大分の素敵な本屋さん、カモシカ書店に行ってきました。
みなさん、こんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
久々の本関係の更新となってしまいました笑
ホント、だらだらしてないし、Books要素少ないし、タイトル詐欺なブログで申し訳ありません。
さて、先日大分市は中央町にある素敵な本屋さんに行ってきましたので、今回はその時の様子を写真とともにご紹介しようと思います。
失礼を承知で申し上げますれば、僕の28年間の人生において勝手に育てあげた大分のイメージは、どちらかと言えば湯けむりにあてられた純朴な人たちの多い、比較的トガっていたり、スタイリッシュなおしゃれさといったものとは縁遠い街、というものでした。
(今思えばこれは完全にイメージの産物です。しかも別府の。僕なんて輪をかけて朴訥と言われる宮崎県人なのにね)
そんなところにまさかこんな洗練された空間があるなんて、そう思わされたのが今回訪れた「カモシカ書店」さん。
大分駅から北面し、中央町の商店街を抜けた先に店舗を構えておられます。
2014年5月にオープンした、比較的新しい本屋さんです。
外観から抱いたファーストインプレッションは、特に変わったところはなさそうだなあ、というものでした。
お店の前に出された看板。
ものすごくドリンクやフードを推してきます。
どうやら自信があるようです笑
とはいえ、本屋さんに来たのです。
店内の様子を見て行きましょう。
僕がよく見る夢に出てくる、何者かに追いかけられて渦巻き状に角を曲がり曲がっていった末に追い詰められてしまう、袋小路のような配置の本棚
え、本屋さんというにはあまりに本の数が少なくないか?と一瞬思ってしまいました。
安心してください。
そんなわけありません。
ほら。
こんなこと言う本屋さん初めてです笑
否が応でも期待が膨らみます。
2階へと続く階段で1枚。
本気の2階へ来てみました。
本気すぎるでしょうよ。
何?
何かカモフラージュでもしてるの???
スパイ的な何かや特殊工作機関にでも狙われてるの?
ってぐらい2階はすごく広々とした素敵空間です。
本棚には映画・音楽・文学など、眺めているだけでアートなセンスが磨かれてしまいそうな魅力的な本がずらり。
古本が中心ながら、新刊本も取り扱っておられます。
本棚のレイアウト、チョイスからも本に対する並々ならぬ想いが伝わって来ます。
窓の外に照りつける、苛烈な真夏の日差しとは無関係に体温が上がるのを感じました。
棚の上に鎮座まします本たちはDon’t touch!
貴重な本たちが並びます。
うおお真夏だから極力テンション抑えていたいのに、棚を渉猟するに連れてアガってしまううう!!
というわけでクールダウン。
お店の奥や窓際にはリラックスできる椅子やテーブル席があって、美味しい飲み物や軽食、デザートを楽しむことができます。
僕はジンジャーエールを頼みました。
最奥にはお酒がたくさんのカウンターが!
ちくしょう、今日は車だ…
お酒が飲めないなら食べてストレスをどこかにやってしまいましょう。
クールダウンした体にキーマカレーをぶち込むあたりが最高にCOOOOL!!でしょう?
カモシカ書店を紹介してくれた地獄アンバサダーことよしづみ氏はピザトーストを注文。
大満足!
これまでのカモシカ書店さんの歩みとか、オーナーの岩尾さんのお話とか書こうかと思ったのですが、なんだか野暮な気がしてきました。
残念ながら岩尾さんのお話を伺う時間はなかったし、またリベンジしに来ます。
よりカモシカ書店について知りたい方は、いやそうじゃない方も読むべきなコラム。
オフィシャルサイトのリンクも貼っておきます。
俺を読め!いや俺だ!と言わんばかりに伸び上がってくる本たちのギミックが面白いサイトです笑
カモシカ書店さんではずっと探していた『エンデの遺言』と『デザインのめざめ』を買いました。
レシートにもカモシカを載せるあたりのこだわりがまた良い。
こういうところにチラ見えするこだわりってくすぐられるんですよね。
オーナーの岩尾さんにはお話を伺えませんでしたが、また遊びに来る口実ができたというもの。
姫路から車でたかだか8時間ですもの、いつだって遊びに行けますって!(錯乱しています。お酒を飲みながらこの記事を書いておりますゆえ)
まだまだ僕はカモシカ書店を遊び尽くせていませんね。
なんなら次は夜に来てクラフトビールなんか飲んでみたいですねえ。
というわけで、本日もお読みいただきありがとうございました。
今回はカモシカ書店さんの後に向かわなければならない場所(地獄)があったため、長居することができなかったのですが、それでも充分に面白かった。
本棚を眺めて回遊するのが楽しくなるような広がりのある空間は心地よいし、本のチョイスも抜群です。
皆さんも、大分市にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。
今日も素敵な本との出会いに、感謝。