Books だらり庵

面白かった本、訪ねた本屋さん、撮った写真なんかについてだらだら綴ります。ごゆっくり。

平成最後のフォトウォークに参戦しました(まさに参戦)

皆さん、こんにちは。

今日もだらだらしてますか?

どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。

 

ついに新時代が幕を開けましたね。

僕は今年に入ってから、だらり庵の名に恥じぬ多忙っぷりで全国を飛び回っているので、正直全然実感がないです。

それでも、一区切りはつけたいものだと思っていたところ、うってつけのイベントが平成最後の日に開催されるという情報を小耳にはさみました。

それが今回の記事のテーマである「平成最後のフォトウォーク」です。

こちらは弊ブログでもおなじみのたけさんぽを主催されているたけしさんの企画発案のイベント。相変わらずいい仕事してますねえ。

舞台は京都。前日まで広島で酷使していた体を引きずって、気力での参戦です。

平成最後に力の限りを振り絞って歩いてきましたので、その様子をお楽しみいただければと思います。

それでは早速いってみましょう!

 

  

到着〜集合

フォトウォークの集合時間は13時。

ですがどんな人が来るのかなあ、怖い人とかいたらどうしようかなあとか思ってたら時間を間違えて午前8時45分に京都駅に着いてしまいました。

というのはもちろん冗談で、別の用事があったのですが、その間にもサクッと写真を撮っていました。

駅から一歩も出ることなく楽しめるから京都駅すごい。

次は「京都駅フォトウォーク」とかないかな。

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平成の終わりとともに僕のもとにやってきた新レンズ、XF10-24mm F4.0のデビュー戦。超広角で建造物撮るのめっちゃ難しいけど、楽しい……。

海外に行きたくなるレンズですね。

 

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京都駅といえば大階段。

そこに向かうためのエスカレーターには屋根がないので、みんな傘をさしてました。

こちらはエースのXF90mm F2.0です。平成で1番使ったレンズですね。新時代にもそれは変わらないと思います。

 

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で、こちらがその大階段。

これはね、登るものじゃないです。

写真を撮って楽しむもの。何でこんなの作ったんだろう。

 

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今までの僕なら撮れない写真。

レンズが変わると見る場所も変わります。

 

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超広角で、お世話になったあのお店をパシャリ。

欲望に負けず入店しなかった自分を褒めてあげようと思います。足を踏み入れたが最後、「平成最後だから〜」とか何とか言って散財するに決まってますから。

 

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集合場所の四条大橋でごっつい中判カメラを抱えてニヤニヤしてる怪しい人物を発見。

と思ったらたけしさんじゃないですか。

 

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中判カメラのフィルムの入れ方をyoutubeで確認する主催者。

ブランディング的にマズイですかね。

わからないわからないと戸惑う一同が、口を揃えて「フィルムカメラのワタナベさんに連絡だ」と言ってたのは面白かった。

 

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まさかのウォーク開始前の集合場所で、この日1番の写真が撮れてしまうというハプニング。海外かな?

平成最後の日も観光客でごった返していた四条大橋でこれが撮れるとは。

これは令和も良い滑り出しになりそうな予感。

 

ゆるい募集にも関わらず、30人近い参加者を集めるたけしさんはやっぱりすごいですね。

早くフォトウォーク事業を展開していただいて、おこぼれに預かりたいものです。

 

さて、ここからは大人数でぞろぞろというわけにもいかないので、4つの班に分かれてフォトウォーク開始です。

僕は4班のリーダーを任されました。何をすれば良いのかは知りません。とりあえず点呼は要所要所でしました。

そんな頼りないリーダーについてきてくれた、頼りになる班員たちをご紹介しておきます。

タケナカナミさん https://house.blancoodesign.com/

スズキさん あこがれどっとこむ | あなたの「好き」教えてください

OMGさん OMGmag | 世の中のハードルを少し下げるブログ

鶴さん 鶴|note

NaoさんNaoki|note

Rakugouさん

 

さあ我々4班は、見所満載の京都からどこを平成最後のフォトスポットとして選択したのでしょうか。

 

平成の世に取り残された魔界へ(大岩神社)

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一行が降り立ったのは、京阪電車 藤森駅

GW期の京都とは思えないほどに、のんびり落ち着いた雰囲気でした。周りには生活の匂いが満ちている。そんな住宅街に我々は一体何をしに来たのでしょう。 

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のんびりてくてく。ツイッターで「#平成最後のフォトウォーク」で検索すると、他班が観光客でごった返している中を歩いている様子が流れてきました。

大変そうだなあなんて言いながら、4班は悠々と。 

 

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駅から35分ほど歩いたところで、何やら鳥居が見えてきました。ようやくの京都テイスト。京都といえば鳥居ですからね。

 ちょうどこの頃、3班の皆さんが無限に連なる鳥居で有名な伏見稲荷大社で牛歩していたようです。

過酷そうだなあ、と他人事な4班。

我々以外の観光客にまるで出くわさないここはどこかと言いますと。

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大岩神社でございます。 

伏見区深草のこちらの神社は、その名の通り大きな岩が祭神の神社。疫病封じにご利益があるのだとか。今回の4班のコース選びで初めて知った、名前を聞いたことのない神社でした。

一体どんなところなのかなあ。

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お? 

 

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おお!?

かの有名な嵐山 竹林の小径が闇落ちしたような雰囲気に4班の面々は大興奮。

こんなクールなスポットなのに、誰もいないなんて!

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やったね、とピースする鶴さんを見上げるようにXF10−24mm。

 超広角面白いです。

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打ち合わせたわけでもないのに、全員が黒服という4班の結束力。

他班の華やかな雰囲気とは一線を画すストイックなチームでした。

竹林を黙々と行軍します。

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4班の勇姿をツイッターに投稿すると、主催者のたけしさんからありがたいお言葉を頂戴することができました。

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そう、皆さんもうお気付きでしょう。

4班は平成最後にエクストリームさんぽをかましたのです! 

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後ろの鳥居が崩壊してる……。

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完全に異界……。

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 異形のモノに襲われても不思議ではない雰囲気です。

紋様が刻まれた独特の鳥居。

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 アンダーな写真が好物な4班の面々は嬉々として写真を撮りまわっていました。

ただ1人、DM上の打ち合わせで何も考えずに「いいね〜」と言っていたスズキさんを除いて。

こんな過酷なところに来ることになっていたなんて…と額の汗をぬぐっておられました笑

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 前日まで降っていた雨のおかげで、緑がしっとりとしていてアンダーな写真に最適な感じでした。

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 メンバーが写真を撮っていたのは「岩滝社」というところらしく、大滝神社はさらに登っ他ところにあるようです。

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ナミさんかっこいい。

 

思う存分京都らしからぬ異界を堪能した4班。着物やおしゃれなカフェばかりが京都じゃないんだ 。観光ガイドに出てこないようなところにこそ面白いところはあるもんだなあ、と思いました。

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大岩神社を教えてくれたナミさん、ありがとうございます。

 

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無事に異界からの生還を果たしたメンバーたち。

あまりの過酷さに人数減ってる!? 脱落者が!?というわけではありません。顔出しNGの方々が写っていないだけです笑

全員生きてます(疲労困憊)

 

伏見の酒蔵をゆく(滞在時間ほぼなし笑)

いかな屈強な4班とはいえ、平成最後の魔界行軍をかました後では流石に疲労の色を隠せません。

というわけでみんな大好き日本酒飲むぞー!と伏見の酒蔵が建ち並ぶエリアへ。

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 行ったはいいのですが、まさかの立ち寄った月桂冠大倉記念館の閉館が16時半で、ほとんど滞在できず。

入場券と一緒にもらった日本酒をほんの一口舐めた程度で退散。

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 次こそは試飲ガブガブしたい!

 

この後思いがけず3班と出くわして集合写真を撮ってもらいました。

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そしてこの後、平成最後の飲み会になだれ込んだメンバー。

サプライズな一幕もありましたが、他の班の方々とも楽しくお酒を飲むことができました。飲み会ではお酒を飲む専門家なので、写真はありません。

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時代をまたぐ滅多にない機会をより特別なものにしてくれた、企画者のたけしさん本当にありがとうございました。

そして参加者の皆さん、またいつかどこかで撮り歩きしましょうね!

 

いやー、ホント楽しかった! 

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 まさかこの後、令和になった瞬間に財布をなくすとは微塵も思っていない良い浮かれ具合ですね!

 

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「#令和最初のフォトウォーク 悲しみは夜降り続く」編が書かれるかどうかはわかりませんが、お楽しみに…