僕のダブルマウント生活。 【 #CameraBlogAdventCalendar2018 】
みなさんこんにちは。
今日もだらだらしてますか?
どうも、だらり庵 庵主のクロギタロウです。
神の思し召しにより、カメクラが誘うAdvent Calendar2018に参加することになりました。
クリスマスへのカウントダウンをカメクラたちがリレー形式で盛り上げていくというこの企画。
12月8日に担当されたabcさんの後を受けて、僕の番がやってきました。
カレンダーかと思うようなabcさんの記事はこちら。
このように、カメラの沼に蠢く猛者たちが、読者を沼へとドロップキックするという恐ろしい企画に参戦を表明して、いささか後悔しております。
僕のような者では、沼の最深部を覗くことも許されません。
なので、僕は浅瀬でチャプチャプしている様子を記事にしようと思います。
僕が他の人とあまり被っていない点というと、現行でメインマウントが2つあるところくらい。
というわけで、今回はこの1年間のダブルマウント生活についてご紹介しようかと思います。
ペンタくんとフジさん
我が家では違うメーカーのカメラ2台が覇権を争っています。
どちらが真のメインマウントになるのか。
普段は仲良く鎮座しているように見えますが、その実裏ではバチバチに火花を散らしています。
ここでは、そんな風にしのぎを削る両雄をご紹介しようと思います。
赤コーナーは、問答無用の描写で殴るPENTAXが誇るフルサイズ機K-1です。
半世紀以上にわたるPENTAXの歴史、そのDNAの全てが結晶した最高のカメラ。
彼こそが僕を沼のほとりに立たせたカメラであると言って差し支えないでしょう。
まず名前がいいですものね、潔くK-1!ときたもんだ。
実にシンプル。
これなら36.8度が融点の僕の脳みそでも名前を覚えることができます。
そして当然のことですが、ひとたびシャッターを切れば、僕の脳みそはとろけます。
今年の1月に手に入れて以来、僕はひたすらK-1の装備を充実させることに邁進してきました。
その軌跡を少しご紹介。
本を撮るために手に入れたレンズ。
本に寄りまくって装丁の細かいところまで見せることができるので重宝しています。
50mmという画角なので、マクロ撮影以外にも気軽に撮ることができる便利な子。
現行ペンタくんで使える唯一のArtレンズです。
引くほどキレキレな写真が撮れます。
ここから怒涛のLimited三姉妹。
ペンタ使うなら持っておきたいという、非常に評価の高いレンズたち。
今すでに彼女たちは皆僕のもとを去っています。
多分描写の好み的に、買い戻すとしたら77mmだろうなあ…
31と43で撮った写真がほとんどないなか、77mmはたくさん撮ってました。
だけどK-1の操作の仕方ほとんどわかってなかった時点で迎え入れた31mm、43mmも可哀想ではあります…今ならもう少しマシに使ってあげられるか…
と、ウジウジ後ろを向いていても仕方ありません、どうせまた出会うのだから笑
さて次は、上記の3本の画角を1本で全てカバーする、便利ズームですね。
彼に至ってはしゅんさんぽとよこっちさんで広島を練り歩いた時ぐらいしかメインでの活躍はありませんでした。
すまぬ…
サイズも手頃で、写りも良好だったのですが、F値に満足できませんでした。
そして上記のほとんどのレンズを供物とし、召喚されたのがこのナナニッパ。
135mmの単焦点がPENTAXにないので、ズームレンズで代用することにしました。
とてつもなく重いですが、暴力的なまでの写りを見せてくれます。
この重量を活かして筋トレが捗るので、これ以外のレンズを使った時に重さをほとんど感じなくなるというメリットも。
これからガンガン使っていきたいレンズです!
続いて青コーナー、何を撮っても感情を揺さぶられてしまう、富士フイルムのX-H1です。
X-100F、X-T20と着実に富士の樹海をさまよい、彼女のもとにたどり着きました。
静かな本屋さんの中で写真を撮る僕のために作られたような、おしとやかで最高のカメラです。
囁きかけるようなシャッター音。
人生丸ごとブレがちな僕をしっかり支えてくれる、強力なボディ内手ぶれ補正機能。
そして富士フイルムならではの、間違いのない描写。
彼女ようなカメラがそばにいてくれて、ぼかぁ幸せもんだなあ。
そんなX-H1の魅力をさらなる高みへと引き上げてくれるレンズたちもご紹介いたします。
神レンズと名高いこちらのレンズ。
正直なところ、今まで使ってこなかった画角なので、なかなかピンときていませんでした。
しかし徐々に慣れてきたのか、少しずつその良さを味わえるようになってきました。
ものすごく軽量でコンパクトなので、これからどんどん持ち出していきたいです。
僕の手持ちの中で一番好きなレンズがこちらです。
スナップには少々難しいと言われる画角の狭さですが、何も気にせず使いまくっています。
おそらく全レンズの中で最も登場頻度が高いはず。
圧倒的な描写力で、被写体を浮かび上がらせる最高のレンズ。
このレンズを手放すことがあるとしたら、それは僕が写真を撮るのを辞める時、そう言い切れるほどです。
もはや愛。
フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | 富士フイルム
レンズをガチャガチャ交換する手間を省きたい時用にと、1本で色々できるマンとして購入しました。
特に不満もなく、素直でいい子でしたが、本屋さんの内観を撮るのにはあと一歩狭かったので、手放してしまいました。
軽くて持ち出しやすい、優秀なレンズだと思います。
フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR | 富士フイルム
そんな18−55に成り代わって我が家にやってきたのが、赤バッジ先生。
フォトウォークやTwitter上でよくしてもらっているASOBITRIP(あそびとりっぷ)のよこっちさんを介して入手しました。
僕の使命、本屋さん撮影に特化した最高のレンズです。
レンズ内手ぶれ補正がないので、X-H1と組み合わせることでさいつよになる人。
正直、これ1本あれば、大概のことはこなせてしまいます。
2018年の締めくくりとなるレンズ。
手に入れたばかりでまだ何もしていませんが、早くも2019年が楽しみでなりません。
乞うご期待!
さて長々とレンズの紹介になってしまいましたが、特に語ることはないので、最後にダブルマウント生活の功罪について述べて終わりにしようと思います。
ダブルマウント生活の良いところ
メインマウントの座を手にするため、両マウントが切磋琢磨するので、いい緊張感を持って写真を撮ることができます。
メーカーによって撮れる風合いは違いますので、気分に合わせてマウントを変えて楽しむことができるというのが、ダブルマウントの良いところではないでしょうか。
ダブルマウント生活のあかんところ
片方のマウントの機材を充実させると、もう一方がじっとりした視線を投げかけてきます。
もちろんカメラは喋りませんが、無言のプレッシャーを感じてしまい、ついついこう言ってしまいます。
「まあまあ、待ってなさい。お前さんもすぐに強くしてあげるから」と。
切磋琢磨と言えば聞こえはいいですが、要は欲しいレンズが2倍に増えるというだけのこと。
こんなことやってると、じきに破産します笑
で、これからどうすんの?
とかなんとか言ってますが、ダブルマウント体制は来年以降も続けていきます。
ペンタくんもフジさんも大好きなので…///
あーあ、宝くじ当たらないかなあ。
というわけで、僕の1年振り返りはここまで!
明日は、ゴリゴリのママカメラマンはるさんが記事を書いてくださる予定です。
お楽しみに!