第1回 庵主の、だらだら読んだら?
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
2018年も大詰め、12月ですね。
年末も差し迫ったこの時期には、今年の色々を総括するものですが、だらり庵はこのタイミングで新たな取り組みを開始しようと思います。
その名も「庵主の、だらだら読んだら?」です。
取り立てて新しい企画!というほどのことは全然ないのですが、一応ご説明させてください。
「読んだら?」では、庵主が読んでオススメしたいなあ、と思った本を紹介していこうと考えています。
本の内容を評するために読んでいるわけではないので(そういう読み方ができないだけなのですが)単純に「この本面白かったよ!」とのたまうだけの企画です。
この企画から何かが生まれることを期待しているわけではなく、いつもこのブログを読んでくださっている方に、僕にできるほぼ唯一のお返しとして、面白い本を共有できたらいいなあと考えて、この企画を立ち上げてみました。
紹介する本たちには偏りがあるかもしれませんが、それも含めて気楽にご覧いただけたらと思います。
だいたい月に1・2回のペースで更新できればいいぐらいでしょうか。
ともかく、新企画をだらだらとやってみようと思います。
まずは11月に読んだ本たち、いってみましょう!
2018年12月の、読んだら?(4冊)
- 森下典子『いとしいたべもの』(2014年 文春文庫版)
- 吉田篤弘『金曜日の本』(2017年 中央公論新社)
- 鷲田清一『人生はいつもちぐはぐ』(2016年 角川ソフィア文庫)
- 近藤聡乃『ニューヨークで考え中』(2015年 亜紀書房)
- これから楽しみなだらだらたち
森下典子『いとしいたべもの』(2014年 文春文庫版)
たけさんぽ東京に向かう夜行バスのお供をしてくれた1冊。
23品の美味しい思い出に心が温まります。
これからの季節、カイロ代わりに懐に忍ばせておいて、ちょっとした時間に取り出してほっこりするのにもってこい。
この本に登場する品々を食べたことがなくても心に沁みてくるのは、食べ物から離れずには生きられない人間の肉体に眠る記憶を、深いところでくすぐられるからなのかもしれません。
美味しそうなものを目にするとお腹が空くのが普通ですが、これは読むとお腹が満たされる不思議な本です。
ちなみに庵主が一番好きなのは「カレーパンの余白」です。
吉田篤弘『金曜日の本』(2017年 中央公論新社)
タイトルと違い日曜日に読んでしまった、吉田篤弘さんの少年時代を辿ったエッセイ。
「金曜日に図書館で本を借り、土曜日と日曜日に読むのがなによりの楽しみだった」と言う、吉田さんの幼き日の思い出が、匂いや手触りを感じさせる文章で綴られています。
本だけでなく、映画やレコードといった吉田さんの作品に馴染み深いものたちについての思い出も。
身も心も手ぶらにして読みたい1冊です。
収載されている、百科事典18巻をかじった鼠が主人公の短編「窮鼠、夜を往く」も必読!
鷲田清一『人生はいつもちぐはぐ』(2016年 角川ソフィア文庫)
久しぶりに読んだワッシー。
生きることのままならなさに由来する苛立ち、戸惑い、不安に関するテーマを身近な言葉で語りほぐしてくれる1冊。
頭だけでなく、自らの身体を起点として語られる思考だからこそ、鷲田清一の言葉は沁みるのでしょうね。
時折顔を覗かせる関西弁にもほっこりします。
近藤聡乃『ニューヨークで考え中』(2015年 亜紀書房)
1年だけのつもりで単身ニューヨークに渡ってきた作者が、いかにして自分の居場所を見つけていったのかを、ユーモアを交えながらあれこれ描いているエッセイ漫画。
ガイドブックの中のキラキラ輝くNYとは違う、生きた人々との交流が肩の力を抜いてくれます。
力感皆無ながら、しっかり動きの見える描線もキュート。
そして何より本編の前に収録された始まりのエピソードが傑作!
これから楽しみなだらだらたち
うひひ、眺めてるだけでワクワクしてくるね、こりゃ。
というわけで、今回の「読んだら?」はここまで。
今月も気合い入れてだらだらするぞ!
皆様と素敵な本との出会いをお祈り申し上げて、バイバイ!
たけさんぽロスだから写真を貼って自分を慰めるよ。
皆さん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
先日超大型フォトウォーク「たけさんぽ東京」に参加してきたという記事を書きました。
その後のたけさんぽロスに見舞われながら、庵主はなんとかかんとか生きています。
息も絶え絶えです。
そんな時、自分の撮った写真を眺めていると、元気が湧いてきます。
信じられないくらいに幸せだった……
またみんなに会いたいなあ、と涙が頬を伝います。
あたたかい涙です。
何をするにもたけさんぽが頭から離れないので、一旦ここで区切りをつけるために、たけさんぽの前日から翌日まで、ただただ写真を貼っていこうと思います。
たけさんぽは3連休のちょうど真ん中の土曜日に行われたのですが、僕は気が逸りすぎて、木曜の晩に夜行バスに飛び乗って、華麗に前乗りをキメました。
一人でぶらぶらしていると、イベント前日にも関わらずTwitterのタイムラインがじわじわと「#たけさんぽ東京」で埋まり始めました。
みんなのワクワクが洪水のように溢れかえる様が面白かった。
夜行バスで池袋に降ろされた僕が向かったのは自由が丘。
もちろんこの人に髪を切ってもらうため。
今回もいい感じに切ってもらったうえに、かっこいいアイコン写真まで撮ってもらいました(イベント当日ニット帽を被って参加していたら、飲み会で怒られました笑)
ありがとうあめちゃんさん!
また切ってもらいに行きます!
散髪も済ませ、その後はだらり庵の本業である本屋さん探訪でした。
その時の記事はまた別に書きます!
素晴らしい時間を過ごすことができました。
その後、前夜祭を祝す0次会が開かれていると聞きつけたので、合流。
ビールと餃子を楽しんできました。
ホッピーも初体験!
飲み方が分からなかったので、焼酎が届く前に飲んでしまいました笑
笑顔はその場の楽しさを端的に語ってくれるからいいですね。
しっかり胃袋と肝臓のアップも済んだので、時間に余裕をもって前夜祭会場へ向かいました。
方向違いの電車に乗ったので遅刻しました。
楽しーい!!(時間通りに集合してくださったみなさま、大変申し訳ありませんでした)
前夜祭といったら焼肉でしょう?
異論は消し炭にしてくれる。
真剣な表情で肉が焼けるのを待つ当ブログ最多出演のしゅんさんぽ。
「しゅ〜んくん!」
にへらぁ……
でもまあこれはしゅんさんぽを責められません。
参加していた男たち全員同じか、それ以上に腑抜けた顔してましたからね。
羨ましいぜ!
人気店ということで、この時も店内は大繁盛していました。
そのせいか、なかなかお肉が届かなかったりもしたのですが、その間もカメラの話ができて楽しかったです。
参加してくださったみなさま、楽しい時間をありがとうございました!
また肉しましょう!
そして夜が更けて……翌日のたけさんぽ本番を死ぬほど満喫しました。
さんぽ翌日。
僕は東京タワーのふもとにいました。
飲み会の後に一緒に「BOOK AND BED TOKYO」浅草店に泊まったよこっちさんとニシマツさん、けーすけ氏とミニフォトウォークをしたのです。
しこたま歩いた翌日にも撮り歩く。
だって楽しいのだもの。
芝公園で東京タワーに大接近しました。
観光客が多すぎて、この1枚だけで逃げ出した浅草寺前。
増上寺は比較的空いていました。
たかいたかーい解除!
からの階段チャレンジ!
がんばれ〜!
やったぜ!
お昼に美味しいトンカツを食べて、ニシマツさん、よこっちさんとはお別れ。
けーすけ氏と二人っきりで世界貿易センタービルの展望デッキに行ってきました。
何も気付いていない下界の人々を激写するの楽しい。
画面の右端にけし粒みたいなヘリコプターが写っています。
ブログ用に圧縮する前の写真ではコックピットまで解像していたので、流石に恐怖を覚えました。
散々撮りまわって、後ろ髪を引かれつつ帰路につきました。
ああ、たけし……
さんぽぉ……
こんな状態で次のたけさんぽまで生きていられるかしら…
#たけさんぽ東京が最高すぎたので、頼まれてもないのに記事を書くよ!
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
待ちに待ったよ。
待ちに待って、待ちに待ったよ。
半年以上も楽しみにしていたフォトウォークイベント「たけさんぽ東京」に参加してきたんですよ。
もう年末に向けて何もする気が起きません。
明日にでもたけさんぽしたい…
そんな気持ちになっております。
何がそんなによかったのかって?
撮った写真見てもらえればわかります。
というわけでその時の様子を、早速振り返ろうと思います!
楽しすぎてありえない枚数の写真を撮ったので、写真多めです。
永久に始まらないで欲しかったという逆説
まず「たけさんぽ」について少々。
たけさんぽは、大阪在住のブロガーたけしさんが企画されているフォトウォークイベント。
過去に大阪、尾道で開催され、顧客満足度2000%を記録したという大人気イベント。
僕は第2回目、尾道で開催された回に参加して、すっかりハマってしまいました。
写真を撮ることやカメラが大好きな人ばかりなので、初めてお会いする人とでもわりかし早い段階でマブダチみたいな感じになれます笑
今回は満を持して、日本の首都 大東京で開催されるということで、日本全国から70名近い参加者がワラワラと集合しました。
あまりに人数が多いので、まさかの10班に別れてのウォークに。
各班にはなんとなく似た空気感の人が集まっていたように思います。
僕は3班の一員として参戦したのですが、みんなすごく楽しい方々でした。
以下、酒欲に堕する班が続出する中、ひたむきに(でも和気あいあいと)素晴らしい景色を求めて歩いた仲間を紹介するぜ!
メンバー紹介
堀口さん
我らが3班のリーダー。
超絶オシャレブログmonographを運営されているお方。
ブログに掲載されている素晴らしい写真の数々がどのように撮影されているのか、今回はチラ見することができました(やったぜ)
嵐田さん
デジタルカメラで撮った写真をフィルム調に現像することをモノにしているお方。
超大物。
参加されると知った時には鼻水が出るほど驚きました。
まさかの同じ班だと知った時には、脱水になるかと思うほど鼻水が出ました。
ひげこいさん
広島でブログ45Houseを運営されているイケメン(お子さんが可愛すぎて、勝手に叔父さんになった気持ちでいます)
たけさんぽ尾道でX100Fをチラつかせ、庵主をFUJIFILMの沼に引きずり込んだ張本人。
すけさん
ブログ99% DIYを運営されている超人。
実はたけさんぽの前日にDIYの粋が詰まったご自宅に泊まらせていただきました。
「ぶ、ブログで見たやつだ〜!」とめちゃめちゃ興奮しました。
ウォーク中は女子のいない3班でカワイイ担当を引き受けてくださった聖人。
ぱーくさん
フジロッカー歴12年の音楽好き。
欲しいカメラX-pro2にまつわる切なくも笑える奥様とのエピソードを語ってくださいました(なんとか「買ってあげる」にもちこめますように)
雨寝さん
素晴らしい香りのコーヒー豆をくださいました。
僕も大好きな吉田篤弘さんの作品がお好きなのだそうで、作中のモデルとなった街に引っ越されたという筋金入り。
ぜひ今度はゆっくりお酒を飲みながらお話ししたい。
集合
すけさんのお宅を出発し、午前11時に集合場所の東京駅に。
割と時間ギリギリに到着したので、見間違いようのないカメラ集団に合流するのはとても容易かったです。
この人たちおかしいんじゃないか?というようなカメラが勢揃いしていて、壮観でした。
僕はといいますと、エースPENTAX K-1に70−200mmという化け物じみたレンズを装着しての参戦。
このアホみたいに目立つレンズのおかげで、いろんな人に声をかけていただきました(やったね)
1日中肩からぶら下げていたので、体はボロボロですが、リーダーに「筋肉おばけ」認定していただけました(やったね…?)
良い子はフォトウォークには歩きやすい装備で参加しような、庵主との約束だぞ!
さて、結婚式の前撮りをしているカップルの真後ろに陣取って集合写真を撮り、諸注意を経て、各班は東京の街に散っていきました。
abcさん、集合写真の撮影ありがとうございました!
最高の写真を撮るためには最高の腹ごしらえを
ついに待ちに待ったウォークが幕を開け、まず僕たち3班が向かったのは、「洋食 大吉」
なぜかって?
たけさんぽは歩きまくるので、エネルギーを満タンにしておく必要があるからです。
そのために下町ブロガー チヒロさんの「かもめと街」の記事を参考にさせてもらい、大吉さんで昼食にしたのです。
端的に申し上げて最高のスタートを切ることができました。
注文したカニクリームコロッケとハンバーグ定食を笑顔で平らげました。
フワサク、じゅわわ。
うへへ…
雨寝さんにいただいたコーヒー豆、オシャレ。
コーヒー豆を挽く方法を考えないと。
70−200を試すリーダー。
顔隠れちゃってる。
筋肉手ぶれ補正を自らに内蔵していない人が使うと…
こうなる。
皆さん、筋トレは大事ですよ。
(もはやこのレンズを使うことがトレーニングになっているという説も…)
フォトウォーク本番
さてさて満腹になったところで、いよいよウォーク本番です。
とはいえ気合いを入れるとかそういうことはなく、メンバーとおしゃべりをしながら面白そうなものないかなあと練り歩きます。
一応の目的地は事前に打ち合わせてありますが、面白そうなものを見つけたら駆け出していくのがまた楽しい。
早速行程にはない、良さげな神社を見つけた一同。
幸先いいですねえ、どんどん行きましょう!
頑なに似たようなパッケージのペットボトルばかりがビルの隙間に。
腹ごなしに川沿いを歩きました。
写真は引き算がいいのに、なんかもうわっちゃわちゃ。
猛者二人がかりで何が行われているんだ…
こうやって人が撮っている様子を見ると、何が撮れてるんですか〜?と話も弾みます。
自分にはない視点にも触れることができて、楽しいことこのうえなし。
面白いトイレ。
川沿いを歩き回って風で冷えた体を温めるため、オシャレ感度が振り切れているリーダーの提案でカフェに入ることにしました。
最高に激渋クールなこのカフェで嵐田さんがPHOTO YODOBASHI風選手権を開始。
カッコいい写真を見せてもらい、一同感嘆の嵐でした。
それにしてもカッコいい店内。
アンダーな写真が映えます。
班の皆さんが真剣に写真を撮るために、アルコールを摂取しないストイックさを見せている中、一人でビールを選択しました。
だって楽しくて…
天井のファン、何の役割を果たしているのかは知りません。
LEDじゃ出せないこの感じ。
嵐田さんのようなお方でさえ、自然光を求めて窓際へと足を使って撮影をするというのに、このアル中は席についたままに望遠頼み。
そういうとこですよ。
遊覧船に乗るなら夕方一択だということ
カフェでオシャレと鋭気を養った一行は、遊覧船乗り場を目指しました。
行くぞ〜!!(ガラガラ)
と言いつつも道ゆくオシャレさんにはつい目が行きがち。
あ、オシャレさん…と思ったら、ブログで見るやつだ!
オシャレなお菓子屋さんで、奥様へのお土産をゲットしたひげこいさん。
いつもは僕が勝手に撮っているのに、この時はなぜか撮ってと頼まれました。
可愛い。
ついつい撮りがちなスカイツリー。
70−200では撮れなかったので、サブで連れてきていた本屋さん専用機で撮りました笑
そんなこんなで向かった先でのお目当は、あの松本零士がデザインしたという船!
男の子たちだけで乗ってきたよ!
僕らが乗ったのはヒミコというタイプで、写真のホタルナとは違うのですが、だいたいこんな感じです笑
乗り場は最高に混雑していましたが、リーダーがネット予約していてくれたので、並ぶことなく乗船することができました。
どんだけ優秀なんだこの人…と改めて思いました。
船の出航時間までだらだらおしゃべりする余裕すら生まれました。
こんな感じでウキウキで乗り込みました(男7人)
で、ですよ。
ちょうど夕日がいい感じの光をお恵みくださる時間帯に乗り合わせた3班一同。
それもこれも、他班と違いお酒を飲んだり、美女ときゃっきゃしたりすることなく写真を撮り続けたことへの天からのご褒美だったのでしょう。
すごくいい光と出会うことができました(涙)
ちなみに、遊覧船は船外に出るスタイルではありませんでした。
そのため観覧用の窓ガラスを通しての撮影になり、勝手にフィルターがかかったような描写になりました。
これはこれで面白かったです。
なんていうか…まろやか?(語彙)
ぷかぷか浮いているように見えますが、僕たちの方が進んでいるので、ピント合わせるの難しかった笑
飛んできやがるモノも笑
大人しく浮いててください(28歳 男性 PENTAX)
ま、眩しい!
まさに黄金時間。
船内はまた違った光の具合で面白い。
そしてお台場に上陸した一同。
シンボル的存在、フジテレビの球体もガン無視で。
「エモい」を連発する機械に成り果てて写真を撮りました。
こんなに刻一刻と表情が変わるなんて。
お、またリーダーがオシャレなことしてる。
(リーダーにより、スマホスタンドと化したぱーくさん)
みたいなことをやっているうちにも太陽はどんどん沈んで行きます。
反対に、陽が沈めば沈むほど歓喜の声をあげるカメラ小僧たち。
お台場のビーチに響き渡るエモいの合唱。
ごちそうさまでした。
この後、ほとんどのメンバーは栄光の一次会になだれ込みました。
写真NGな方を混乱のるつぼと化した宴会場の中から選り分けるのは至難のワザなので、飲み会の様子は割愛します。
とりあえず言えるのは、めちゃくちゃ楽しかったということ。
twitterアイコンのままの見た目をしているからか、やたらと話しかけられました。
ありがたいことです(ハチさんありがとう)
半年間待ってよかった。
次はまた半年後なのか。
耐えられるかな。
しばらくは、各班から続々と上がってくるであろうさんぽレポートで命を繋ごうと思います。
たけしさん、本当にありがとうございます。
お疲れ様でした!
3班の皆さんも、ありがとうございました!
飲み会で話しかけてくださった方々にも大感謝です!
いくら時間があっても足りないや、週1でやろう!
つまり、たけさんぽ、最高!ってこと!!
というわけで、今日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
バイバイ!
金沢の素敵な本屋さん ホホホ座金沢に行ってきました。
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
みなさんは金沢といえばどのようなイメージをお持ちでしょうか?
四季の彩りが美しい兼六園?
感性を揺さぶられるアートに出会える金沢21世紀美術館?
ほっぺたがとろけること間違いなしの海の幸?
いやいやいや。
いや。
文学でしょう。
錚々たる巨星たちを産んだ街、それが金沢。
市内には上記3人の記念館はもちろん、多くの文学関係の施設があります。
庵主も2年ほど前に文学館巡りをしました。
大変楽しゅうございました。
しかしその当時には存在しなかった魅力的な本屋さんが、庵主が金沢を去った後に爆誕していたのです。
それが今回お邪魔した「ホホホ座金沢」さん。
そう、本との新しい向き合い方を世に投げかけ続けるホホホ座さんの金沢店です。
どちらかといえば、エキセントリックな仕掛けが目を引きがちなホホホ座の各店とは一線を画した、デザインと本屋の融合が体験できる「ホホホ座金沢」の様子を、写真と文章でご紹介したいと思います。
海に抱かれた店舗
金沢駅から車を走らせること約20分。
潮の香りが鼻をくすぐり始めた頃合いで、ホホホ座金沢に到着します。
お店のすぐ目の前には、海をはさんで台場の跡地に出来た街が広がっています。
川のように見えますが、海です。
左手が台場、右手が本土(?)です。
陸地と台場を繋ぐ橋の上からパチリ。
本当に海がスレスレに迫っています。
ここまで海に近接している本屋さんはなかなかないですよね。
デザイナーもシビれる店内
店内は、通常僕たちが思い描く所狭しと立ち並ぶ本棚にぎゅうぎゅうの本たちといった様子とは全く違います。
むしろ本たちは店内のアクセント程度に置かれているだけ。
その他の空間にも随分余裕が感じられます。
余白を残して、人それぞれに合わせた楽しみ方の選択肢が提示されているような印象を抱きました。
運営や経営は各店舗独立しているとはいうものの、「本に頼る」ことをやめた、本店の山下さんの思想のエッセンスが混じっているのではないでしょうか。
入り口右手の作りつけの棚にはカトラリーやカップと同列に売り物の本が並んでいます。
白い壁に、年代を感じさせる本棚の組み合わせは堪りません。
並んでいる本たちのかっこよさも2割ほど増しているような気がします。
カラー復刻版の『のらくろ探検隊』可愛いです。
その他の分も座って読むことができます。
何気ない風を装って並べてある本はどれも思わず手に取りたくなるような面々ばかり。
一緒に行ったデザイナーの西嶋さんも心踊らせていました(他店舗も全部巡りたい!と仰っていました笑)
山下賢二さんの『ガケ書房の頃』をまだ読んでいなかったので、買い求めました。
ハイセンスな空間で楽しむティータイム
店内ではケーキセットを楽しみつつ、だらりすることができます。
座るだけで自分が少しオシャレになった気がしそうです。
いい具合に歴史を感じさせるお向かいの台場の家並みを眺めつつコーヒーを楽しむのも良さそうです。
そしてカウンターにはこの1冊。
苦いコーヒーに合う甘さでしょうか。
ついつい腰を落ち着けて長尻したくなる雰囲気です。
お土産と一緒に本を選ぶという気軽さで
店内の空間占有率が最も高いのは、実は個性的なお土産たちだったような気がします。
ショルダーバッグやTシャツ、お菓子に食器。
どれも魅力が溢れていて、ついついお財布の紐が緩んでしまいます。
素敵な商品たちは、オンラインストアからもお買い求めいただけるようです。
フェンスにシャツ掛けているの面白いし、デザインも素敵です。
ことごとくかっこいい。
これまでだらり庵で訪れた本屋さんの中でも、ホホホ座金沢さんはかなり異質な方に分類されるかと思います。
店内の本の数はおそらく最も少なかったと思います。
でも、本屋さんには本が溢れていないといけないなんて決まりはありません。
その在り方を含めて、あらゆる制約から自由なのが本だと、僕は思うのです。
事実、選ばれた1冊1冊はとても印象に残るような形で配置されていました。
プライドを感じさせるお店づくり、かっこいいです。
僕も人としてこうありたいものです。
さて今回はここまで。
いずれは全国に散らばる各店舗もご紹介したいものです。
今日も素敵な本との出会いに、感謝。
営業時間は12時から19時(月曜定休)
駐車場は5台分あります。
連休中などは混雑するかもしれないので、バスが無難かと思います。
バスの方は「中橋」「武蔵ヶ辻」「香林坊」から 61番「大野」行き「大野」もしくは63番「大野港」行き「大野港」下車
狂気のフォトウォーク「だららんぽ金沢」2日目
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
今回も前回に引き続き、だららんぽ金沢の様子を報告していこうと思います。
2日目も初日に負けず劣らずの過酷な行程となりました。
なぜそこまでして自分たちを追い込んでいくのか、それは誰にも分かりません。
ただね、立ち止まるわけにはいかんのですよ。
たとえ行く手に誰も待っていなくとも、僕たちは進みます。
なぜならこれは、フォトウォークだから…。
たけさんぽ東京はこんなもんじゃないぜ(そんなわけないです)
さあ、余計なおしゃべりはこのくらいにして、今日も作例多めでいきましょう。
出発(午前8時)
前日の飲み会はそこまで遅くなりませんでしたので、いたって健全な時間帯に活動を開始した一行。
寝ぼけ眼も覚めるような、オシャレなカプセルホテル「FIRST CABIN金沢百万石通」
2018年にできたばかりで、とても綺麗なホテルでした。
正直カプセルホテル舐めてました。
しっかりした大浴場もあるし、お洒落だし、僕の暮らしている部屋より随分綺麗でしたよ笑
しゅんさんぽも思わずキメちゃいます。
早朝の東茶屋街へ
快適なホテルをあとにして、一行が2日目の初手に選んだのは、古風な家並みが味わい深い「東茶屋街」です。
雨風に曝された木の壁って素敵ですよね。
X-H1にXF16−55mmなので、多少広角気味です。
たまたま新婚さんの撮影をやっていたので、人のいないメインストリートを撮ることはできませんでした。
通常は、9時前頃であれば、観光バスが到着していないので、落ち着いて散策することができます。
本日のカメラを準備するしゅんさんぽ。
古い家屋って縦横に線が走っていて良いと思います。
さて、ここからは勝手に敬愛するEzogeekさんをパク…参考にさせていただき、独りEzogeek選手権を開催しました(みんなが参加してくれなかったわけではありません、断じて…!!)
Ezogeekさんの撮る写真ホント最高なんですよ…///
参加者は私、クロギタロウ。
審査委員は私、クロギタロウでお送りします。
被写体はもちろんこの人、しゅんさんぽです。
どんだけ撮るんや…
やっぱり雨がよく降るからこんなに傘があるんでしょうか。
陰影こそ至高。
いいなあ、誰ですかこんなところにシール貼るのは。
参拝系女子も撮りました。
参拝興味ない系男子。
僕は、玄関に菊が居合わせる偶然をモノにする系男子です。
珍しく立ち位置を指示しました。
辞典って用済みになることがあるんですね…
増えてきた観光客に苦戦するけーすけ氏。
灯篭と花と格子と。
美味しいコーヒー出てきそう。
どうして君はいつもそうなんだ。
そこまですると何が見えるんだ!!!
早くブログ更新しなさい!!!
すみません、取り乱しました。
この時点で朝ごはんを食べていなくて、イライラしてしまって…
仕切り直す為にも、朝ごはんにしましょう。
朝ごはんにね。
朝ごはんに、しましょうよ…
今回一番の衝撃。
PENTAXの中判フィルムカメラとキヤノンEOS 5Dを持つレディ。
朝ごはん…
……。
よおし分かった。
あくまでたけさんぽの練習として金沢を利用するんだな!
お腹すいても知らないから!
というわけで、ここからは金沢21世紀美術館リベンジをお送りしようと思いますです。
あえてガラスの映り込み紳士を残して。
しゅんさんぽのシルエット。
おーい!
珍しくかっこいい感じで。
午前9時半。
僕たちが美術館に到着した時点でかなりの人だかり(入場開始は午前10時から)
これは並んでいても落ち着いて作品を鑑賞することもできないだろうということで、朝食をいただく為に同じく午前10時オープン 美術館内のカフェに入りました。
ここが美術作品に負けず劣らずな魅力的なスポットでした。
白で統一された空間は、爽やかな朝食タイムにもってこいです。
意味不明なレベルな行列に並ぶなんて、ナンセンス。
だらだらかましてやりましょうよ、だらり庵なんだもの。
着席〜。
早速良い感じの光を利用してカメラを撮ります。
もはや条件反射。
行列する人たち、ご苦労様です、そんなことを思いながら優雅なひと時を迎える心算を整えます。
シャバシャバだけど、今まで食べた中で一番美味しかったキーマカレー(温玉のせ)
けーすけ氏オーダーのケーキ。
甘いもの苦手な庵主は、ケーキの味に興味はないけど写真を撮ります。
けーすけ氏がアイスコーヒーにミルクを投入した瞬間にカメラを構えるマンです(カレーは食べ終えていない)
まだ並んでるのかい?
混んでいるところに並ぶのはいやだなあという人は、今回の僕たちのように、開場前に入場チケットを購入し、開店直後は空席が多くて快適な美術館内のカフェに行くのがオススメです。
ぼーっ。
クワッ!!
有名なあのプールです。
ここに関してのみ、撮影が可能です。
多くの人が素敵なカメラを持って、このプールの撮影をしていました。
浴衣の人も水面の揺らぎに巻き込まれてぐにゃぐにゃでした。
はあ、よかった。
内部の撮影は禁止ですが、目に焼きつく展示の数々。
圧倒されました。
そら長蛇の列作りますわ。
21世紀美術館を満喫!
余熱に体を火照らせながら、一同はお昼ご飯にする為に、近くの回転寿司「金沢まいもん寿司」を目指しました(ほぼ正午)
昨日思い知った僕たちがこんなお昼ご飯ドンピシャなタイミングで寿司屋に行くわけがないでしょう。
軽く偵察には行きますよ、どれくらい並ぶのかなんて情報を得るためのね。
1時間待ちて…
回転寿司食べるのに1/24時間を費やせというのか。
お馬鹿言いなさんな!
回転寿司だ?
ケチなこと言うな、トラックに積んで冷凍する前の採れたてが美味しいに決まっているでしょう。
というわけで金沢港に行ってきましたとも。
新鮮な魚たちが我々を待ち受けていました。
勝った…
回転寿司では決して及ばぬ領域があることを教えてやろう…とかなんとかラスボスみたいなことを言いつつ、ぱくり。
美味すぎ…
というわけで2日目はずっとだらだらしてましたね。
え?
これでおしまいなんて嘘だろ?
当たり前じゃないですか。
Booksだらり庵は本関係の情報を発信するブログ。
写真メインじゃないんですよ?(え?)
一見めちゃくちゃ良い感じにだらだらしているように見えるだららんぽ2日目。
ちゃうんやで?
本関係の記事はまた別に書くからこんなに平和に見えるだけで…
というわけで今回はここまで!
文章そっちのけで写真ばかりでしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
狂気のフォトウォーク「だららんぽ金沢」1日目
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
いよいよ個人的に今年最も楽しみにしているフォトウォークイベント、「たけさんぽ東京」が目前に迫ってまいりました。
楽しみすぎて、夜しか眠れません。
参加するメンバーや、同じ班の人たちとどんな話をしようかな、初めて会う人とも緊張しないで喋れるかしら、そうだ持っていくカメラとレンズはどれにしようかな、しゅんさんぽのおこぼれに預かって美女の撮影できないかな。
そんなことを思いながら過ごしています。
それほど楽しみにしているイベントに、ぶっつけ本番で臨んでいいものだろうか、そんなことも考えています。
結論から申し上げますと、否、です。
僕のようなボンクラは、事前に様々なシミュレーションをしてから参加しないと、当日テンパって1度もシャッターを切らない未来すらありえます。
これはいけない!
というわけで慌てて「たけさんぽ」のリハーサルに行って来ました。
場所は北陸の雄、石川県は金沢市です。
ストイックにストイックを重ねて、2000枚以上の写真を撮って来ましたので、練習の成果をご覧にいれようと思います。
僕の焦燥に巻き込まれた者たちを交えての愉快なフォトウォーク、だららんぽ金沢の開演です。
参加メンバー紹介
基本的に僕は出かける時には、目的地まで車で移動しています。
高速道路を使わないときにはガソリン代程度の出費で済むのですが、流石に金沢まで一般道路で走り抜けるのはしんどい。
しかし高速料金は馬鹿になりません。
そこで、少しでも高速代を下げるために生贄を用意しました。
それがこれからご紹介する3名です。
彼らのおかげで移動にかかる費用を4分の1に抑えることができました。
貴重な土日を僕に拘束されたうえに、お金まで払わされた超ハッピーなメンズはこいつらだ!
西嶋さん
いつもお世話になっている加古川のデザイナーさんです。
僕の数少ない素敵ポイントである、文庫本型の名刺をデザインしてくださったのが、この方。
そんな素晴らしい人ですが、カメラを向けると常におどけてくださいます。
楽しい。
メインカメラはSONY α7Ⅱ。
しゅんさんぽ
元たけさんぽ軍団の幹部。
今回の旅で庵主に撮られた1枚の写真のせいで、たけさんぽの逆鱗に触れてしまった哀れな男。
メインカメラはFUJIFILM X100F(かわいそうなα7RⅡは今日もお留守番)
けーすけ氏(さなぎ)
大阪在住のカメラマン。
「SHABA」と刻印された物騒なキャップがトレードマークの会社に縛られた囚人。
メインカメラはFUJIFILM X-T3(羨ましい)
いきなり言っておきますが、このメンバーで金沢行けてホント良かったです!
ずっとワイワイ喋りっぱなしで、男子中学生みたいな馬鹿話しながら写真を撮って、疲れたらお酒飲んで小学生みたいな話して、一言で申し上げますと、最高。
楽しさが伝わるような写真、バッシバシ載せていきます!
まずはだららんぽ金沢の初日の様子を喰らえ!!
出発(午前3時)〜山代温泉古総湯(午前9時)
あくまでフォトウォークの練習なので、なるべく長い時間撮り歩きたい!ということで、出発は午前3時になりました。
30分かけて西嶋さんとしゅんさんぽを迎えに行き、ついで大阪のけーすけ氏をピックアップ。
全員集合した時点で、午前5時です笑
移動中の車内で、今回の旅のタイトルが「#だららんぽ金沢」に決定しました。
提案者はしゅんさんぽです。
寝起きで頭がまわっていなかったのでしょうか、何度考えてもよくわからないイベント名です笑
「だらり庵」と「さんぽ」が混ざっているのだとは思います。
でも「さ」じゃなくて「ら」なのが不可解だと思っていたのですが、今思えばこの「らんぽ」はこの後の展開を密かに暗示していたのかもしれません…
さて、まず一行が向かったのは金沢の手前にある加賀温泉郷の一つ、山代温泉。
まだ何もしていないのに、いきなり体力の回復をはかります。
そこに「古総湯」という最高にハイカラな温泉があるということで訪れました。
そこで写真を撮りまくるのかと思いきや、浴場の様子は撮影NG(そりゃそうだ)
写真好きなら撮影したくなること間違いなしの、最高な浴場の様子が知りたい方は以下のページからどうぞ。
どうです、すごいでしょう?
明治時代の最先端、カラフルなステンドグラスが湯船に落とす光は幻想的で、ただでさえ気持ちのいいお湯をさらなる高みへと押し上げてくれています。
気持ちよすぎて疲れるレベルです。
僕たちも湧き立つ写欲を抑えつつ、のんびりとお湯に浸かりました。
珍しいことに、いきなりだらりのクライマックス。
最高に気持ちいい時間を過ごすことができました。
お湯からあがり、一行は撮影可能な2階で休憩。
トリコロールのステンドグラスがとても美しい休憩室。
全員体から湯気を発しながら撮影に勤しみます。
休憩なんてしてる場合じゃねえ!
この素敵空間はデザイナーの目にどう映ったのか。
気になります。
こちらのカメラマンは得意の水晶を持ち出してパシャりしてました。
君は何してるんだ。
僕を撮ってどうする。
ステンドグラス撮らんかい!
やれやれ、世話の焼ける。
一方の庵主はというと。
とりあえずカメラとレンズを撮っておきますね。
いやホント最高。
この日の山代温泉はあいにくの小雨でどんよりしたお天気。
晴れた日には一体どれほど美しいことになるのか。
ぜひまた行ってみたいです。
温泉のあとは何かお腹に入れたくなるのが人間。
休憩所の窓から気になるものが見えますねえ。
卵の撮影に定評のある庵主ですので、当然行きました笑
1個60円の幸福を喰らえ!
お塩を振って、ちゅるんと吸い込みます。
至福よ至福。
毎朝食べたい、マジで。
温泉まんじゅうも可愛い。
温泉地にある食べ物ってどうしてこうも魅力的なんですかね。
口福も味わったところで、申し訳程度に撮り歩きます。
口だけじゃなく、目にも仕事をしてもらわねば。
以下、黙々と写真が続きます。
雨だからこその楽しみ方も。
お寺には得意の美女はいませんでしたが、何が撮れましたかな?
あ!(ディレクションだということにしておこう)
僕も置いてみたけど、うまくいかない。
これは自然になっていました。
ホント紅葉って絵になりますね。
さあどんどん行きましょう!
だらり庵のくせに、思いがけずだらりしてしまいました!(あれ?)
次に一行がたどり着いた…ここはどこ?
分かりません!
ただ車窓から良さげな景色が見えたので、車を停めました。
そしてファミチキを食べました。
美味しかったです(写真はどうした)
車をおりて、美女を探すしゅんさんぽの図。
普段の様子が垣間見える良い写真ですね。
僕は美女じゃないので、シャッターの無駄遣いですよ。
全然関係ないけど、チラ見せするセーターの袖の色良いな。
しゅんさんぽ、美女が見当たらなくて見境無いモード。
と、こんな感じで遊びながら金沢を目指しました。
金沢到着(正午)
ふざけた一行が金沢市内にたどり着いたのは、ちょうどお昼。
この時間帯には美味しいものがあるところは混雑しているというのは、幼稚園児でもわかることなのに、金沢の胃袋「近江町市場」に殴り込みました。
フザケンナってぐらいに混んでました。
市場内の蟹と人どっちが多いか良い勝負じゃないかってぐらいの大渋滞。
帰省ラッシュの高速道路かと思いました。
これならルンバの方が早く進む。
人間なんて嫌いだ!
人間好き!
それにしても蟹は怪獣じみてる。
一杯17,000円とかありました。
お金にしか見えませんでした。
あまりに混みすぎていたので、市場でのお昼ご飯は泣く泣く諦めて、歩きます。
目にも鮮やかな海鮮丼を横目に見つつ歩む、いわゆる苦行です。
武士は食わねど高楊枝
というわけで僕たちはSAMURAIなので、半ば義務としてお城に向かいました。
金沢城です。
お腹がすいて力が出ないので、投げやりに撮りました。
でも侍なので痩せ我慢をしてシャッターを切り続けました。
お庭も広々としていて、気持ちいいです。
近江町市場もこれぐらい広ければいいのに。
お腹空きすぎたのかな?
みんな元気ね。
庵主はお腹空きましたよ。
それでも気力でシャッターを切ります。
鬼気迫るものがありま……せん。
とかなんとか言ってますが、日本三大庭園に数えられる兼六園に着くと、結局写欲がむくむく立ち上がるから不思議なものです。
右端にしゅんさんぽが見切れてるぅ!!
ところどころにふんわりした写真が混じっているのは、加工ではなく「ブラックミストNo.1」というフィルターの効果です。
使いこなせなさすぎて笑えます。
ちゃんと使えば素敵な写真が撮れます。
そしてついに一行はお昼をとらずに金沢最大の観光スポット金沢21世紀美術館へ突入。
ここも近江町市場に負けず劣らずの混み具合だったので、周りをフラフラしました。
それでも充分に楽しかったです。
美術館は大きなガラス窓がぐるりと張り巡らされているので、大変よい自然光が差し込んで来ます。
曇りが多い北陸ですが、金沢市内は珍しく快晴でした。
お、これは。
きまぐれだらり庵で味をしめましたね笑
集合写真です。
美術館の外で1日遊べますね。
とはいえ遊んでばかりもいられないので、とうとうお昼ご飯に!(午後3時)
執念の海鮮丼は涙の味がしました(美味しすぎた)
写真なんか撮ってる場合じゃないほどお腹が空いたので、勢いよくかっ込みました。
そして夕暮れ。
ちょうどこの日、兼六園では紅葉がライトアップされたのですが、思った以上に光量がなく、まるで何も撮れませんでした笑
もはやアンダーに振り切って。
僕にはどうしようもなかったので、iPhoneで撮ったりしました笑
そして金沢の街を彷徨い、一行はついに優勝へと歩を進め、酒の底に消えていったのでした。
というわけで、だららんぽ金沢の1日目終了です!
普段よりだいぶ長く、写真が多くなってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
それでは、また後日、だららんぽ金沢2日目でお会いしましょう。
東京 しのばずくんの本の縁日2018に遊びに行って来ました!
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
縁日。
その言葉を聞くと、幼い日の夕暮れ、母にもらった500円玉を握りしめて、ずらりと居並ぶ屋台の間を縫うようにして歩いた記憶が呼び起こされます。
握りしめた500円で、何を買おうか、頭の中で色々考えながら歩くのは、すごく楽しかった。
喧嘩祭のようなものは苦手ですが、周りの人みんながちょっと浮き足立って笑顔になっている、あの非日常感は、たまらなく好きです。
そんな縁日に、「本」が加わるとどうなるか。
だらり庵の出動ですよ。
というわけで東京 千駄木の養源寺で催された「しのばずくんの本の縁日2018」に行ってきましたので、その時の様子を写真と文章で振り返ろうと思います!
しのばずくん可愛い。
しのばずくんの本の縁日とは
一箱古本市の総元締め「不忍ブックストリート」によるブックイベントで、今回で3回目の開催となります。
住職さんも本好きなのだそうで、境内が本で埋まった景色を見てみたいということで実現した素敵イベントです。
当日は新刊書店や出版社、ミニコミ、リトルプレスなど、多種多様な出店で大賑わい!
本好きにはたまらない空間で、のんびり各ブースを冷やかしたり、休憩がてらビールを飲んだり、お店の人と本の話をしたりと、どんな楽しみ方をしてもいいのが魅力。
いやー、この楽しさ、日本中の本好きに届け!
超楽しいから!
写真たくさん貼ってくから!!
というわけで以下、会場の様子です。
本に満ちた空間にいられる幸せ
のっけから『すきやき』失礼します。
高松の「海の見える一箱古本市」でも見かけた一冊。
その時から気になっていた1冊。
とうとうお買い上げです。
境内の真ん中にはテントが貼られています。
こぼれる陽射しが気持ち良さ倍増です!
おっさんみたいな猫。
『ぐいのみ』気になる。
「みんな僕を読んでおくれ〜」という声が聞こえてきそうです。
「書肆 鯖」
周りの本を押しのける存在感を放つ看板です笑
鯖の次はサメ!
インパクトの強い本屋さんがたくさんでした。
本当に色々な本がありますね。
あ、主催の南陀楼綾繁さんの本だ。
姫路で行われた南陀楼さんのトークイベントで、この縁日に参戦することを決意したのでした、そうでした。
目にも楽しい本たちであることよ!
遊びに来た人たちの様子
本に誘われてたくさんの人々が。
みなさん、思い思いに本と触れ合っていましたよ。
豆本サイズ!
外で行われるイベントは、明るい雰囲気で楽しめるから、良いですね。
ピクニックシート敷いて、なんて気持ち良さそう!
ほら!
本全然関係ないけど、こんなに楽しそう!
うむむ。
本を選ぶ姿勢は真剣勝負!
すごく難しい本読んでそう。
大変だ!子どもが絵本に食べられてる!!
その他のあれこれ
会場には本以外にも様々面白そうなものがありましたぞ。
すごい!
ブックカバーのお店があるなんて。
しのばずくん可愛い。
視線を感じると思ったら、おしり探偵が……!!
尾行されてる!
猫のマスキングテープを売っていたのは外国の方でした。
ここは本の縁日、犬も歩けば本にあたる!
というわけで、楽しかった時間はあっというまにすぎてゆきました。
この後は、本のある風景を撮っている写真家 潮田登久子さんのトークイベントに参加してきました。
本屋さん、本を撮影する者としてぜひお話を伺いたかったので、とても貴重な時間を過ごすことができました!
トークイベントの様子は撮影禁止でしたが、お話の内容を僕のこれからの撮影で体現できれば良いなあと思います。
いやあ、本当に楽しかった。
遊びに来ている人たちの顔も笑顔一色。
でもそれぞれに色の違う笑顔ばかりで、カラフルさが心地よかった。
ぜひこれからもずっとずっと続いて欲しいイベントです。
というわけで、今回はここまで。
今日も、素敵な本との出会いに、感謝。
まだ見てるよ。