カメラを始めて1年が経ちました⑴ 初代相棒D5300と僕。
みなさんこんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
つい最近地獄に堕ちた僕ですが、実は地獄の他にも、沼にもかなりはまりかかっています。
もちろん沼といっても、水をたたえた沼ではありません。
好きになったらどんどん深みにはまってしまう様子を表現した言葉です。
様々な趣味に使われます。
僕がはまりかけている沼はいわゆる「カメラ沼」というなかなか厄介な「沼」です。
実は2018年の8月19日でカメラを始めて1年が経ったのですが、こんなにも早く沼に浸かってしまうとは正直なところ僕自身、夢にも思っていませんでした。
はまってしまえばアッという間、ダイソンにも負けず劣らずの誘引力でした。
こわいこわい。
とはいえ、ちょうどいい機会ですので、いかにして僕がこのどこまでも深い沼にはまるに至ったかを披瀝することで、現在沼のほとりに立ちつつある、もしくはカメラを趣味にしようと考えてウニウニ迷っている人を突き落とすことができたら……勇気づけることができたらなあと考えております。
それではいってみましょう、哀れな男の1年の軌跡が、ここにあります。
始めて買った一眼レフで一番最初に撮ったのは、友人宅のコップでした笑
僕を沼のほとりに立たせた者
実はワタクシ、大学生の頃に一度カメラを手にとっておりました。
しかもフィルムカメラを(父親が持っていたNikonのFE2でした)
2006年高校生の時に観た「ただ、君を愛してる」という、ひたすらにヒロイン里中静流役の宮﨑あおいさんが可愛い映画の影響です。
この映画を観た当時の僕は(この受験を乗り越えたら、写真部に入って、宮﨑あおい似のカメラ女子とキャッキャウフフするんだ)と心に誓っていました。
頭がどうかしているとしか思えませんが、当時は真剣そのものでした。
にも関わらず、2009年の大学入学後に写真部に入部したものの、即やめてしまいました。
理由はお金がたくさんかかりそうだ、ということとフィルムカメラの操作がよくわからなかったというお粗末なもの。
短い写真部時代に撮ったフィルム1本分(!)の写真は今残っていませんが、どこかの公園の魚型の車止めを写したものを現像した記憶だけはあります。
今思えば実にもったいないことをしたものです。
それから約10年の時を経て、僕の目の前に2006年宮﨑あおいに次ぐ第2の天使が現れたことをきっかけに、心の片隅の物置でホコリを被っていたカメラ欲が再燃しました。
甥っ子が爆誕したのです。
目に100個ぐらい入れても痛くない可愛いおてて。
D5300時代(2017年8〜12月)
2017年7月に甥っ子が誕生したという一報を受け、僕は有給休暇を取得して地元である宮崎に飛びました(この時点でオジ馬鹿の片鱗が見えます)
スヤスヤ眠る天使と面会した瞬間、僕は「あひー!」と叫びました。
「あひー!」です。
この短い言葉には全てが詰まっていました。
早くカメラを買って、この地上最カワな天使を激写しなくては、という思いが。
もはやカメラを持っていないことに対する危機感とも言い換えることができるほどの切迫した思い。
我が父はNikon D5500を、甥っ子の父母である妹夫婦はそれぞれSONYのα55を購入していました。
カメラを持っていない僕は震えました。
そして光の速さで買いました。
選ばれたのはNikon D5300。
これは僕に写真部に一緒に入ろうと誘われ、僕がやめた後もカメラをやっていた信頼すべき友人からのアドバイスを受け手のチョイスでした。
本当に、ありがとう。
こうして僕は、甥っ子を撮影する機械に成り果てました。
その年のお盆休みだけで4000回以上シャッターを切ったと思います。
そんな甥っ子撮影ロボットな僕ですが、アイアンマンではないので、距離の問題を乗り越えることはできませんでした。
甥っ子は九州、僕は関西。
いつになったら九州-関西間は10分で結ばれるのだと恨み言を呟いては枕を濡らす日々。
寂しさを紛らわせるために、近所や観光先で写真を撮り始めたのですが、これが思いの外楽しい。
背景がボケるのを純粋に楽しんでいた時代です。
しぼり〜とか、しゃったあすぴいどとか、何にも考えずにひたすら撮り始めました。
そんな僕みたいなあんぽんちんにならないためにも、カメラ初心者の方は以下の記事を読みましょうね。
以下D5300で撮った懐かしき日々です。
時系列に並べてあります。
あんよ
銀閣寺の前かな。
大阪駅からグランフロント
京都の伊根町。
同じく伊根町。
京都の迎賓館の中にあった幕?
京都御所のランナー3人組。
雨の大阪中崎町。
境港の海とくらしの史料館の中庭で開催されていた手ぬぐい祭り?
鳥取砂丘の波が描いた砂絵。
これも鳥取砂丘。
逗子で行われた、僕の人生を変えたブックイベント「10代の自分へ。」にて。
言うまでもなく奈良。
奈良公園。
これは・・・神戸?
さて、ここまででだいたい2017年の12月頃までです。
カメラを趣味にし始めてだいたい5ヶ月。
随分といろんなところに足を運んだものだと思います。
カメラに出会うまでの僕は、ランニングをするか、読書をするかの日々。
姫路という見知らぬ土地で就職してからの約3年間、新しい友達の一人もいないまま、彼女と自分だけの閉じた世界で生きていました。
カメラを始めてからの怒涛の日々は、今でも夢なんじゃないかと思うほど素晴らしい出会いに満ちていました。
カメラをやっていなかったなら、今仲良くしていただいている人たちとのご縁が生まれることは決してなかったでしょう。
本当にカメラを始めて、よかった。
まだまだ伝えたい感謝の気持ちはたくさんあるのだけれど、めちゃくちゃ長くなりそうなので、今回はここで区切ろうと思います。
だってまだ、GRⅡ、K-1、X100F、X-T20との出会いが残っていますから笑
次回はGRⅡ・K-1時代について書きましょうかね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
それではジュワッチ!