狂気のフォトウォーク「だららんぽ金沢」1日目
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
いよいよ個人的に今年最も楽しみにしているフォトウォークイベント、「たけさんぽ東京」が目前に迫ってまいりました。
楽しみすぎて、夜しか眠れません。
参加するメンバーや、同じ班の人たちとどんな話をしようかな、初めて会う人とも緊張しないで喋れるかしら、そうだ持っていくカメラとレンズはどれにしようかな、しゅんさんぽのおこぼれに預かって美女の撮影できないかな。
そんなことを思いながら過ごしています。
それほど楽しみにしているイベントに、ぶっつけ本番で臨んでいいものだろうか、そんなことも考えています。
結論から申し上げますと、否、です。
僕のようなボンクラは、事前に様々なシミュレーションをしてから参加しないと、当日テンパって1度もシャッターを切らない未来すらありえます。
これはいけない!
というわけで慌てて「たけさんぽ」のリハーサルに行って来ました。
場所は北陸の雄、石川県は金沢市です。
ストイックにストイックを重ねて、2000枚以上の写真を撮って来ましたので、練習の成果をご覧にいれようと思います。
僕の焦燥に巻き込まれた者たちを交えての愉快なフォトウォーク、だららんぽ金沢の開演です。
参加メンバー紹介
基本的に僕は出かける時には、目的地まで車で移動しています。
高速道路を使わないときにはガソリン代程度の出費で済むのですが、流石に金沢まで一般道路で走り抜けるのはしんどい。
しかし高速料金は馬鹿になりません。
そこで、少しでも高速代を下げるために生贄を用意しました。
それがこれからご紹介する3名です。
彼らのおかげで移動にかかる費用を4分の1に抑えることができました。
貴重な土日を僕に拘束されたうえに、お金まで払わされた超ハッピーなメンズはこいつらだ!
西嶋さん
いつもお世話になっている加古川のデザイナーさんです。
僕の数少ない素敵ポイントである、文庫本型の名刺をデザインしてくださったのが、この方。
そんな素晴らしい人ですが、カメラを向けると常におどけてくださいます。
楽しい。
メインカメラはSONY α7Ⅱ。
しゅんさんぽ
元たけさんぽ軍団の幹部。
今回の旅で庵主に撮られた1枚の写真のせいで、たけさんぽの逆鱗に触れてしまった哀れな男。
メインカメラはFUJIFILM X100F(かわいそうなα7RⅡは今日もお留守番)
けーすけ氏(さなぎ)
大阪在住のカメラマン。
「SHABA」と刻印された物騒なキャップがトレードマークの会社に縛られた囚人。
メインカメラはFUJIFILM X-T3(羨ましい)
いきなり言っておきますが、このメンバーで金沢行けてホント良かったです!
ずっとワイワイ喋りっぱなしで、男子中学生みたいな馬鹿話しながら写真を撮って、疲れたらお酒飲んで小学生みたいな話して、一言で申し上げますと、最高。
楽しさが伝わるような写真、バッシバシ載せていきます!
まずはだららんぽ金沢の初日の様子を喰らえ!!
出発(午前3時)〜山代温泉古総湯(午前9時)
あくまでフォトウォークの練習なので、なるべく長い時間撮り歩きたい!ということで、出発は午前3時になりました。
30分かけて西嶋さんとしゅんさんぽを迎えに行き、ついで大阪のけーすけ氏をピックアップ。
全員集合した時点で、午前5時です笑
移動中の車内で、今回の旅のタイトルが「#だららんぽ金沢」に決定しました。
提案者はしゅんさんぽです。
寝起きで頭がまわっていなかったのでしょうか、何度考えてもよくわからないイベント名です笑
「だらり庵」と「さんぽ」が混ざっているのだとは思います。
でも「さ」じゃなくて「ら」なのが不可解だと思っていたのですが、今思えばこの「らんぽ」はこの後の展開を密かに暗示していたのかもしれません…
さて、まず一行が向かったのは金沢の手前にある加賀温泉郷の一つ、山代温泉。
まだ何もしていないのに、いきなり体力の回復をはかります。
そこに「古総湯」という最高にハイカラな温泉があるということで訪れました。
そこで写真を撮りまくるのかと思いきや、浴場の様子は撮影NG(そりゃそうだ)
写真好きなら撮影したくなること間違いなしの、最高な浴場の様子が知りたい方は以下のページからどうぞ。
どうです、すごいでしょう?
明治時代の最先端、カラフルなステンドグラスが湯船に落とす光は幻想的で、ただでさえ気持ちのいいお湯をさらなる高みへと押し上げてくれています。
気持ちよすぎて疲れるレベルです。
僕たちも湧き立つ写欲を抑えつつ、のんびりとお湯に浸かりました。
珍しいことに、いきなりだらりのクライマックス。
最高に気持ちいい時間を過ごすことができました。
お湯からあがり、一行は撮影可能な2階で休憩。
トリコロールのステンドグラスがとても美しい休憩室。
全員体から湯気を発しながら撮影に勤しみます。
休憩なんてしてる場合じゃねえ!
この素敵空間はデザイナーの目にどう映ったのか。
気になります。
こちらのカメラマンは得意の水晶を持ち出してパシャりしてました。
君は何してるんだ。
僕を撮ってどうする。
ステンドグラス撮らんかい!
やれやれ、世話の焼ける。
一方の庵主はというと。
とりあえずカメラとレンズを撮っておきますね。
いやホント最高。
この日の山代温泉はあいにくの小雨でどんよりしたお天気。
晴れた日には一体どれほど美しいことになるのか。
ぜひまた行ってみたいです。
温泉のあとは何かお腹に入れたくなるのが人間。
休憩所の窓から気になるものが見えますねえ。
卵の撮影に定評のある庵主ですので、当然行きました笑
1個60円の幸福を喰らえ!
お塩を振って、ちゅるんと吸い込みます。
至福よ至福。
毎朝食べたい、マジで。
温泉まんじゅうも可愛い。
温泉地にある食べ物ってどうしてこうも魅力的なんですかね。
口福も味わったところで、申し訳程度に撮り歩きます。
口だけじゃなく、目にも仕事をしてもらわねば。
以下、黙々と写真が続きます。
雨だからこその楽しみ方も。
お寺には得意の美女はいませんでしたが、何が撮れましたかな?
あ!(ディレクションだということにしておこう)
僕も置いてみたけど、うまくいかない。
これは自然になっていました。
ホント紅葉って絵になりますね。
さあどんどん行きましょう!
だらり庵のくせに、思いがけずだらりしてしまいました!(あれ?)
次に一行がたどり着いた…ここはどこ?
分かりません!
ただ車窓から良さげな景色が見えたので、車を停めました。
そしてファミチキを食べました。
美味しかったです(写真はどうした)
車をおりて、美女を探すしゅんさんぽの図。
普段の様子が垣間見える良い写真ですね。
僕は美女じゃないので、シャッターの無駄遣いですよ。
全然関係ないけど、チラ見せするセーターの袖の色良いな。
しゅんさんぽ、美女が見当たらなくて見境無いモード。
と、こんな感じで遊びながら金沢を目指しました。
金沢到着(正午)
ふざけた一行が金沢市内にたどり着いたのは、ちょうどお昼。
この時間帯には美味しいものがあるところは混雑しているというのは、幼稚園児でもわかることなのに、金沢の胃袋「近江町市場」に殴り込みました。
フザケンナってぐらいに混んでました。
市場内の蟹と人どっちが多いか良い勝負じゃないかってぐらいの大渋滞。
帰省ラッシュの高速道路かと思いました。
これならルンバの方が早く進む。
人間なんて嫌いだ!
人間好き!
それにしても蟹は怪獣じみてる。
一杯17,000円とかありました。
お金にしか見えませんでした。
あまりに混みすぎていたので、市場でのお昼ご飯は泣く泣く諦めて、歩きます。
目にも鮮やかな海鮮丼を横目に見つつ歩む、いわゆる苦行です。
武士は食わねど高楊枝
というわけで僕たちはSAMURAIなので、半ば義務としてお城に向かいました。
金沢城です。
お腹がすいて力が出ないので、投げやりに撮りました。
でも侍なので痩せ我慢をしてシャッターを切り続けました。
お庭も広々としていて、気持ちいいです。
近江町市場もこれぐらい広ければいいのに。
お腹空きすぎたのかな?
みんな元気ね。
庵主はお腹空きましたよ。
それでも気力でシャッターを切ります。
鬼気迫るものがありま……せん。
とかなんとか言ってますが、日本三大庭園に数えられる兼六園に着くと、結局写欲がむくむく立ち上がるから不思議なものです。
右端にしゅんさんぽが見切れてるぅ!!
ところどころにふんわりした写真が混じっているのは、加工ではなく「ブラックミストNo.1」というフィルターの効果です。
使いこなせなさすぎて笑えます。
ちゃんと使えば素敵な写真が撮れます。
そしてついに一行はお昼をとらずに金沢最大の観光スポット金沢21世紀美術館へ突入。
ここも近江町市場に負けず劣らずの混み具合だったので、周りをフラフラしました。
それでも充分に楽しかったです。
美術館は大きなガラス窓がぐるりと張り巡らされているので、大変よい自然光が差し込んで来ます。
曇りが多い北陸ですが、金沢市内は珍しく快晴でした。
お、これは。
きまぐれだらり庵で味をしめましたね笑
集合写真です。
美術館の外で1日遊べますね。
とはいえ遊んでばかりもいられないので、とうとうお昼ご飯に!(午後3時)
執念の海鮮丼は涙の味がしました(美味しすぎた)
写真なんか撮ってる場合じゃないほどお腹が空いたので、勢いよくかっ込みました。
そして夕暮れ。
ちょうどこの日、兼六園では紅葉がライトアップされたのですが、思った以上に光量がなく、まるで何も撮れませんでした笑
もはやアンダーに振り切って。
僕にはどうしようもなかったので、iPhoneで撮ったりしました笑
そして金沢の街を彷徨い、一行はついに優勝へと歩を進め、酒の底に消えていったのでした。
というわけで、だららんぽ金沢の1日目終了です!
普段よりだいぶ長く、写真が多くなってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
それでは、また後日、だららんぽ金沢2日目でお会いしましょう。