を言葉で要素に分解し、自分がその写真の何が好きなのか、どういう構造がその写真を成立させているのかを説明できるようにすることで、写真の見方が変わるというのは、ぜひ実践したいと思います。

一方で、要素に分解して全く同シチュエーションを慎重に再現したとして、同じものは撮れないという写真の一回性についての話も面白かったです。

 

 

 平松洋子あじフライを有楽町で』

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年末からずっとグルメエッセイ読み過ぎでは?

冬ってお腹空くんですよねえ。

平松さんのエッセイを読んでいると「生きることは食べることなんだ」という覚悟すら感じられるんですよね。

美味しいものに対する執念というのは、軽やかな文章の背後からチラ見えすることがあるんです。

本書に「冷やご飯」について書かれたものがありまして。

まずグルメエッセイに冷やご飯というチョイスがすごい。

奇をてらったのかだって?

ノンノン、甘いぜお兄さん。

平松さんは本気で冷やご飯を楽しんでいるのですよ。

もごもご噛む。なんの昂りもなく、ひたすらもごもご。すると、熱い時にはわからなかった微細な味わいが少しずつ顔をのぞかせる。あたたかな口のなか、冷えた飯を奥歯と奥歯のあいだでゆっくり押し潰すとき、じわっと味が沁みでるのを実感するのは結構楽しい。(中略)冷やごはんは、上昇も下降もせず、ただただ淡々。禅味に近いかもしれないが、いや、そんな高級なものじゃない。わたしにとって冷やごはんを食べるときの満足感は、食べものにもてなしてもらうのではなく、自分で懸命に味を探しにゆく実感にある。

どうですか、この迫力。

僕たちも冷やごはんで味を探しに出かけましょうや。

 

 

西加奈子 せきしろ『ダイオウイカは知らないでしょう』

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これは1月に読んだ中で一番笑いました。
めっちゃ元気になります。

多分、今年何回か読み返すだろうなあ。

小説家の西加奈子さんと文筆家のせきしろさん、同じ言葉を使うジャンルではありながら、短歌ど素人の2人が挑む、はちゃめちゃ短歌道。

毎回与えられるお題に対して、何がどうしたらそうなったという「規格外」の作品が乱れ打ち。

毎回個性的なゲストを交えて繰り広げられる講評編?もめっちゃくちゃ笑

西さんとせきしろさんの掛け合いはもはや漫才の域です。

 最後の最後まで字数を合わせて詠むことのできないせきしろさん。(チャーシューメンを3文字で数えようとしていたほど笑)

どうあがいてもシモの方に寄ってしまう西さん。

そんな2人の詠む歌は、それでもなぜか心惹かれるものがあります。

面白トークの陰に隠れがちですが、ドキッとするような歌も。

短歌ってとっつきにくいよなあ、と敬遠しがちなあなたにオススメです!

あーおもろ。

 

というわけで、今回の「読んだら?」はここまで。

皆様と素敵な本との出会いをお祈り申し上げて、バイバイ!

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あなたの「撮っておきの1冊」を教えてください。「ホントレート」始めます!

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

今回は、2019年に僕が新しく取り組もうと考えている企画についてご紹介しようと思います。

企画の性質上、僕ひとりではなかなか実施が難しいところもあるかと思います。

もしこの記事を読んで、面白いと思われた時には、記事のシェア等ご協力いただけると、とても嬉しいです。

それでは早速、僕が何を企んでいるのか披露することにしましょう!

 

あなたには「撮っておきの1冊」がありますか?

と言われて「はい!」と元気よく即答できる方は相当に僕のことが大好きな人間です笑(もしくは大嫌いすぎて徹底的に僕のアラ探しをされている方かもしれません)

なぜなら「撮っておきの1冊」は僕が造った言葉だからです。

知っている方がおかしい。

とか言ってないでご説明しますと「撮っておきの1冊」とは、人生をともに過ごしたい、折に触れて読み返したい、自分の一部はこの本から成っている、目に入れても痛くないと思えるような人生の1冊のことです。

そこまで大げさでなくとも、ライフステージが変わり、引越しを幾度くり返しても、何度本棚を整理しても不思議とずっとそばにいてくれた、そんな1冊があるのは素敵なことだと思うのです。

世界中に星の数ほど存在する本。

その中からたまたま手に取った1冊が、あなたの血肉となり、心の奥深くに住むことになったとしたら、これほど喜ばしい出会いはありません。

もはや奇跡と言っても差し支えないでしょう。

その本を読んでいる時のあなたは、世界中見回しても出会えないほど魅力的な表情をしているはず。

 

ON READING(読む時間)

少し、20世紀の写真家アンドレ・ケルテスの『ON READING(読む時間)』という写真集についてお話させてください。

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この写真集には、ケルテスが自身のライフワークとして50年以上にわたって撮り続けた「本を読む人の姿」が収められています。

街角、公園、屋上、こんなところでも人は本を読むのか!と驚かされる写真がたくさんで、とても面白いです。

1971年に出版されたこの魅力的な写真集は、多くの人々に愛され、ケルテスの代表的な作品となりました。

彼がどういう思いで本を読む人々の姿を撮っていたのかなんて、知る由もありません。

ただ1つ言えるのは、紙の中に切り取られた世界に没頭する人の姿はとても魅力的だということ。

 

もうお分かりでしょう。

僕は、人生の1冊を読んでいる人の姿で「ON READING」をやりたいのです。

大好きな本と向き合う人から醸し出される空気をカタチにして残したい。

というのもですね。

ケルテスの時代には当たり前だった「紙の本」を読む人の姿、ひょっとすると僕たちはその様子を目の当たりにできる最後の世代になるかもしれません。

電子書籍が目覚ましい躍進を遂げている今、絶対に紙媒体の本がなくならないとは言い切れないと思います。

もちろん、そうならないように多くの人が奮闘されていますが、それらの活動と並行して「記録する人」も必要だと思うのです。

電子書籍は悪いものではありません、とても便利で良いものだと思います。

それでも僕は、紙の本が好きなのです。

同じ本でも、1冊1冊微妙に違う手触りがあります。

ページのどこにクセがつくのか、持ち主によって違います。

ドッグイヤーにするのか、蛍光ペンを引くのかも人それぞれ。

時にはコーヒーのシミがついた1冊もあるかもしれません。

それらは全て、持ち主と本の時間の蓄積。

1冊の本と向き合ってきた時間の蓄積は、電子書籍にはない紙の本だけのものです。

ゆっくりと長い時間をかけて本と向き合う楽しさを、クロギタロウ版『ON READING』を通して再発見してもらえたらなあ、と夢想するのです。

 

あなたの「撮っておきの1冊」を教えてください

というわけで、写真を撮らせてくださる方を大募集することにしました!

「本とあなたのポートレート」略して「ホントレート」として、大好きな1冊との時間を写真に残してみませんか?

大好きな1冊と出会えた記念をカタチにしたい人、自分の大好きな本をいろんな人にも知ってもらいたい人、どんな理由でも大丈夫です。

読書が大好きというわけではない方でも、たった1冊かけがえのない本をお持ちであればOK!

その本がどんなに魅力的なのか、僕に教えてください!

本は小説、漫画、図鑑に雑誌、なんでもござれです!

 

以下にどういう風に「ホントレート」をするのかについてまとめてみます。

 

1.インタビュー

軽い本のあらすじ紹介、いつその本と出会ったのか、撮っておきの1冊に選んだ理由、その本の好きなところなどなど、なんでもお話いただいて結構です。

 

2.写真撮影

読書をしている様子を撮影させてください。お気に入りの読書スペースで撮りたい、お洒落なところでカッコよく撮って欲しいなどご要望があればぜひ。

使用機材はFUJIFILM X-H1というカメラで行います。

撮影後、記事として掲載する際の顔出しNG等ありましたら一言お願いします。

 

3.掲載媒体

当ブログならびに播磨のローカルメディアpaletteを考えています。

www.palette.fun

 

4.料金:なし

 

とまあ色々書いてきましたが、もっと詰めないといけないことが山ほどあるのはわかっています!

でもとりあえずやってみなきゃな、という気持ちなので今はこれぐらいにして後ほど形式等ブラッシュアップしていきます。

今はまず発車することを最優先で!

 

というわけで、ご協力いただける方いらっしゃいましたら

taroimo0629kuro@gmail.com までご連絡願います!

メールの件名を「撮っておきの1冊 ホントレート希望」としていただけますとありがたいです。

 

なにぶんこうしたことをやるのは初めてなので、色々と不手際あるかと思いますが、素敵な本の紹介ができるように頑張りますので、何卒ご協力のほどよろしくお願いします!

たくさんの本や人に出会えるといいなあ!

 

ではでは、今回はここまで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今後も、素敵な本と人との出会いを期待して!

バイバイ!